12日は、Deep Purpleのコンサートに行く前に、上野の栄西と建仁寺展に行ってきた。
桜は、ほとんど散っていたが、一部の桜はまだまだ頑張っていた。
鯨も修復が終わったようで、”鯨と桜”。シュールな絵がとれた。
それにしてもいい天気。
花見は終わっても、人はいっぱいだった。
トーハクについたら、入口のところにショップが建設中。
本館の地下だとわかりにくいから、目立つところに作ろうとしているらしい。
トーハク内のしだれ桜もまだぎりぎり花が残っていた。
なかなか絵になる。
そして、目当ての栄西と建仁寺展に来た。
建仁寺と言えば、風神雷神図が有名だが、普段は、複製が展示されている。
http://wave.ap.teacup.com/applet/kaneyan/20101218/archive
本展では、本図の現物はもちろん、桃山時代の海北友松の傑作群、高台院が、着用していた打梶A四頭茶会の会場再現など、見所は多い。
入場制限こそなかったものの、多くの人で賑わっていた。
栄西は、当時は、ヨウサイと発音していたそうで、本展では、ヨウサイに統一されている。それにしても建仁寺創建に留まらず、寿福寺創建、東大寺再建、喫茶の輸入など、日本の仏教、文化も与えた影響は計り知れない。
吉備津神社の社家の生まれだという。
禅宗の歴史、文化を知るには、打ってつけの展覧会だろう。