パンチャラタから北に戻って、マハーバリプラムのメインの岩山に向かった。
この岩山には、至るところに、当時の王朝の造った遺跡が点在する。
これは、アルジュナの苦行と呼ばれる有名なレリーフのミニュチュア版。途中で、止めたか、習作と考えられている。それでも、この美しさだ。
入口は、二つあって、まず北側の入り口から入ってみた。岩山のてっぺんにマヒーシャスラと思われる祠堂が見える。これも、岩山から掘り起こしたものなのだろう。
近づくとなかなか立派なお堂である。
上からの眺めも絶景だ。海岸寺院のあったベンガル湾を臨むことができる。
近くには、灯台があり、たぶんベンガル湾を照らしている。この灯台は、海岸寺院から、上の方だけ、見えた。
下を見下ろすと、不思議な加工のある岩や、建物の礎石になっていたと思われる岩がある。今となっては、元の姿は不明だが、飛鳥の謎の石造物群と通じるものを感じる。
ごめん。この続きは、また明日。