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合格後の1年間を振り返る(前編)

2019-01-07 12:00:00 | 18期生のブログリレー

皆さま こんにちは。
稼プロ18期の舌歯 昌洋です。
本年もよろしくお願いします。

稼プロブログの九回目になります。
今回は診断士合格後一年が経過しての振り返りや雑感などを書いてみます。2018年12月に合格された方に私の経験をお伝えしたいという気持ちで書きました。これから何が起こるのか不安もあるかと思いますので、少しでも先を見通せるような情報を提供できていれば幸いです。
必ずしもポジティブなことだけではない点はご了承ください。

最初に思ったこと(2017年12月)
お、おかねが・・・というのが最初の印象でした。
私は2017年12月に診断士試験に合格しました。最短で中小企業診断士資格を取得したいと考えていましたので、2018年2月に行われる実務補習15日コースを受講することにしました。
そのために最低限必要な装備品はノートパソコンでした。
当時ノートパソコンを持っていませんでしたので、2017年大晦日に早速購入しました。
この時点での支出額です(金額は概算で丸めています。以下同様)。
実務補習受講料15万円
ノートパソコン15万円

実務補習受講(2018年2月-3月)
結構しんどい・・・
2月の上旬から3月の中旬くらいまでに渡って3社の経営診断・助言業務を行いました。私のときは指導員1名、副指導員1名、班員5名が基本構成でした。詳細は省きますが、6週間で3社ですから体力的には厳しい修行になると思います。特に危ないのは、いわゆる会社員というか平日フルタイムで勤務されている方です。勤務終了後に実務補習業務をやることになります。

そもそも6週間のうちで、5回有給休暇を取得する必要があります。この点でも会社の許可を得にくいことが想定され、参加自体のハードルも高いです。その場合は例えば5日コース受講などになります(それでも2日は有休必要)。資格取得には15日(3社)の実務が必要ですので、夏に行われる次の実務補習などに参加して要件を充足することになります(試験合格者ステータスの仮免許は有効期間3年しかないため注意)。

私の主観ですが、実務補習は四次試験です。つまり、択一式の一次・筆記の二次・口述の三次に続く試験だと思います。経験者なら分かると思いますが、口述試験は基本的に落ちません。口述試験合格は三年間有効な仮免許(=試験合格者、四次試験受験資格)なのだろうと思っています。

ですが、四次実務補習では3社を完走して報告書作成・クライアント報告をしなければ免許(=中小企業診断士)にたどり着けません。もちろん、これも落とすためのものではないですが、プロの報告書としてクライアントに出せるような質とするべく、内容・構成・用語などにこだわって作り上げるのは結構大変でした。また、インフルエンザ等何らかの理由で完走出来ない場合は免許の取得が半年から一年は遅れることになります。健康管理も侮れません。

記憶に残るエピソードとしては、夜九時過ぎまでファミレスにてみんなで報告書の編集作業をやって、近所のキンコーズで印刷を試みるもトラブルになり、出来上がったのは夜11時になったことでしょうか。非常に焦りました・・・
ともあれ、3社報告まで完走し、実務補習の修了式において班員みんなの分をまとめて経済産業省に資格申請しました。

スプリングフォーラム(2018年4月)
東京協会では毎年4月に新人向けに一大イベントとしてスプリングフォーラムを開催しています。この会場では各種マスターコースや研究会の新人勧誘が活発に行われます。大学で新入生を歓迎するノリに近いものがあります。私は2018年3月に新人向けに行われたマスターコース比較説明会(*)に出席して情報をいくらか得ていましたので、話を聞きたいところに狙いをつけて会場を回りました。人の密度が高くて、熱気がかなりありますので、人混みが苦手な人は効率よく回ることをおすすめします。
(*):各種研究会等が任意で新人勧誘を兼ねた情報提供イベントを開催しています。ネット検索するなり、同期のつながり(**)などで聞くなりなどしておくと良さそうです。
(**):私は独学で受験だったため、受験時代の知り合いはゼロでした。そのため2018年1月時点で任意の受験生支援団体に加入し、同期合格者との関係を持つようにしました。

登録完了(2018年5月)
3月の実務補習修了式に提出した申請書は通常受理され、4月1日付で中小企業診断士として免許をもらえます。その後2つイベントが起こります。
1)官報に氏名が掲載される
2)免許証的なプラスチック製カードが送られてくる
喜びもひとしお・・・と言いたいところですが、やっと儀式が終わったという感想でした。記念品として官報を購入するなどの手もあります。この頃になると、スプリングフォーラムなどで品定めしたマスターコースや研究会にも加入申込している方が増え始めます。

ちなみに、私はたくさんあるマスターコースから稼プロを選びました。2月に実務補習でお世話になった指導員の先生が稼プロの塾長である鴨志田先生であったことは重要なポイントでした。

再び思ったこと(2018年6月)
お、おかねが・・・とまた思いました。
この頃には所属するマスターコースや研究会がほぼ確定してきます。また東京協会にも加入しました。
東京協会加入:5万円
稼プロ:17万円
研究会会費:7万円
2017年12月の支出と合わせて60万円程度キャッシュアウトしています。
この他に、各種集まりには懇親会がくっついています。飲み代は集計対象でないため正確には分かりませんが、相応にキャッシュアウトしています。

2018年12月に合格された方におかれましては、4月の資格取得+マスターコース加入などのアクションをするためには、ある程度の支出が見込まれることを心理的にも金銭的にも予算化されるのが良いと思います。

今回のまとめ(これ以降の分はまた別の機会に)
2018年12月に合格された方は素晴らしいお正月を過ごされたかと思います。あの合格は一つのゴールであり、一つのスタートでもあります。あの合格は一切の義務がない権利の塊です。権利行使も権利放棄も自由自在です。
権利行使の一つの選択肢として稼プロを検討していただければとても幸いです。文末に稼プロが開催予定のセミナーのご案内があります。

長文お読みいただきありがとうございました。

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コメント (4)
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