東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

スプリングフォーラムやカンファレンスで診断士活動の機会をみつけましょう!

2018-03-05 10:00:00 | マスターコース説明会・見学会のご案内

皆さま、お疲れ様です。稼プロ!17期 事務局の清水です。

急に暖かくなりましたね。
春の訪れはうれしいのですが、花粉症の私にとっては1年で最も大変な季節です。
昨日(3/4)は諸事情により一日中外にいたので、朝(3/5)になってもくしゃみが止まりません。
花粉症に関しては薬だけでなく、手術をする方法もあるようなので、調査してみようと思います。
抜本対策されている方がいらっしゃいましたらお知らせください。

さて、この時期、2017年度中小企業診断士試験合格者の方は、実務補習3回目の真っ最中かと存じます。
私も2年前に実務補習を受講しました。
私は、15日コースを選択したため、2、3月は仕事と診断士活動の両立で大忙しだったことを思い出します。
15日コースの場合、最終回(計3回診断を行います)の診断書を提出すると、その時間帯に提出したチーム合同での修了式があります。
修了式では、参加グループの新人診断士1、2名が代表して挨拶するのですが、私も挨拶させていただきました。
その際、「大変な日程だったが、なんとかみんなで乗り越えられた。」といった趣旨の発言をしたところ、先輩診断士の方から、「これからもっと忙しくなりますよ。」と御返答いただきました。
2年たって振り返ると、確かにあのお声がけの通りだったなと思いつつ、充実した診断士活動を行えていることに感謝しております。

私の活動のきっかけは2016年4月に開催されたスプリングフォーラムに参加したことでした。
スプリングフォーラムで良い出会いに恵まれ、同期との横のつながりだけでなく、先輩診断士との縦のつながりを作れたことがその後に活きたと思います。
スプリングフォーラムでの出会いの一つが、稼プロ!鴨志田塾長、事務局の方との出会いでした。
初年度は診断士のお作法を覚えるために、マスターコースに参加しようと決めていました。
ただ、私の加入した中央支部は、マスターコース、研究会はたくさんあるので昼間のイベントでは全体を確認することができなかったため、懇親会で最初に話を聞いたマスターコースに入ろうと決めていました。
そして最初にお話したのが稼プロ!でした。
稼プロ!受講の決め方は安直だったのですが、この出会いが様々な活動、人脈形成に役立ちました。

今年は4月14日に東京都中小企業診断士協会主催のスプリングフォーラムが開催されます。
その後、5月26日に東京都中小企業診断士協会 中央支部主催のカンファレンスが開催されます。
今年もいろいろな企画が用意されており、活動機会創出のチャンスなので、新人診断士の皆さまや活動休眠中の診断士の皆様はご参加されてはいかがでしょうか

 

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LRT(路面電車)を考える コンパクトシティとLRT

2018-03-04 11:07:18 | 17期生のブログリレー

17期の桶 哲治です。

 LRT(路面電車)に関する続きです。コンパクトシティとLRTについて考えてみました。

 地方都市の中心市街地の活性化のためコンパクトシティについて皆さんご存じと思いますが改めて簡単に説明させてください。高度経済成長期には、郊外の住宅地開発が進んだ結果、中心市街地が空洞化するドーナツ化現象が日本の各都市(都会育ちの方には想像できないかも知れませんが人口が10万人くらいの都市でも)で発生しました。公共交通機関が発達していない地方都市は自家用車が移動の中心となり、巨大な複合商業施設や公共施設などが郊外に作られ、幹線道路にはファミレスやファストフード店などが進出し、郊外化を更に進展させました

 一方、従来の中心市街地の道路は狭い場合が多いため、渋滞が発生し駐車場も少なく、小規模な店舗は価格やサービスの競争においても郊外の店舗に勝てず、シャッター通りが各都市で見受けられるようになりました。皆さんも地方都市に出張された際に気づいておられると思いますが、成長している首都圏に近い北関東の中核都市でさえもシャッター通りが目立ちます。まして、首都圏から遠く離れた都市は無残です。

 都市が郊外に広がると人々が市街地に居住するのに比べ道路や上下水道などの維持費がよりたくさん必要になります。日本社会が人口減少・高齢化に向かうと、都市の利便性や自治体などの財政的制約からコンパクトシティ化を進めるべきだとの考えが広まりました。また、自動車中心の社会は、高齢者や障害者などの交通弱者にとっては不利益となります。高齢者も自動車を運転しないと通院や買い物などの日常生活に支障をきたすので、運転能力が低下しても運転せざるを得ないという危険も伴います。

 そこで、国土交通省はコンパクトシティ政策を進めるため、2006年(平成18)に街づくり三法の改正をしました。さらに2013年には集約都市(コンパクトシティ)形成支援事業が創設され、2014年に改正都市再生特別措置法も成立しました。

 コンパクトシティは、中心部に行政、医療、教育、などの都市機能を集積し、中心街の活性化と住民の利便性を向上させようとする考えですが、そのコンパクトシティ化の中核的機能として中心市街地への交通手段としてのLRTの導入が検討さされています。

 LRTは従来の路面電車とは、若干異なり、原則専用軌道を走行し、バリアフリー化され、定時運行をおこなうことで、高齢者にも優しい、また環境にも優しく、そして路面電車よりも利便性が高くなります。路面電車は、最高速度が40Kmであり、自動車より遅くなってしまいますが、LRTは専用軌道を走るので、平均速度を上げることが出来ます。日本では、本来のLRTと呼べるのは専用軌道を走る富山ライトレールだけですが、広島市などは従来の路面電車の車両をバリアフリー化した車両を使い、電停も改善しています。

 欧米の歴史ある都市は、あえて路面電車を残し、LRT化を進めています。ご存じのとおりサンフランシスコ(ケーブルカーですが路面電車です)やドイツやフランスの各都市は観光資源となっています。市民の意思として路面電車を残すことがその町にふさわしいと考えているようです。LRT導入により、バリアフリーで高齢者に使いやすく、より環境に優しい交通機関が観光資源となり、中心市街地に人々が戻り賑わいが復活すれば良いなと個人的に考えております。LRT導入を決めている宇都宮市が反対する人達への理解を得て着工出来れば鉄道ファンとしては嬉しいですね。ただ、自家用車の自動運転技術が進み、高齢者も自由に何処へでも行けるようになるとLRTなどの公共交通機関いらなくなるかもと鉄道ファンとして大いに心配もしております。

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企業内での仕事で、ちょっとアクションを起こす

2018-03-03 10:00:00 | 事務局からのメッセージ

事務局の高橋です。

企業内にいて、診断士活動との二重生活を充実させるためには、
企業内での仕事を診断士活動に結びつける、というのが私の持論です。
企業内の仕事が診断士活動にも生きてくると、忙しくても、楽しい毎日になります。

そうは言っても、なかなか自分の思い通りに部署や仕事を選べませんよね。
でも大切なことは、そう仕向けるように、自らアクションを起こすことだと思います。

私の場合、
もともと経営企画部という、診断士に近いポジションでした。(恵まれているほうでしょうね)
それでも、独立診断士のような経験はなかなかできませんでした。

そこで、上司との定期的な面談の際に、思い切って言ってみました。
「診断士の資格を持っていますが、もっとこの資格を社内で活かせるといいですよね」

すると、上司が他部署に話を持ち出してくれ、
FCオーナーの経営診断をやってみよう、ということになりました。
実際に、社員独立したFCオーナー2人を訪問し、悩みごとなど、話を聞きました。
1人は、独立開業時に青色申告をし忘れていました。
独立開業時の必要な手続きを教えてもらえたら良かったと言っていました。
そのことを報告すると、
今後のオーナー向け研修で、独立開業時の必要な手続きなどの基礎知識をレクチャーしてほしい、という話に発展しました。
(独立診断士で言えば、創業セミナーに該当しますね)

もう1人は、独立してから1年以上経過していますが、生徒数(顧客数)が伸びていません。
新聞折込のチラシは積極的に蒔いていますが、地域にまだ知れ渡っていないようです。
そこで、駅前でのティッシュ配りを提案しました。
ティッシュ配りにもテクニックがあるらしく、上手に配るコツをネット情報から収集し、情報提供しました。
(結果が出れば、話が発展することでしょう。楽しみです)

このように、自分のちょっとしたアクションから、企業内での診断士活動の場が広がっていく気配を感じます。

何ごともそうですよね。
自分の方向性を見据えて、ちょっとアクションを起こす。
待っていても何も変わりません。一歩踏み出すことが大切ですね。

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ストーリー、映像、そして共感

2018-03-02 10:00:00 | 17期生のブログリレー

こんにちは17期の小口です。

先日閉会式を迎えた冬季オリンピック、みなさん楽しまれましたか?

私は、同郷ということもあり、スピードスケートの小平さんの出場種目は全てTVの前に正座し、祈るような気持ちで見ていました。彼女が500mで金メダルを獲った瞬間は本当に感動しました。そして、その後報道された様々なサイドストーリー(銀メダルの韓国選手との友情物語、オランダでの修行生活、勤務先の病院での患者さんとのふれあい等々)を知り、それらの「ストーリー」を思いながら、金メダル獲得時の「映像」を何度も見るにつれ、感動が小平さんの生き方への「共感」に変わっていきました。

ということで、今回は「ストーリー」と「映像」の力そして「共感」についてのお話をします。

ご記憶の方もいらっしゃると思いますが、以前、17期の皆さんの前で行った5分間スピーチで、「社会的価値」、「経済的価値」をともに向上させる企業の取り組み、CSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)についてお話をしました。このCSVについては、昨年1年間月一勉強会に参加し、様々な企業の方々と共にその意義等について学ぶ貴重な経験をしました。

このCSV勉強会の中で、我々が頭を悩ませたのが、「経済的価値」に比べ測定が難しい「社会的価値」をどう捉えるかでした。言い換えれば、何をもって世間は企業活動の「社会的価値」を評価するのか?です。企業の製品、サービスが社会のある課題の解決に貢献する「機能価値」を有していれば、それをして世間は「社会的価値」を認識するのでしょう。しかし、それだけでは十分に「社会的価値」を説明できないのでは?というのが我々の疑問でした。そして、最終的に我々が行きついたのが「共感」(=情緒的価値)です。企業の製品、サービスの機能が社会課題解決へ貢献し、その貢献を多くの人々が「共感」するようなれば、より「社会的価値」は増大するという考え方です。そして、世間の「共感」は、製品、サービスの販売増に結び付き、結果「経済的価値」も増大する循環を生むと考えました。

では、この「共感」を増幅するものは何か?

「共感」を大きくするに効果的だと我々が認識したものが、小平さんの感動劇の中にも登場した「ストーリー」と「映像」です。(ここでようやく話がつながりましたね) 例えば、某企業が現在実験を行っている「自動運転バス」があります。このバスの機能が社会に貢献することは明らかですが、この機能の価値は「自動運転バス」が走る地域の人々しか実感できず、「社会的価値」の大きさは限定的です。しかし、そこに「ストーリー」と「映像」の力があれば状況は変わってきます。

この自動運転バスの紹介動画が「バスがまた通るようになったら」というタイトルで公開されています(お時間のある方は探してみてください。路線バスが不採算で廃止になるような地方出身の人は特に感動します) 。残念ながら、「ストーリー」と「映像」を言葉で記述するまでの文才を持ち合わせていないので、内容をここでは説明しませんが(これこそ映像の力!)、その動画を見終えた後、勉強会のメンバーは皆そろって感動の余韻に暫く浸っていました。そして、この「自動運転バス」の社会的な意義、某企業の社会課題に向き合う姿勢に、「自動運転バス」が走る必要もない場所に住む我々は、大いに「共感」したのでした。

「共感」には伝播力があります。私もこうして、この「共感」、「感動」を誰かに伝え、同じように「共感」してほしいと思い、こうしてこのブログを書いています。こうした想いが「社会的価値」をまた増幅させていくのでしょう。

以前別のスピーチの機会でもお話したように、日本には、「ものつくり」にまつわる「ストーリー」が溢れています。そこに最新の映像技術が加わり、世界の多くのひとびとの「共感」を獲得できるとしたら、、、日本はまだまだ潜在力ありますね。

ということで、オリンピックの話、CSVの話と、話題は方々に飛びましたが、「ストーリー」と「映像」を通じた「共感」という共通項を見出したところで、今回のブログはここまでとしたいと思います。

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お金って何なんでしたっけ?

2018-03-01 06:00:00 | 17期生のブログリレー

皆様、こんにちは。稼プロ!17期の渡邉と申します。

 早速ですが、最近口座に眠っている預貯金を何とかしたいなと思い、お金について色々と考えています。そんな中で、そもそもお金って何だっけ、という事について調べてみましたのでまとめます。

 大昔にはお金なんていう物は存在していなく、物々交換しか行われていませんでした。しかしながら、物々交換というのは非常に効率が悪いものです。魚を持っているけど肉が欲しい人が肉を持っているけど魚が欲しい、という人に出会わなければ取引が成立しないので、なかなか難しいですよね。そこで、「みんなが欲しがる物」を持っておけばいつでも欲しい物と交換してもらえる、という風に考える様になったそうです。

 昔の日本で「みんなが欲しがる物」と言えば「稲」、即ち米だったそうです。大昔は米が非常に価値のある貴重品で、稲を媒体に多くの取引が行われていました。昔は「稲」をネと発音していたそうで、それが「値段」の「値」の語源だそうです。

 他にも布も「皆が欲しがるもの」の代表的な存在だったそうで、「貨幣」の「幣」という文字は布という意味があるそうです。中国においてはそれが貝だったそうで、「貨」、「購」など貝を使う漢字がたくさんありますね。古代ローマではサラリウム(塩)だったそうで、サラリーの語源になっています。

 この様に様々な物が使われる中で普及していったのが金・銀・銅だったそうです。どこにでもある物ではなく、古代の鋳造技術でも簡単に硬貨を製造できたのが理由だったそうです。しかしながら金・銀・銅は重く持ち運ぶのに不便で危険が伴う。従って、信用あるお金持ちに金・銀・銅を預けて、その代りに預かり証を発行してもらう。この預かり証を持っていけばいつでも金・銀・銅と交換してもらえる、という様になり、この預かり証が紙幣となったそうです。また、金・銀・銅を預かるお金持ちが銀行業の由来になったようです。

 昔の紙幣は兌換紙幣、すなわち銀行に持っていけば必ず「金」と交換してもらえる物だったので、「金と交換できる」というのがこの紙切れが価値を生み出す理由でした。しかしながら現在は金本位制をやめており、単なる紙切れでしかありません。そんな紙切れでも、みんなが「これはお金だ」という信用・信頼、共同幻想を持っている為に価値ある物として認識されているのです。

 ここまでお金の歴史に関するうんちくを述べてきましたが、要するにお金というのはあくまで「交換手段」でしかありません。場所も取らず、持っていても腐らない、そんな便利な「交換手段」ですが、持っているだけでは何の意味も無く、使って初めて価値を発揮するものですね。

 話は変わりますが、1年ほど前に堀江貴文さんの講演を聞いた事があります。その中で堀江氏は「自分が困った時に頼ることができるのがお金しかないというのは寂しすぎる人生だ。自分はお金なんかに頼らなくても生きていける様に貯金なんかせずに周りの人たちのためにお金を使って信頼関係を構築している」と仰っていました。それまで私は堀江氏に対して守銭奴的なイメージしかなかったのですが、この言葉を聞いてガラリと印象が変わりました。

 私の口座に眠っている預貯金ですが、一部は運用にまわしたいなと思っていますが、私も堀江氏に倣って他人との人間関係を構築するための投資に使っていきたいなと考えています。

 以上、駄文にお付き合い頂きありがとうございました。

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