皆さま こんにちは。
稼プロ18期の舌歯 昌洋です。
本日は、全国高校野球選手権大会(いわゆる夏の甲子園)について書きたいと思います。
全くの私見ですが、3点私の考えを示します。
論点1
暑い時間帯に試合をする(させる)必要はあるのか。
論点2
連続で試合をする(させる)必要はあるのか。
論点3
甲子園球場である必要はあるのか。
論点1
暑い時間帯に試合をする(させる)必要はあるのか。
日本の夏はもうとんでもなく暑くなっています。気温35度などというのもザラです。グラウンドにて直射日光を浴びていると、体感温度はさらに上がりまして40度の灼熱地獄となります。
これはお読みくださっている方への質問ですが、以下の条件で最近運動したことがありますでしょうか?
①気温35度
②照りつける直射日光
③野球場等の野外運動場
④2時間程度(野球1試合分程度)
私は今年の夏に少年野球のコーチという立場でこういった条件を身をもって体感しました。
感想を申し上げると、無理ゲーというほかないです。
そんな中、京都地区大会では準々決勝にて昼間の暑い時間帯を避けてナイターで試合を行う取り組みが行われました。
産経新聞の報道によると、当日の第四試合は午後7時開始、午後10時半終了になったそうです。
練習で鍛えた選手だけでなく、球場にはブラスバンド部・チアリーダー・一般生徒等たくさんの子供が来ています。彼らの体調を守るというのも、大人である我々の責務の一つではないでしょうか。
京都の試みが、浸透することを期待します。
論点2
連続で試合をする(させる)必要はあるのか。
今年のスケジュール表によると、決勝戦を戦う2チームは、8月18日から21日までの4日間で3試合を消化する必要がありました。
準優勝の秋田県代表金足農業高校は典型的でしたが、エースの力量が突出しているがために、エースが連投し続けていました。
こういう連投は怪我(故障)に繋がります。あのような素晴らしい才能の選手を、(言い方は悪くて恐縮ですが)高校野球大会程度で潰してしまってはいけないと思うのです。
もっと体を鍛え、技術を磨くことで、日本プロ野球や米国メジャーリーグなどで今後10年、20年と活躍できる可能性だってあります。
試合が連続すると怪我のもとなので、試合を不連続にすることでこの問題点をクリアできないでしょうか。
例えば、大会日程を3つに区分します。
①ベスト8決定まで
②決勝戦進出校決定まで
③決勝戦
それぞれの区分の間で中一週間置くと、選手は適度な休養が取れますので、怪我もしにくいしパフォーマンスも良くなると期待できます。
論点3
甲子園球場である必要はあるのか。
論点1の議論でも申し上げたように、日本の夏は暑いのです。そのため暑さを避ける方法の一つとして、時差開催ということを述べました。
ここでは暑さを避ける別の方法を検討します。
端的に申し上げると、「ドーム球場」を使うのはどうかということです。
選手も、応援する生徒も、一般の観客も体感温度40度の灼熱球場より、空調の効いた空間で試合に集中するほうが野球を楽しめること間違いなしだと私は思います。
まとめ
ブログの記事を書きながら、キーワードで検索を行うと同じような意見が公表されていました。
そのうちで、元オリックス・元マリナーズの長谷川さんの記事をご紹介します。
朝日新聞などイベントの主催者側にはお金という事情があり、過酷な環境で無理を強いることで、人工的な感動ストーリー量産を意図しているのではないかという疑念が生じました。
きれい事ですべて回すわけにもいかないのは理解しますが、大人の1人としてはシンプルに子どもたちが安全に野球に打ち込める環境を準備してあげたいと感じました。
長文お読みいただきありがとうございました。
稼プロ18期の舌歯 昌洋です。
本日は、全国高校野球選手権大会(いわゆる夏の甲子園)について書きたいと思います。
全くの私見ですが、3点私の考えを示します。
論点1
暑い時間帯に試合をする(させる)必要はあるのか。
論点2
連続で試合をする(させる)必要はあるのか。
論点3
甲子園球場である必要はあるのか。
論点1
暑い時間帯に試合をする(させる)必要はあるのか。
日本の夏はもうとんでもなく暑くなっています。気温35度などというのもザラです。グラウンドにて直射日光を浴びていると、体感温度はさらに上がりまして40度の灼熱地獄となります。
これはお読みくださっている方への質問ですが、以下の条件で最近運動したことがありますでしょうか?
①気温35度
②照りつける直射日光
③野球場等の野外運動場
④2時間程度(野球1試合分程度)
私は今年の夏に少年野球のコーチという立場でこういった条件を身をもって体感しました。
感想を申し上げると、無理ゲーというほかないです。
そんな中、京都地区大会では準々決勝にて昼間の暑い時間帯を避けてナイターで試合を行う取り組みが行われました。
産経新聞の報道によると、当日の第四試合は午後7時開始、午後10時半終了になったそうです。
練習で鍛えた選手だけでなく、球場にはブラスバンド部・チアリーダー・一般生徒等たくさんの子供が来ています。彼らの体調を守るというのも、大人である我々の責務の一つではないでしょうか。
京都の試みが、浸透することを期待します。
論点2
連続で試合をする(させる)必要はあるのか。
今年のスケジュール表によると、決勝戦を戦う2チームは、8月18日から21日までの4日間で3試合を消化する必要がありました。
準優勝の秋田県代表金足農業高校は典型的でしたが、エースの力量が突出しているがために、エースが連投し続けていました。
こういう連投は怪我(故障)に繋がります。あのような素晴らしい才能の選手を、(言い方は悪くて恐縮ですが)高校野球大会程度で潰してしまってはいけないと思うのです。
もっと体を鍛え、技術を磨くことで、日本プロ野球や米国メジャーリーグなどで今後10年、20年と活躍できる可能性だってあります。
試合が連続すると怪我のもとなので、試合を不連続にすることでこの問題点をクリアできないでしょうか。
例えば、大会日程を3つに区分します。
①ベスト8決定まで
②決勝戦進出校決定まで
③決勝戦
それぞれの区分の間で中一週間置くと、選手は適度な休養が取れますので、怪我もしにくいしパフォーマンスも良くなると期待できます。
論点3
甲子園球場である必要はあるのか。
論点1の議論でも申し上げたように、日本の夏は暑いのです。そのため暑さを避ける方法の一つとして、時差開催ということを述べました。
ここでは暑さを避ける別の方法を検討します。
端的に申し上げると、「ドーム球場」を使うのはどうかということです。
選手も、応援する生徒も、一般の観客も体感温度40度の灼熱球場より、空調の効いた空間で試合に集中するほうが野球を楽しめること間違いなしだと私は思います。
まとめ
ブログの記事を書きながら、キーワードで検索を行うと同じような意見が公表されていました。
そのうちで、元オリックス・元マリナーズの長谷川さんの記事をご紹介します。
朝日新聞などイベントの主催者側にはお金という事情があり、過酷な環境で無理を強いることで、人工的な感動ストーリー量産を意図しているのではないかという疑念が生じました。
きれい事ですべて回すわけにもいかないのは理解しますが、大人の1人としてはシンプルに子どもたちが安全に野球に打ち込める環境を準備してあげたいと感じました。
長文お読みいただきありがとうございました。