こんにちは。17期の瀧澤です。
本日は最近読んだ本のお話です。
『Google流 疲れない働き方 やる気が発動し続ける「休息」の取り方』
通勤時間が長いため、帰宅時についつい上野駅で本を買ってしまう瀧澤。
この手のビジネス書は、なんだかどれも同じに見えてしまうのですが「疲れない」という言葉に惹かれて思わず購入。
「疲れない」ってとても魅力的に感じます。
さて内容は、「いつも10倍の成果を目指す」と一見殺伐とした組織を想像させるGoogle出身の筆者から、ストレスを溜めないための考え方や取り組みが紹介されています。
(Googleは意外とハートフルな社風だと聞いたこともあります。)
個人的には
・場所に合わせて仕事をする
は、とても好きで共感できる考え方だと思いました。
例えば、これは電車でもできるけれど、これはなぜか電車だとストレスフルではかどらないとか、ありませんか?
私の場合、帰りの電車ではゆるめの読書とかメール処理とか受け身系のことしかできないです。
疲れちゃうので。
本書のようなビジネス書は文字数が少ないので、帰宅時の読書にとっても向いてます。
逆に小説やデータ資料などは電車だと頭に入ってこない感あり、まとまった時間をとってスタバとかでガッと読みたいです。
些細なことですが、そうやって作業ごとにストレスのない場所を選ぶことを、昔からとっても大事にしてきた気がします。
あとは
・疲れる組織:忖度が多い
・疲れない組織:「わからないこと」は「わからない」と言える
なども面白かったです。
確かにそうですね。
また、中嶋さんが紹介してくださったプロジェクト・アリストテレスのことも載っていました。
生産性が高いチームの唯一の共通点は「心理的安全性」。
上記の疲れない組織と、意味合いは似ています。
ただ、このような組織を単に「求める」だけだと、ただのフリーライダーかなと思います。
いかに自分が「作れる」側にいけるか。
キャパが狭めの私には難しくも感じますが、せめて自分が所属しているアリストテレス的な居場所は、全力で大事にし、協力的でいたいですね。
余談ですが、ちょこちょこメルカリの紹介がされていたところも気になりました。
メルカリも短期間で圧倒的な成長を遂げたユニコーン企業(企業評価額10億ドル以上、非上場ベンチャー)なので、内部は戦々恐々としているのかと思いきや、問題が起きても個人のせいにせずチームでレビューするという考え方を持っていたり、男性の社長自ら育休をとったりなど、働きやすい環境作りを実現しているようです。
いつか、メルカリの働き方、みたいな本が出るかも?と思っています。
ビジネスモデルではなく、組織マネジメントなどをテーマにして。
以上、一部ご紹介でした。
「疲れない」働き方といってもなかなか難しいですが、最近疲れてるかも?と思っている方は、パラっと読んでみてくださいね。