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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

ひさしぶりにフラヴォン

2010-10-18 21:24:33 | 馬が好き
はい、朝早くから目が覚めちゃって、9時から乗馬に行く。
馬、何にしようか、どれでもいいって言われるんだけど、私もどれでもいい
いろいろワガママ言って、もうだいたいひととおり乗ったしね。
でも聞くところによると、近々、新しいポニーが来るって話なんで、それには乗らせてもらおうかな?
(ポニー乗るのには、減量しなきゃいけないのかな、俺?
なんのために乗ってんだ?って言われても困るんだが。まあ、どの馬がどんな感じかわかれば、それで楽しいので。
でも、どっちかっていうと、能力っつーより、性格の違いみたいのがわかったほうが面白いんだ。
(そういえば、きのう馬事公苑行ったんだけど、うらやましいことに、いろんな馬がいたなぁ、それこそポニーとか。…知らない馬には決して触らないけど。)
自分の技量とかについては身の程を知ってるんで、どの馬に乗って何をしようとか・したいとかって無いし。結局、どれでもいいって言っちゃう
どれ乗っても、気持ちイイ馬ばかりで、動かすのに大汗かかされるようなのいないしね。
(でも、錚々たるメンツがいるから、もチョットうまくなったら一度は○○で競技してみてぇなぁ、みたいな妄想を抱くときもないこともない

さて、なに乗ろう。強鉄で森林を散歩しようか?って案もあるんだけど 森んなかで落馬したらヤだしなぁ。そしたら、きっと強鉄だけ厩舎に帰ってくるよ、逃げてどっか行ったりはしないで。
冗談はともかく、ぢゃあ、ひさしぶりにフラヴォンに乗りますかって結論になる。そういえば、去年のいまごろ、半年休んでた復帰戦でフラヴォン乗ってたなぁ。3回乗っただけで、試合まで行っちゃって

フラヴォン、おもしろいからなぁ 馬房から外にクビ伸ばしてきたときに、ベロを指でぷるぷるしてやったり、アゴの下を撫でてやったりすると、ヘンな顔して遊びに付き合ってくれるし

さあ、でも乗ったらマジメにやんだ、練習。
先週のおさらいだ、常歩からハミうけを意識して、肩甲骨を左右くっつけるようにしてヒジを体側に。
できてるのかなー?やっぱできてないかー? わかんないってことはできてないんだよ、ちゃんとしたハミ受け。常歩でせっせと歩かせる。でも、いつもの顔が前のほうに伸びちゃってるのに比べたら、ちょっとはいい格好のような気がするけどなー? どう?窮屈ぢゃない?フラヴォン?
「あれ?マルタンつけたんですか、フラヴォン? マルタンつけると、いい馬に見えるなぁ」
…って、そうですか、それだけのことでしたか

速歩するよ。最初は、動きのジャマしないように、ゆるーくするけど、やっぱだんだん適度なとこで受け止めるようにしたい。
輪乗り、輪乗りのなかで手前替えて、速歩つづける。適当なとこでアブミをはずして、爪先を外に向けないように姿勢をチェック。
アブミぬいだまんま軽速歩してみて、って言われたんで、やる。
軽速歩ったら、アブミの上に立つんぢゃないのって人には、奇異に聞こえるかもしれないけど、馬の動きにあわせておしり動かすだけで、やりゃ出来るもんなんである。っていうか、私ら乗馬始めたころにやらされたんで、別に不思議なものではない。
だから、初心者教室とかで、馬のリズムと合ってないのに一所けんめい立ち上がろうとしてる人とか見ると、いっそアブミはかないでやりゃいいのにと思うときがある。あと、立つ・立つ・座る・座るの2拍ずつの軽速歩とかね、手前がどうこうとか分かんない人に有効だと思うんだけど。(こちらは賛同してくれる人が少ないが。)
私ら春に乗馬始めた夏には、アブミあげて速歩で横木またいだり(もしかしたら超低いクロス飛んでたかも?)してたからねえ、なんかそういうの基本だと思ってる部分はある。ただし、思えばあれから全然うまくなってはないんだから、困ったもんだ

んぢゃ、駈歩。輪乗りで駈歩。ハミうけ、ハミうけ、歩度を詰めたり伸ばしたり、輪乗りを詰めたり開いたり。
外側をもう少ししっかりした壁にするように注意される、おっといかん、肩甲骨と、拳を開かず、左右の壁でつくった箱のなかに馬をいれなきゃ。

ぢゃあ、障害。あいかわらずアブミ短くしたりしないんだけど。
障害の前に、地上横木で練習。速歩で横木5本またぐ、一歩ごと脚つかう。フラヴォンは、こういうの怠ってコンタクト弱くなると止まるんで、この時点からしっかりやる、グイグイグイと。
んぢゃ、クロス障害。回転弱くなんないように前へ前へ、障害にまっすぐ向いたらジッとして、ハミうけ、ハミうけ、コンタクト失うな、踏み切りバー置いてあるんで、グッと脚で合図、飛ぶ。
だんだん高さ上げて何回か繰り返し。障害の前でしっかり持ってるようにしてると、フラヴォンがグググっと前へ出ようとするのを感じる。いい兆候だ、練習でフワフワ乗ってると止まっちゃうんだけど、試合にいくと勢いを制止するのに引っ張るくらいで丁度釣り合いとれて、どんな障害でも跳んでくれちゃう。
でも、「もっと随伴して、手を前に出して」と言われちゃう。手綱投げるようにすると止まると思って、コンタクト強くしようとして引っ張りっぱなし、それぢゃ馬も飛びにくいわな。
万事がそう、ハミうけだなんだ言って、プレッシャーかけたり、ぐりぐりやって、そこで譲るというかリリースすることが瞬時にできない、それぢゃダメだな、馬だって仕舞いにゃ怒るかも
んぢゃ、駈歩で垂直。回転つよく、向いたら待って待って、グイっと合図で飛ぶ。フラヴォン、手応えいいな、今日はやる気感じる。繰り返すと、障害に向いたとこで走ってきそうになる。そういうときちゃんとコントロールしないと、障害の真ん中に入れず左右に寄ったりしちゃう。
で、何回目かに、ヘグって、垂直障害ぶっこわす勢いで突っ込んで止まっちゃった。なんか踏み切り合わないのに、馬に任せときゃいいのに、無理くりグイってやったら、そりゃ無理だーって馬もビックリ、ガッシャーンって突っ込んでしまった
はい、もう一回、仕切り直しで、回転、おっと外側の手綱を意識して、まっすぐ真ん中目指して、グイっとジャンプ、ポンポン。

そんぢゃ、障害4つくらい、経路にして飛んでみますか。怪しそうな、クロスの間に色つきの衝立が入ってるのがあったから、先に見せに行っとく
駈歩でスタート、大きく左手前でまわってきて、ひとつめのクロス。飛んで、シンプルチェンジ、右手前で180度以上まわって、衝立つきのクロス、強くぶつけるつもりで、ジャンプ。すぐ左回転、180度以上まわって、ラチ沿いを進んで90度左へ、クロスを飛ぶ。右へ、220度くらいまわって行って、垂直。飛んだら、ゆっくりと抑える。
「ずっと同じペースで駆けること、障害に向いたとき、馬にターゲットがばれたとこで、勢いが出ちゃってる」
はい、もう一回。比較的ゆったりとした駈歩、障害に向く、同じペース保つ、飛ぶ。飛んだあと馬に走られないこと、腰張ってしっかりと手前替えて、次へ向かう、ジッとして、障害の前で合図、飛ぶ。左へ、回転は急なんだけど、急がせない、次の障害をよく見て、まっすぐ連れてく、飛ぶ。最後、右へ、急がない、馬が下のほう覗きこんだりしないように、しっかりと持って、飛ぶ。ま、いいでしょ、ポンポン
フラヴォンに乗ると、ついつい止まられた経験を思い出して、強く引っ張っちゃうんだけど、まあ普通にしてれば、たいがいのものは飛んでくれます
練習終了、手綱を伸ばしてゆるーく速歩したあと、やっぱり常歩でハミうけをどうにかしようとやってみる。うーん?

練習のあと、汗かいたとこ洗う。なんか毛が長いな、フラヴォン、冬支度かい?

洗ってるときから、拭いてるときも、なーんかうるさい。お約束のリンゴをとりにいってくると、おらおら早く持ってこいよと、前がき。なんか私はこやつに甘く見られてんぢゃないかと、思う

おまけ
16・17日の土日、馬事公苑で行われた、オリンピック記念馬術大会に、オリアンダーとエアサンタムールが出場したんで、きのう観に行ってきました。

オリアンダー、安定した走行でした。100センチの競技で3位入賞しました。

さて、“サンタ”は?
なんでも前日には、障害を二つ三つ落としたらしいんだけど。

この日も110センチで、ひとつ落とした。(7位入賞したけど。)

そのあとに出た120センチでは、4つ落とした、減点16。
「喝だ!」

ちなみに、100センチに優勝したのは、筑波スカイラインスティーブルというところのケイスIIIという馬。ちっちゃいペイントホースで、見た目はポニー競馬でも始まるのか?って感じなんだけど、これがすごい、すごい。

はやてのように走りぬけて、障害をポンポン飛ぶ。前日は80センチと90センチ連勝したらしいんだけど、この日の100センチも61秒台で駆け抜けて優勝(減点ゼロでタイムが速いもん勝ちのルール)。なんか世界が違う感じ


で、どうでもいいけど、遠征に行ったせいで、オリアンダーが意外と寂しがり屋だってことが、わかった
自分の競技が終わって馬房に帰ってきたとこまではよかったんだけど、こんどエアサンタムールが試合に出ていくんで対面の馬房からいなくなったら、ヒンヒン鳴いてた
ふだん偉そうに威張ってる感じがあるんだけど、実は口ほどにもなく、となりに馬が見えないだけでブヒブヒ鳴くようなとこあるんだってわかった、かわいいとこあるじゃん?
コメント
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