東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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姿勢

2019-01-26 07:00:00 | 18期生のブログリレー

 稼プロ!18期生の佐々木(晋)です。2週間程前のことですが、両肩に鈍痛を感じ始めました。最初は“寝違えたか?”と思って湿布を貼っていたのですが、改善が見られないため腰痛予防で通っているカイロプラクティックの先生に診てもらいました。先生の診断はズバリ、“首ですね!”。首が前方に曲がっていて、肩の筋肉が引っ張られていて痛んでいるということでした。椎間板が神経を痛めている可能性もありとも言われました。それってヘルニアじゃないですか、、、。

 幸い骨の位置を矯正して張っている筋肉を柔らかくしてもらうと、翌日には痛みが引きました。私は米国赴任中に腰の椎間板ヘルニアを患い、カイロプラクティックで治しました。カイロプラクティックは米国で生まれた医療技術で、あちらでは一般的に普及しています。国家資格を持つドクターのみが開院でき、保険も適用されます。ヘルニアは色々な治療法がありますが、私にはカイロプラクティックが効果的だったため、痛みがひいた後も予防のため定期的に通っています。今通っているカイロプラクティックは、アメリカの先生に紹介してもらった米国の国家資格を持つ日本人ドクターで、とてもお世話になっています。

 “首が曲がって頭が前に出ている”は、12月の宮崎絢子先生の講義でご指摘頂いたことと全く同じです。また、普段気を付けている腰に加え首にもヘルニアの可能性が迫っていることに、とても恐怖を感じました。そこで早速3つの習慣を始めてみました。

①背骨矯正クッション

 会社の椅子に背骨を矯正するクッションを置くことにしました。このクッョンは以前の腰のヘルニアの際に使用していましたが、痛みがなくなった後は使っていませんでした。今回10年ぶりに物置から引っ張り出してきて、業務時間の大半を占めるデスクワークで再び使用してみました。背筋が伸びるので首が前方に傾きにくくなり、日中に首を曲げていた時間をかなり減らすことができます。これで座ってない時も背筋が伸びる癖ができればと期待しています。

②猫背矯正ベルト

 ネットで猫背矯正グッズを検索するとたくさん出てきます。その中から猫背矯正ベルトというのを購入してみました。値段は約2,000円です。両腕を通して背中でつなぐベルトで、きつく締めることで胸を張った姿勢をキープできます。一日中装着するベルトではなく、最初は10分/日から最大2時間/日まで延ばしていくそうです。Youtuberの方も紹介していましたが、実際着用してみるとかなりタイト感があり、腕の血管が浮き上がってきますので、長時間の使用は無理です。胸は張りますが、肝心の首垂れまで矯正効果があるかどうかは、今の所実感がありません。

③毎日1分鏡の前でポーズ

 これは先日のボイトレで宮崎先生に教えてもらった習慣です。毎朝、鏡に自分の真横からの姿を映し、背中から首が真っ直ぐに伸びた姿勢を1分間キープしています。1分間は思ったより長く、後半はなんとなく張りを感じます。けれどもその感覚が、普段の生活の中で姿勢を修正しようとした時に、正しい形の目安になるような気がしています。鏡のないところでも同じような感覚を感じれば、正しい姿勢になっているということです。

 姿勢が正しいとビジネスで好印象を与えますし、プレゼンテーションの声や説得力にも大きな効果があります。今年は診断士としてのプレゼン能力向上の為に、自分の健康の為に、姿勢の矯正に本気で取り組みたいと思います。みなさん、首垂れしていたら、容赦無くご指摘ください!

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15時17分、パリ行き

2019-01-25 07:00:00 | 講師富岡からのメッセージ

皆さん、こんにちは。講師の富岡です。

 

最近観た映画の話です。

家のテレビでWOWOWをつけたら、たまたまやっていました。

 

「15時17分、パリ行き」(原題:THE 15:17 TO PARIS)

監督は、あのクリント・イーストウッドです。

 

2015年8月2日に起きたパリ行き高速列車テロ事件。

ヨーロッパ旅行中だった3人のアメリカ人の若者が

犯人を取り押さえ、被害者を救護した実話をもとにして

作られた映画です。

 

私はこの映画をたまたま観たので何の予備知識もありませんでした。

途中から観たのですが、なにか不思議な感覚なのです。

主役の若者たちの会話やアクションがすごーく自然なのです。

 

それもそのはず、これはあとで調べて分かったのですが、

この主役の若者たち、この事件の当事者、本人たちだったのです。

 

当初は役者を使って映画を撮るべくオーディションをしたそうです。

しかし、イーストウッド監督が本人たちに会って、彼らで撮ろう!

ということになったようです。

 

映画自体非常にリアル。映画なのかドキュメンタリーなのか

分からない錯覚に陥ります。

 

作りものとしてのエンターテイメント性はないのですが、

事実の再現から大事なことを気づかせてくれる、そんな映画です。

 

富岡 淳

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観光立国日本

2019-01-24 12:00:00 | 18期生のブログリレー

皆さん、こんにちは。 稼プロ!18期生の小野澤です。某事典の原稿執筆もようやく一段落し、ほっと一息ついているところですが、今日は、その関連で耳にした日本の観光産業について少し触れてみたいと思います。先日の日経新聞に2018年度の訪日観光客の数がとうとう3,000万人を突破したという記事が載っていました。ほんの7、8年前までまだ800万人程度だったものがあっと言う間に3,000万人を超えるまでに急成長したのですから驚きです。この数字は国別の観光客数ランキング(2016年統計)に当てはめると、世界11位に相当します。しかし、これは陸路、水路、空路を経由して流入する観光客の総数の比較なので、陸路経由の流入のない日本に合わせて水路、空路に限定して観光客数を比較すると、1位はスペインで約6200万人、2位が4700万人の米国、3位が3300万人の英国の順になっており、日本の3000万人は世界6位に相当します。政府はこの数字を2020年に4000万人、2030年には6000万人に拡大する目標を掲げていますから、もし実現すると2020年は世界3位、2030年には世界2位か1位になるかもしれません。観光収入も2017年で4兆4千億円程度でしたが、政府は2020年に8兆円を目指しています。と言うわけでいつの間にか日本は観光立国、観光大国を目指す国になっているようです。

 急成長の背景には安倍政権によるビザの発給の緩和策や観光振興策等の日本の自助努力もさることながら、中国や東南アジア諸国の急速な経済成長に伴うインバウンド需要の成長が寄与しています。近年、電機産業のように国際競争力を落としている産業があるなかで、数少ない有望な成長産業として期待がかかります。特に小売業、宿泊業、飲食業、運輸業等の我々診断士にも関係の深いサービス産業には非常に大きなインパクトがあります。

しかし、観光産業を本当に持続可能な日本の産業の柱として定着させるには、今診断実習で勉強中の飲食業などと同じで、顧客である観光客の満足度を高め、リピータとして固定客になってもらうことが非常に大切です。また観光資源の中身ももっと充実、整備して行く必要があるでしょう。その観点から現状を顧みるとまだまだ心もとないところが沢山あります。

 まず来日観光客の内訳ですが、国別で見ると、中国、韓国がそれぞれ約25%、それに台湾、香港が続き、アジア諸国からの訪日客が全体の85%を占めており、東アジア諸国からの観光客に非常に偏っていることが分かります。昨今の情勢から考えてみても、もっと分散していることが望まれます。

 また日本の観光資源は東京、大阪、京都と言ったいわゆるゴールデンルートに偏っていますが、海外からの観光客を持続的に引き付けるためには、もっと地方の観光資源開発を進め、多様性や魅力度を高める努力も欠かせないと思います。

それから宿泊施設や観光案内所、空路や水路の交通インフラの整備等の努力もまだまだ不足していると思います。政府が目標としている4000万人、6000万人の観光客を本当に受け入れるつもりなら、もっと抜本的な対策が必要なのではないでしょうか。

日本政府にはもっと頑張ってもらって平和な観光立国を目指してほしいと思います

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新旧技術

2019-01-23 12:00:00 | 18期生のブログリレー

稼プロ18期の市原です。

今回も棚卸シリーズではなく、年末年始で読んだ書籍と今年の北米家電ショー(CES2019)の話をお伝えします。異なるネタではあるものの、情報にも旬があるため、合わせてご紹介します。

 

はじめは書籍について。

ご紹介するのは「土木と文明(合田良実)」、土木工事を切り口に、文明に迫る名著だと思います。

 歴史や為政者の話は、体制樹立までの動乱に目を奪われがちです。しかし、それは一面に過ぎず、為政者の役割は、地域に富をもたらすこと。この手法に、農作物の生産力を高めるための灌漑等の土木工事があります。先の書籍は、この痕跡を丁寧に整理し、人類誕生から現代をつないでいます。

 我々の祖先は、狩猟中心の不安定な状況から、農耕による安定的なものへ変わる過程で、集落を作り、為政者を輩出し、文明化を進めしきました。そして、為政者は、体制維持のため、灌漑用の水路、下水道の完備、防壁、運河等々の土木工事を行うのです。

年始のブラタモリでローマが紹介されていたため、こちらもローマ帝国を例にします。映画テルマエロマエには、公共浴場で水がふんだんに使われるシーンがあります。しかし、これは紀元前から上下水道、特に下水道が完備されていた!という驚愕の事実です。優れた統治の証拠です。

 残念ながら、争いのたび、それら優れた技術が破壊され、下水が完備されない時代には疫病等も流行りました。未だ下水道の完備の無い地域は、世界に多く存在します。

 技術の多くは、人々の暮らしを確実に豊かにし、文明を育みます。そのため、技術をしっかりと引継ぎ、その上に新たな技術を積み重ねること、これが今の我々の務めだと考えます。

 

他にもご紹介したいことはありますが、二つ目のお話し。

CES2019で、様々な今年の新技術・新商品が紹介されました。

一生活者として面白かったのは、LGのテレビや一瞬でお湯が沸くケトル。これらは目にされた方も多かったと思います。

テレビ:https://japanese.engadget.com/2019/01/07/lg-ces-2019/

ケトル: https://japanese.engadget.com/2019/01/08/heatworks-duo-1/

今年、注目していたのは中国の電気自動車メーカー、Bytonです。設立わずか3年の企業ですが、レベル3(条件付運転自動化)の電気自動車の発売を宣言しました。素晴らしいスピード感です。製造が順調に進むなら、もたつくテスラを超えていくでしょう。

このスピード感は、内燃機関の開発セオリーを過去のものにします。部品の組合せによる自動車生産が確立されるなら、5年後に自動車という製品を取り巻く付加価値は、急速に変化しているはずです。

https://japanese.engadget.com/2019/01/06/byton-ev-ces2019/

 他にも、5GとAI関連。5Gは、国内でも試験サービスの展開が予定されていますし、AI関連は生活に確実に広がっています。これらの普及期は目前です。

 

今回、文明を支える技術を、異なる二つのイベントから触れました。文明も技術も、その多くは積み重ねです。新たな文明を生み出せる強い影響力を持つ者や、革新的な技術を生み出せる天才は、なかなか生まれません。そのため、文明や技術を丁寧に観察することで、ある程度は次が構想できます。この構想から具体化が、経営だとも言えます。

 

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”伝える”スキルをアップするための留意点

2019-01-22 12:00:00 | 塾長からのメッセージ

こんにちは。塾長の鴨志田です。

昨日の石川さんの投稿にも書かれていましたが、一昨日、当塾では、特別企画「ボイストレーニング」を開催しました。
今日は、その時に学んだ内容の一部をご紹介します。 

ところで、このブログの読者の皆さんは、人前で話す機会は、どれぐらいありますか?

・自己紹介
・会議での発言
・お客様への企画提案
・結婚式などでのスピーチ(挨拶)
・研修講師をする際の講義
・コンサルティングの現場
・窓口での相談員(専門家)

など、さまざまな機会があると思います。

 一昨日の特別講義「ボイストレーニング」、午後の部は「ナレーション」スキルを学びました。
その中から、今回は、「”伝える”スキルアップ」という視点で留意したいことを以下に紹介します。

人前で話すときは、まず、「聞き手に伝わること」を意識しなければならなりませんね。
そのための5つの基本を(1)声を前に出す、(2)話すテンポを考える、(3)聞き手を意識する、(4)内容に合わせた話し方をする、(5)話し方の作法を心得る という視点で整理してみました。以下に述べます。 
※各項目の★印は、私が勝手につけた難易度を示しています。★の数が多いほど難易度が高いことを表しています。

(1)声を前に出す

声を前に出すためには、以下の5つの基礎を体得する必要があります。

①姿勢を良くする★★
②お腹から声を出す★★★
③上半身の力を抜き、リラックスする★★★
④喉をよく開ける★★
⑤口を大きく開ける★

(2)話すテンポを考える

 一本調子の話し方は、聞き手を引きつけることはできず、ともすると、聞き手の睡魔を招いてします。これを防ぐには、以下の3項目を意識して、心地よいテンポで伝えることが望まれます。

①緩急をつける★★
②声の抑揚(声の音程)を意識して使い分ける★★★
③小さな間や大きな間などメリハリを持って間をとる★

(3)聞き手を意識する

 聞き手を意識しない話し方は、独り言となってしまいます。話し手には、聞き手に気持ちよく聞いてもらうという義務があるのです。ポイントは、準備段階で以下の3つを意識することではないでしょうか?

①なぜ、聞き手に今伝えようとしているのか(話す目的)★
②そのためには、何を伝えることが望ましいのか(聞き手は何を知りたいと思っているのか、または聞き手に何を伝えなければならないのか)★★
③どのようにして伝えることが望ましいのか?(聞き手はどの程度の知識を持っているのかを踏まえる)★★★ 

(4)内容に合わせた話し方をする

 真面目に伝えることは、決して良いことではありません。聞き手に親切な伝え方ができることが大事なのです。具体的には、内容に合わせた声を出すことが求められます。そのポイントとして以下の3つが挙げられます。

①文章や内容を自分のものとして把握し、その内容と自分が向き合う★★
②内容を聞き手にイメージできるように伝えるために、話し手としてどのような感情を込めたいのかを考える★★
③明るい内容、前向きな内容など、それに合った声を使い分ける★★★ 

(5)話し方の作法を心得る

 助詞を強調する話し方をする人をしばしば見かけます。具体的には、「……で」「……が」「……を」という助詞の部分で、急に声が大きくなる、音程がそこだけ上がってしまう現象をいいます。このような話し方をすると、聞き手には助詞だけが印象に残り、内容が伝わりにくくなることを、意識していますか?ここでは、基本的に習得したい話し方の作法を5つ取り上げてみました。

①内容の意味を踏まえて息継ぎをする、話すための原稿がある場合は、ワンフレーズで読む箇所、息継ぎをする箇所を考える★★★
②第一声を気持ちよく出す★
③語尾までしっかりと声にだし、語尾を占める★
④意味とは無関係の節をつけない(無意識のうちに癖になっている人がいる)★
⑤滑舌を良くする(母音と子音(とくにさ行とら行が苦手な人が多い)、鼻濁音、無声音の使い分け)★★

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
人前で挨拶したり、短い時間でプレゼンテーションをするときは、是非、原稿を作ってみてください。その際、以下のことを実践してみてください。

➀聞き手へ訴求したいことを踏まえて、テーマと流れ(構成)を考える
②1分間200~250文字程度を目安として「縦書き」の原稿を作成する
③黙読を2回、音読を3回すして、内容の意味を把握する
④キーワードや、際立たせたい語句をチェックする
⑤意味を踏まえて、間をどこでとるか印をつける(ここが、息継ぎの箇所となる)
⑥緩急をどのようにつけるかを考える
⑦音読して録音し、再生して客観的に話し手の立場で聞いてみる

以上

 

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