Bob Dylan の、奇跡の来日公演も無事完了。行けた人は、その感動の中にまだいることだろう。
それにしても、日本人にとって、Dylanの歌が難しいのは、今も昔も変わらない。
んでやたらにCDもたくさんあるし。
去年に出た、廉価版全CDセットもゲットしたのだが、まだ開けただけで、手をつけていない。あまりにも、膨大で、どこからどう料理していいやら。
そんな中で、過去にもいろいろベスト版をゲットしてきた。
メインで、聴いていたのが、80年代のシカゴ駐在時代にゲットしたバイオグラフィー。その説明で、住んでいた近くのエバンストンに、若かりし彼が住んでいたことを知り喜んでいたら、この前読んだ本で、真っ赤な嘘だとわかりがっかりした話は、した。
聴きたい曲の内、かなりの漏れがあるし、当然、80年代後半以降の曲はない。
そんな中、本ベスト盤が再発?された。たぶん10年ぐらいに前に出たベスト盤ではなかったか?
邪道なのは、わかっているが、とりあえず、Dylanの魅力は何?という人は、まずこのCDを一通り聴いてみるのが、手っ取り早い。
まず、曲目が多く、年代も適度に散らされ、有名曲は、かなりカバーされている。
歌詞の奔放さ、メロディのユニークさ、曲想の変化なども、何となく感じられるはずだ。
声のダミ声化ももちろん。
そして、興味のある時代のアルバムなどに突っ込んでいくのが、いいのではないか。
Dylanのすべての作品に、正面から取り組もうとしたら、壁にぶつかってしまうだろうから。
ということで、Dylanって何って人にまずお勧めしたいベスト盤。
そう言えば、ハリケーンのボクサーが先日亡くなったね。
冤罪って、なぜボクサーに多いんだろう?