ムンバイには、去年も行った。空港から、市街地までは、恐るべき光景が広がるが、市街地に着くと、そこには、別世界が広がる。
これは、真珠のネックレスと呼ばれる、ムンバイの夜景。広がっているのは、インド洋だ。
朝が来ると、湾を囲んで広がる市街地が見渡せる。
朝は、まだ人の数も少ない。用事があるという人というよりは、散歩やジョギングの人が多い。この時期は、一年中で一番過ごしやすい時期だ。
このホテル群の中には、今まで私も使っていた、一年前のテロの標的になったホテルがある。昼には、ランチに行った。もちろんその傷跡は消されていたが、警備は、ずいぶん厳しくなった。ただ、USA、ブラジル、サウジなどに比べれば、また甘い。あの悲劇が繰り返されないよう祈るばかりだ。
地元のTVを見ていたら、このテロ一周年のニュースとともに、ボパールのユニオンカーバイドの工場の事故のニュースを盛んにやっていた。この事故からは、25周年だという。すっかり忘れていたが、20000人もの人がなくなったとんでもない事故だった。
このようなテロ、事故を繰り返してはならないのだが。