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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

秋風のなか、栄峻に乗る

2010-10-19 19:13:24 | 馬が好き
読書しないで、乗馬にいく。
タイトルは気取ってるわけぢゃなくて、きのうまで半袖1枚だったのに、きょうは今シーズン初めて、長袖シャツ(しかも下にTシャツ)を着て、乗ったから。(乗る前に袖は腕まくりしてんだけどね。)きょうから秋ってことにしようぢゃないかと
きのうのほうが天気よくて、気候的には秋って感じなんだけどね。馬上でウインドブレーカーが必要になったら、冬ってことにしようか。
季節が進んでるのを感じるのは、人間だけぢゃなくて、各馬房の前んとこに、それぞれの馬着が出してあった。もうすぐ着るんだ。

代わりに扇風機とかは仕舞っちゃったみたい。馬を飼うのも大変だあ。

さて、きのうに続いて、どれにしようかな状態なんだけど、なんとなく栄峻になる。
芦毛はキレイにしてるとキレイなんだけどね(なんのこっちゃ)、朝馬房から出したとき茶色っぽく汚れてる場所があったら、ごしごしタオルとかブラシでキレイにしなくちゃいけない。(みっともない写真を撮ってもいけない。)

さて、馬装して、用心のためにムチ持って、乗る
常歩で、ハミうけーって、前に出てないぞ、栄峻 ほりゃ、もっとサクサク歩いてくれよ。
速歩しても、なんか動きが重いな~、輪乗りの手前を替えるときなんか、止まんないようにするので精一杯だ
ムチ使うと、怒るし タイミングが悪いのかな、過剰に反応されちゃう。脚つかう、反応鈍い、もう一回強く、そこで一緒に肩んとこへムチ当ててみる。
いつものように、アブミはかないで輪乗りとかして、一方では手綱でのコンタクトを探る。ありゃ、うかつに手綱のテンションいじろうとすると、止まっちゃいそう
駈歩も、なーんかいまいちだ、走ってないもん これ“なんちゃって駈歩”になってんぢゃないの? まわりのひとには、前脚だけかろうじて駈歩のカッコのように動いてるみたい(=なんちゃって駈歩)に見えてるんぢゃない?
ふーぅ、疲れちゃった 上でジタバタ動いても、ジャマなだけで、駈歩の動きは改善されないんだけどね、わかってても、つい無駄な力を入れちゃう。

ぢゃあ、地上横木の通過でもやってみますか。速歩で、横木4本あるとこに向かう。
一発目が勝負だぞ、うりゃうりゃ、って入ってったはずなのに、悪い予感は的中するもので、横木の前で栄峻がバタッと止まる。「おっとっと、あぶねえ危ねえ、引っ掛かるとこだったぜぃ」って感じで、さも当然そうに、肢ふんばって拒否すんだもんなー
そんな遠くいかないように巻いて、もう一回、回転とこから強く推進、下覗かないようにしっかり持ったほうがいいのか、ラクにしたほうがいいのか分かんないまま突入するんだけど、観念したのか、今度は横木をまたいでく。そしたら、3本目くらいのとこから、速歩やめちゃった
速歩続けるよーに!ってことで、もう一回、さらにもう一回と、通り抜けたあと左に右に手前を替えて、何度もやる。横木のとこで軽速歩やめてグッグッグッと圧したりしてみる。どうにか速歩で横木を通過してくれる、でも「躓いたらどーすんだよー?」みたいな雰囲気なんだな、栄峻の背中
んぢゃ、駈歩、もうすこし間隔の広い3本の横木に向かう。こんど止まるとエライことになる(つんのめって落ちる)ので、一所けんめ動かしていく、真っ直ぐ向いたら駈歩をすこし強くして、ポンポンポンとまたいでく。
手前を変えつつ、何回かやる。右手前のときのほうが勢いあるかな、ちょっとやる気が出てきたっぽい。んー、でも、きょうの栄峻、なかなか火がつかないなぁ? いつもはどこかでプチンとスイッチが入って、猛然と向かっていくようになるんだけど。

ぢゃ、障害。なんか乗りにくいのでアブミ一穴つめていく
速歩でクロス、と思ったら回転するとこで駈歩になりかかった ヘンなときスイッチ入んないでくれよなって、一回巻乗りして、速歩で真っ直ぐ障害へ。勝手に速くなんなよーと肩甲骨をくっつけて待つ、踏み切りだ、うりゃって脚で圧す たぶん手と足で矛盾してることを馬に強いてるんぢゃないだろうか、俺? 飛んでくれたけど
「同じペースの速歩でくること、障害で止まってもいいから同じペースで!」
ベースが頼りないので、もう少し元気よい速歩にして、回転のとこでまた強く。真っ直ぐ向くと、障害に堂々と向かってく気配があるので、ジッと待つだけ。踏み切り合わなくて止まっても構わないっていうけど、実際ちゃんと誘導されてくると、馬も止まるなんてヤボなことはしない、タタタっとか適当に合わせて自ら飛ぶ
「次はいまよりラクにして」というので、障害に向かったところから、必要以上に手綱をガチッとしないようにして、無理に推進することもしない、だいたい馬はヤル気になってるし、ついていくことだけ心がけて飛越。飛んだあと走らせない、腰張ってスローダウン、まっすぐ止める。
んぢゃ、駈歩でクロス。同じように、一定の駈歩で。おっと、何かに驚いたみたいに、跳ねた ちゃんと坐って最初からやり直し、回転したらそれ以上速くならないように、連れてけば馬が飛ぶさ、ジャンプ 勝手に走らせないで真っ直ぐ止める。

うーん、障害はまずまずだったけど、まだまだうまく乗れてないな。
もっと「何もしない」状態をつくんなきゃ、馬が動いてるときとかに。常に力つかってるから、押すときも抑えるときも、それ以上の効きがない。

↑お手本。

練習のあとは、ちょっと涼しいけど、栄峻をゴシゴシ洗う。カゼひいたら大変なんで、タオルでよーく拭く。ジェットヒーターが出てくるのもジキだな。
朝、脚がずいぶんと太く見えた栄峻なんだけど、運動して、洗ってみたら幾分スッとしたように見える。
なんか、ずっと唇を開いたり閉じたり、カプカプって音をさせてるけど、特に意味はないみたい。


いいかげん腹もへったのか、空中で前がきをしてる(疲れると左右の肢を替える)んで、リンゴやる
そんなやりとりを横から見てたひとから名言が飛び出す。
「栄峻、乗んないと、カワイイですよね」
言いえて妙すぎ
コメント
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