かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

統一会堂(旧大統領官邸)

2008年05月02日 | Thailand・Vietnam・Phillipines



ベトナム戦争時、一番馴染みの深い建物は、当時の大統領官邸。南ベトナムの中心であった建物だろう。ここに1975年4月30日、北ベトナム軍(人民解放軍)の戦車が無血入場して、ベトナム戦争が事実上終結した。
建物自体は外から見れるが、1ドルぐらい払うと中も通常は見れる。



中があまりにも豪華なのにびっくりする。こんなところで、指揮をとっていたら、自軍が負けることなど信じられなかったろう。
解放軍は、クチトンネルや、デルタ時代の湿地帯にひそんでゲリラ戦を展開していた。そちらの基地も公開されているので、見学することができる(見学には、各々半日かかる)。



これは、各国の代表が大統領に国書を贈呈した部屋で、漆の壁画が豪華である。



会議室もあったが、ホーチミンさんの像が飾られており、ベトナム統一後に作られた部屋かもしれない。



屋上には、ヘリポートがあり、当時のヘリコプターと同型機が展示されていた。
地上には、当時の戦車や、戦闘機が展示されている。



地下には、当時の司令室がそのままに近い状態で残されており、たった40年前の話だが、随分古臭い機材を見ることができる。大きなキッチンもある。地図もたくさん残されている。
ここは、暗号解読室か?旧型のタイプライターが多数並んでいた。

コメント
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