カムカムエブリバディ

久間防衛相が辞任した。開いた口がふさがらないというのは、このことだ。松岡大臣の自殺の時もそうだった。久間防衛相は、何でこんな発言をしたのか。本心だったのか、何か意図があったのか。そのまま辞任してしまった結果を見ると、あまりのレベルの低さにあきれるしかない。新聞見出し風に言えば、原爆で自爆。
末は博士か大臣かと言われた時代に私は育ったが、少なくとも大臣は、尊敬できるものではないということは、今回の内閣ではっきりした。
安部さんには、同情しないでもないが、大臣のレベルの低さを露呈させてしまった責任は、明らか。大臣達は、あまりにも、責任感、今の日本を代表して引っ張っているという各行政機関の最高権力者という当事者意識に欠けている。
後任大臣任命も、目的が見え見え。今、非常事態が起こったら、対応できるのか？？安部首相直轄でやるのか。

日経夕刊を見ていたら、カムカムエブリバディの話が出ていた。戦後の英語教育創成期の伝説的なラジオ番組だ。私は、初代の平川さんには、教わったことはないが、そのご子息にたまたま教わったことがある。海外で暮らされた期間も長かったようで、ややSNOBな印象もあったが、テキストは、お父様が著したカムカム英会話を使っておられて、30年前に、すでにレトロな感じだった。あのレトロなテキストは、家のどっかにあるかな。
今も、英語を身近に感じることが、英語の勉強の第一歩だと思う。英語を使う必要がなければ、英語は、いらないし、逆に、英語が身近に思えれば、勉強したい興味も湧くだろう。