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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

セルスコールで練習。新しいポニーも来た。

2010-11-08 22:31:50 | 馬が好き
乗馬にいく。日中は20度まで上がるでしょうって予報だけど、空気はすっかり秋。っていうか、落ち葉、激し過ぎ、車止めとくとワイパーの上にケヤキの葉が積もるよ。

また12月に内輪の競技会が企画されてて、さっそく小中高生が自分の出たい種目のとこに名前を書いてる表が張ってある。元気があってよろしい
私は、どれに出るの?って訊かれても、今んとこ、ちょっと競技に出るような段階ではない。こないだっから取り組んでることに、もう少し進展が見えないことには、障害飛んだって仕方ない。60センチ、80センチ、100センチと、三段階の障害競技が予定されてるみたいだけど、どうかなぁ、高さの問題ぢゃないんだよなぁ
「子どもの希望優先で、馬の出番を組んだら、そのなかで空いてるとこでいいですよ」って言ったんだけど。困ったことに美浦の乗馬苑の馬はバンバン飛ぶのがいっぱいいるんで、出たいのに合わせていくらでも用意されちゃうから、そういう消去法はたぶん通用しない
例えば冗談で「100センチに出たい」って言ったとしても、「すいません、飛べる馬は全部少年団が2回っつ、使うことに決まっちゃってます」とか言われない。「はい、ぢゃあ、これで行ってみますか」って、もっとすごいの貸してくれちゃったりして、引っ込みがつかなくなる危険がある
だいたい、そういう馬は私がつかまってるだけで飛んでくれちゃうんだけど、今後はただつかまってるだけではしょーがないでしょって思ってるんで、困っちゃうんである。
「飴食い」があれば出るんだけどね

さあ、試合出る前、馬乗る前に、ゴチャゴチャ言ってても何にもならん、まずは練習だ。
なに乗ろうかってことになって、ひさしぶりにセルスコールを選んでみる。
ずいぶん長いあいだ乗ってないなと思って、帰って来てから調べたら、4月に乗って以来である。もっと乗ってもいいはずなんだけど、巡り合わせである、決して嫌ったりしてないのに。
いい馬なんだけど、私にとって彼のイメージは「障害飛んでると、だんだん速くなる馬」である。

↑ただねぇ、このコンビ鼻革っていうの?フラッシュ鼻革っていうの?口をグルッと縛るやつ、これする馬は、私にとって手強いことが多いんだよね (そのわりには、いっぱいに締めても緩いと「効いてないよ」とか勝手に取っちゃったりすんだけどね。なくてもあまり気になったことがないから。)
先週のミラノも私にとっては同じテーマの馬に分類されんだけど、こういう馬を、障害飛ぶ前とか飛んだあととか、しっかりコントロールできるようになんなきゃ、ハミうける練習を常歩でなんぼやっても仕方ない。練習している意味がない、よって競技出るには百年早いってことになる。
もう、今日の練習のテーマは、障害飛ぶとき、セルスコールを受け止めて、しっかり待って飛ぶに決定。

ひさしぶりに乗ると、速歩の上下動がフワフワ大きくてビックリ。おお、こんな揺れのある馬だっけ。しばらくウォーミングアップしたあと、アブミはずして輪乗りして、ごーいんに股関節を慣らす。座れないと何もできないからね。
広いとこで速歩の歩度を伸ばしてみる。スッと反応して、どんどん動いていく、気持ちいいくらい。前に出てないと何もできないからね。
輪乗りで駈歩、なんかパランパランしてる、走ってないなー、「なんちゃって駈歩」だ。脚つかって前に出す、少し勢い出てくると、ちゃんとした駈歩になる。広いほうへ行って歩度を伸ばす、すごく跳び上がるような駈歩で楽しい、油断すると遅れちゃいそうなんで、邪魔しないように上に乗ってついていく。
んぢゃ、輪乗りでちょっと私の練習に付き合ってもらうよ
常歩からスタートして、前に出してるのを受け止めるようにする。すぐ速歩になっちゃいそうなんで、「違う違う、常歩のまま、頭をそんな前やるんぢゃなくて、もうちょっとこっちにおいで」って、やりとりしてるつもりなんだけど、「前行けって言ってんの、そっちだろ!」とばかりに、ときどきセルスコールの尻尾がヒュン、ヒュンと不機嫌そうに振られる音がする
そのあと速歩で同じように。ああ、受け止めようとすると、馬のアタマのなんと重いことよ、なかなか馬も人も譲んないで引っ張り合いになっちゃう。
駈歩も少しやって、受け止められるか試す。うーん、これで障害向かうの、若干、不安。
速歩で地上横木を2,3回またいでから(すごく前には出るんだよね)、ぢゃあ障害へ。

速歩でクロス、回転のとこでエンジンかけて、待って待って、飛ぶ。腰張るというより、背中で耐えてるよーな感じするな、今日は。どんなに引っ張ってても、障害前で脚グイととすると、シュパーンと飛ぶ。
高さ上げて何回かやってくうちに、雑になっちゃって、「最後まで手綱持つ!」と注意される。
高くなってくると、馬が勝手に最後の一歩で勢いつけてダダッダン!て跳んぢゃう。つい邪魔ぢゃないかと心配して緩めちゃうと、馬のアタマは前に突っ込んで、飛ぶには飛ぶけど、コントロールできてない。こういう油断が、スピードあがってくると、飛んだあとに祟る。
駈歩の垂直になっても同じ、人間が前傾したら脚使えないんで、肩甲骨くっつけて待つ、一歩ごとカカト踏み下げるようにして、さいご脚で合図して飛ぶ。ちっとやそっと遠くても近くても飛んぢゃう 引っ張りすぎて拳固くして、飛ぶとき随伴遅れないように気をつける。
駈歩で垂直飛んだら、大きく180度まわって、ふたつの連続障害へ、間は何歩でもいいっていうんで、飛んだあと起こして待つってことだけ気をつけて、飛ぶ。連続障害では、予想どおり、ちょっと走られそうになる。「速いよ」と言われる
んぢゃ、経路にして回ってみますかってことで。左手前で垂直飛んだら、大きく左に180度回転して連続障害、また左に回転して、真ん中に斜めに置いた障害に向かう(ちょうど斜めに手前を替えのようだ)、飛んだら真っ直ぐ行ってから大きく右に回転、最初に飛んだ障害を右手前で逆から飛ぶ、大きく右に180度回転して、連続障害を逆から飛んで完了。

(↑サイズというか距離はいい加減だよ、あくまでイメージとして飛ぶ順番。)
三人で順番に行くんだけど、飛んだあと走りそうになるキングフッドが先にやってたんで、それをよく見とく。ああやって、飛んだあと抑えなくちゃ。抑えるってとはいうものの、引っ張るんぢゃなくて、実際には手綱を強く握るのに近い。

さてスタート、なんか勢い足んなそうなんで、強く前に出して、待つ。飛ぶと勢い出てくるんで、こらえる。
回転して、連続障害、最初のに突っ込んでくと障害と障害の間でも突っ走っちゃうんで、待って飛ぶ。
飛んだあと勢いよく行くんで、引っ張る、前に行きたがる馬と息の合わないまま飛ぶ。
回転して斜めに入る。障害を見ながらの回転では比較的抑えてられたと思ったんだけど、障害の前の最後の二歩くらいがダダダって行かれてしまう。
右手前に変えて回転、垂直に向かって真っ直ぐ入る。
飛んで右、回転はそれでもおとなしいんで、そのままの状態を障害前でもキープしたいんだけど、最後にダダダって勝手に飛ばれてしまう。
連続障害で、ちょっとくらい踏み切り合わなくても、お構いなしかよ、セルスコール? とりあえず全部飛んだことは飛んだけど。
もう一回、こんど逆まわり、最初に連続障害から入る。
左手前の駈歩で障害へ、飛んだら馬が前に突っ込むだろう、そこでこそハミで受け止めてえなーと思いつつ、スタート。
飛ぶ、起こすように。いったん収まったように見えて、そこから馬が引っ張り返す、勢いで次も飛んぢゃう。
左に大きく回転して垂直、今度は障害の前でもしっかり抑えたかにみえたんだが、飛んだあと走る。
左に大きく回って、斜めに手前を替えコースで、斜線上の障害へ。あれ?これいうこときいてないぞ?と思ってたら、飛んぢゃった。
次、右だ、あ、起こさなきゃ、あ、手前逆?とか考えてるうちにオーバーラン、あやうく逆に回って経路違反しそうになるところを強引に右へ。
「ああ、こりゃ中止したほうがいいな」と思ったんだが、「せめて速歩に落として、冷静にやり直せよ、俺!」とも思ったんだが、頭のなかとは裏腹に、回転できちゃったんで次の連続障害へ向かう。
あ、手前、逆?とか何だかわかんないまま飛越。あ、また走っちゃった、ふたつめ飛ぶ。
大きく右に180度回転だけど、もう、どうにもなんなくなっちゃって、オーバーラン、障害へ向かうラインへ入れない
ひどいところを回ってきて、斜めに入ってきて、ようやく障害に近づいた。
練習としては、通常ここは一回巻乗りするところだけど、これなら飛ぶだろって、思いきって自分自身ではついぞ飛んだことのない角度(うまい人がジャンプオフとかでは向かうことがある感じ)から、ギュッて前に出してみたら、シュパーンと飛んだ。

一応全部飛んだ 障害減点ゼロ、カタチの上でなら満点かもしれないけど、内容は零点である
こういうのを試合ではやりたくないから、来月のことを聞かれても、ヤル気なさげな答え方しかできないんである
馬ひどく強くなりすぎたんで、このまま終わらせるわけにいかず、先生が乗って経路一周。
「障害飛んだあと、受け止めて、ニュートラルな状態を作りたいんだけど、際限なく引っ張り続けちゃうから、馬との引っ張り合いになっちゃう」とは、私の感じた反省の弁。
でも、先生いわく「ただ引っ張るから、馬もどんどん強くなって引っ張る。脚使って前に出して、受け止めること。」
著しく反省しながら、最後の5分でまた常歩の輪乗りであれこれ試す。
競技に出るのは、まだまだ無理だなぁ

で、長々と書いた私の乗馬練習はともかく、新しいポニーが2頭来たんで、ご紹介。

↑鹿白駁の1頭は、レインボー。セン馬の7歳。

↑芦毛のもう1頭は、ホワイト。牝馬の9歳。
両方とも鹿児島産(だっけ?どこか九州なのは間違いない)。
レインボーのほうは、東京競馬場でのジョッキーベイビーズにも出たよぉ
いったい、今後どんな活躍をみせてくれるのか、楽しみ

コメント
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