ピスト ハブ SUZUE PROMAX グリスアップ 調整

前回分解清掃をした SUZUE PRO MAX スズエ プロ・マックスのピストハブ
今回はグリスアップし組立調整をします





このハブの精度や状態から主な使用目的は練習用　この様な回転部品は決戦用と普段使いでは
メンテ 調整の仕方も少々変えます　このハブに使う油脂類はやや粘度の高い Super Lube を使います
これもフッ素系のケミカル品です




まずハブシャフトにグリスを塗布します　これは防錆が
目的です






片方の玉押し、ロックナットを組付けますが　ここでは
仮組にしておきます





ハブ本体の玉受け部にグリスを入れます　今回は練習用の位置付けなのでやや多目の量を使いました
虫食いが有ったスチールボールの交換も考えましたが　在庫にあまり上質な物が無かったのでそのまま
使います








左右の玉受けにスチールボールを納め　ハブシャフトを
通します








ハブを裏返し　玉押し、舌付ワッシャー、ロックナットを
装着します






ここで必要な作業　ハブシャフトの出代を左右揃えます






最後は玉当りの調整です　練習用はあまりシビアな所で
調整せず　やや渋めにしておいた方が良いですね
かと言って固ければ良いと言うものでも有りませんが
少々使ってもガタが出ない程度に・・・




この車輪は競輪選手が使っていた物　ハブにも NJS の
刻印が有ります




より道

リムは ARAYA GOLD 正確には 16B GOLD と言うのかな
資料では 335g と結構軽量です




使われているタイヤは　SOYO のシームレスタイヤ
RED R-Ⅱ 180g 　このタイヤのバルブが競輪バルブと
呼ばれる物で　小さな英式バルブです






しかし英式で 10気圧も入れる事が出来るポンプは
普通持っていないですよね　ヒラメはこれ専用の
ヘッドを発売していますが　ここはトンボで良い
でしょう　これでフレンチ用のポンプが使えます





これで SUZUE PRO MAX スズエ プロマックスの整備が終わりました　カップ&コーン回転部の
極普通のハブでした　でもどの様な部品でもやはり日々の手入れは大切ですね

前回の作業はこちらです　【 ピストハブ メンテ SUZUE PROMAX　分解 清掃 】