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ブロックチェーンが世界を変える

2018-08-18 12:00:00 | 講師小野田からのメッセージ

事務局小野田です。

酷暑になれてきたところだったので、今日の気候はとっても過ごしやすいですね!
さて、今日は士業にも影響大ありのテクノロジーのお話しです。

 

仮想通貨だけじゃないブロックチェーン
 
最近仮想通貨で一気にメジャーになったブロックチェーン。
分散したデータそれぞれが改変の履歴を持つため、改ざんや書き換えが極めて難しい「分散型電子台帳」です。電子通貨以外でも社会制度を変えるほどの革命的な発明と言われています。
 
どこが革命的なのか?
 
中東ヨルダンの難民キャンプに暮らす1万人以上のシリア難民に、ブロックチェーン技術って支援金を提供した例があります。その利用方法はこんな感じ。
難民は網膜スキャンをするとクーポンが入った電子ウォレットがもらえます。
小売店に行き、網膜スキャンしてもらうと食料が買えるという仕組み。
代金は本人の電子マネーから支払われるという仕組み。
 
これら一連の記録がブロックチェーンで管理されるため、強盗や横領などの心配がないんです。
しかも、記録や店舗とのやり取りなどを行う中間業者や管理者も必要ないというシンプルさで管理コストも安くあがります。
 
このように管理者無しで台帳の信用が保証されることが、革命的といわれています。
社会にインターネット以上の影響力をもたらすだろうとも言われています。
 
世界で初めて取引の信用を保証した革命は、15世紀に発明された複式簿記によりもたらされました。
複式簿記により取引と資産負債が確実に記録されたことにより、安心して取引が出来る用になったため、企業活動が飛躍的に活性化したと言われています。
 
これと同じ革命がブロックチェーン技術で起ころうとしているのです。
 
下記の参考サイトの中にある報告概要資料P7には、ブロックチェーン活用のユースケースをまとめたものが記載されています。
 
出典:経済産業省「ブロックチェーン技術を利用したサービスに関する国内外動向調査概要資料」
 
 
士業への影響
 
今まさに社会の仕組みが大きく変わろうとしています。
経済産業省も来年か再来年にはブロックチェーンに関する補助金を出すかもしれませんね。
国の補助金は時代を先取りし、中小企業に方向性を示す羅針盤のような一面を持ちます。
 
あるとき私は、支援先の中小企業様から、こんなことを言われて感銘を受けました。
 
「補助金にチャレンジするということは、国の方針をいち早く理解すると言うことだから、参考になるし取り組む意義がある」

なるほど。
そういえばものづくり補助金でも、IoTや第4次産業革命に対応した事業には、補助上限額がアップされていました。
 
中小企業診断士たるもの、新しい国の動きに敏感でありたいものです。
 
補助金支援の実務にチャレンジしたい方は、小野田までメールでご連絡頂くか懇親会の際にお声がけください。実務ポイントも付与できますので、企業内診断士の方にお薦めです。
 
小野田
 
 
コメント (6)
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