亜細亜の空港は、だいぶ行ったから、かなり比較はできる。
上の写真は、デリーのドメスティック空港だが、いること自体、苦痛に感じるほどひどい。
今回使った4空港の順位付けは、比較的簡単。
シンガポール>香港>ムンバイ>デリー
だろう。
特にデリーは、大国インドの玄関であるのに、6年前始めて訪れた時とほとんど変わっていない。変な臭いはするし、薄汚れているし。おまけにゲートの数が少ないから、どんどん遅れる。
でも、今随分工事をしていたし、デリーの中心街から空港までの、地下鉄建設中だったので、2010年までに大きく変貌するかもしれない。期待したい。
その点大きく変わったのがムンバイ。どこまで昔の建物を使ったのかはわからなかったが、すっかり明るくなった。スッキリもした。あまり費用はかけていないようだが。
ムンバイ空港から市街地までの道は、恐るべき光景が続くが(所要時間40分から2時間以上)、これも、海上橋建設中で、来年ぐらいには、大きく改善されることが期待される。
香港の空港は、新しく、明るくきれいだが、デザイン的には、やや面白みにかける。市街地からやや距離があるところで、シンガポールとの差が出るが、道も、鉄道も便利にできており、利便性は高い。
これは、シンガポールチャンギ空港の第3ターミナル。できたばかりで、確か日系の業者が建設したはず。
すばらしい。機能的にも、デザイン的にも、きめ細かい作りの面でも、申し分ないと思うのだが、いかが?
街から近いのも大きなメリット。
シンガポールには、国内線は元々ないから、国際線、国内線の別も、もちろんない。
とにかく、各国それなりに工夫しながら、生き残りを図っている。
それに引き換え日本は。相変わらず全体感のない運営が続いている。羽田の国際化の議論をとにかくオープンにわかりやすいようにやって欲しい。国民全体の大きな損失に、間違いなくなっている。飛行機に乗っている時間と、空港から自宅までの時間を比較して、後者の方が長いケースがいかに多いか。