今日は、珍しく、1人で映画を見た。
MY GENERATION。
邦題は、マイ・ジェネレーション、ロンドンをぶっとばせ!となっている。
ビートルズ、ストーンズ、ツイギー、フー、マリアンヌフェィスフル、ブィダルサスーンなどが、音楽、ファッション、映画、アートなどに、革命をもたらした。
先般サインをゲットしたドノバンも、最初にドラッグで逮捕された有名人として出て来る。
ジョージが、救いの手を差し伸べたことも。
SWINGING LONDONと呼ばれているが、その時代を振り返るドキュメンタリー映画だ。
NHK特集で見たいような内容だが、映画館でしか見れないから。
日本で言うと、戦争を知らない子供たちが、新たなカルチャーを創出した時代ということだろうが、それが、今の若者カルチャーに見事に繋がっているところが凄い。
がんじがらめの階級社会だったイギリスに、労働階級出身の若者が、大ブーメントを起こした。
当時は、とてつもないことだった。
ビートルズもその旗手なのだが、ロンドンが、ビートルズを作ったというコメントも出てくる。
時代の一部だったのかもしれない。
当時のフィルムを流しながら、現在の彼らが、インタビューに答える。
まさに生き証人達の貴重なドキュメンタリー。
最後、ドラッグの蔓延により、ほろ苦い結末たなるのだが、それでも当時は、最高だったと皆言う。
ノスタルジーではなく、単純に、若者が、初めて自由を手にした瞬間だったのだ。
初めて見る映像も多く、とにかく率直なリアルさが、光った。
ポップカルチャーに興味のある人は是非。
近時の〇〇ブームとは、ケタが違う。