皆さんこんにちは。
稼プロ!17期 永井裕介(介さん)です。
平昌オリンピック第2弾です。
「これってスポーツなの?」
「氷上のチェス? チェス知らね~し・・・」
妻が女子カーリングを真剣に観るので私もつられて観ました。
正直に言います。きっかけは彼女たちの笑顔です。
そして・・・はまりました。
勝敗の妙だけではありません。
彼女たちのコミュニケ―ションとマネジメント力にです。
次にストーンをどこに置くか短時間のうちに4人で話し合います。
「このナンバー2の右だよねー」
「ウエイト(ストーンの速度)は●●かなー」
「そだねー」
「このナンバー3の前もあるんでない?」
「そしたらナンバー2がA(案)で3がB(案)かな」
「そだねー」
スローガンは「キープスマイル、ステイポジティブ」。
全員が常にポジティブワードを発することでチームに笑顔をもたらします。
難しい局面でも実力を発揮しやすいリラックスした状態を作り出しているのです。
ちょっとブレストにも似たコミュニケーションです。
投げた後もまず皆大きな声で伝え合います。
「OK」「ウエイトはいいよ」
「ナイススイープ」「ナイスコール」。
そして必ず確認しあい情報共有を行います。
「かなりストーンが曲がるようになったね」。
それを次に投げる時に活かします。
まさにPDCAを回しているのです。
青山学院大学陸上競技部 原監督のコメントです。
「試合中、厳しい場面でも自分たちで状況に応じた戦術をたてて結果を出していく」
「この子たちが女性の管理職になるべきだなと思いました。プレー中に選手同士でマネジメントしているのですよ」
ビジネスで大事なことを
彼女たちは体現しています。
勉強になりました。
ところで、
冒頭の 「カーリングはスポーツか?」
当然、スポーツですね。
例えばスイープでの力の入れようは半端ではありません。
メンバーの吉田知那美ちゃんも言っていました。
「脱いだらすごいんです!」。
もう女子カーリングから目が離せません。