かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

悲しきビルマ

2008年05月11日 | Cambodia・Myanmar・Laos


ミャンマーがサイクロンの直撃を受けて、たいへんな被害を受けてからまだ一週間しか経っていないのに、憲法改正の国民投票を軍事独裁政権は、決行したという。
サイクロン被害に対する、海外からの人的援助は、かたくなに拒んでいるという。
軍事政権の上層部が、ど派手な結婚式を挙げたりしている。
日本人ジャーナリスト殺害についても、結局うやむやだ。

要するに、国民のことも(内政)、国際関係のことも(外交)、何も考えず、自分の身のことだけを考えているということだろう。

写真は、バガン近くのマーケットだが、日本の終戦直後の状況と変わらない。政府があってもなくても、彼らの日常生活は、淡々と続いている。ところが、このサイクロンが全てをひっくり返してしまった。こんな地域がサイクロンの直撃を受けたのでは、たまったものではない。数万人の命が失われた。
少なくとも、憲法改正の国民投票の前にやるべきことが、100はあったろう。どんな憲法改正なのかという情報も全くない。スーチーさんの政界への復帰を不可能にする内容らしいが。
ミャンマーの国民がかわいそうすぎる。

コメント
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