Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ピストハブ メンテ SUZUE PROMAX 分解 清掃

2010-12-03 19:29:17 | 自転車整備 ハブ
ピスト用ホイール これは知り合いの競輪選手が使っていたものですが
ハブのメンテナンスをしてやります 使われているハブは SUZUE スズエの
PRO MAX プロマックスと言う NJS 認可ハブです






120mm巾の両切りハブ しかし組み方を見るとイタリアン
小ギアは両方で使うつもりは無かったのかな?




このハブ ロゴ部分がキラキラと色んな色に輝きます





じゃハブの分解~清掃作業に掛かります 後輪から始めます このハブは私も始めて触るのですが
どの程度の精度、手を掛けてあるのか楽しみですね 現在の玉当りはサラサラ グリスが入っていなく
オイルチューンかな?と思える手応えです




ハブナットとチェーン引きを外します






ここで使う工具は ハブスパナとモンキーレンチ
後輪は 14mmです






ハブスパナを玉押しに掛けます






モンキーレンチをロックナットに掛け ナットを緩めます
ここは正ネジです モンキーレンチにも正しい使い方が有り
反時計回りに力を入れる場合 この写真の様に使います
裏向けに使うのはナットの角を舐め易くするので良く有りません






ロックナットと舌付きワッシャーを外しました
次は玉押しです






玉押しは特に錆などが回っていなければ指先で緩みます






これでハブシャフトが抜けます この時スチールボールが
落ちる事があるので無くさない様に注意






ボールレース 玉受けに入っているボールを取り出します




う~ん あまり良い状態じゃないですね 何故か錆が回っています






フロントハブもする事は一緒です こちらは 13mmのスパナを使います
ハブシャフトのネジ部に良く錆が回っています 
このホイールはローラー練習用に使っていたと思うので フロントは
汗である程度錆や腐食を覚悟していたので これは想定内かな?




シャフトに錆が回っているので 全てをバラシ綺麗にしましょう






何時もガソリンを用意していますが 携行容器が空でした
デグリーザーを使います デグリーザーは当り外れが多く
外れに当ったら始末が悪いですよね この KURE 呉のパーツ
クリーナーは良いですね 少々高くてもこれに決めています






各スモールパーツが綺麗になりました リアのボールと玉押しの
状態が良く有りません 特にボールの虫食いが良く目立ちます

分解前にオイルチューンの様な手応えを感じたのは グリスが
劣化しほとんど粘度が有りませんでした それともオイルを
差したかな?






ハブ本体の玉受け 可も無く不可も無く 特に特徴が有る
加工もされていません ここまで見た感じでは極普通のハブ
このお値段は知らないのですが 練習用の位置付けかな






使われている鋼球は リアが 1/4 サイズ 6.35mm が片方 9個
フロントは 3/16 サイズ 4.7625mm が 11個です
ボール自体は結構綺麗な物です 一般車に使われている物より
上質の物だと思います





少し長くなりましたね この続きグリスアップ~組付けは次回にさせて頂きます

マンションの中庭の植物 何か上品な枯葉ですね じゃ次回もお付き合い下さい

この続きの作業はこちら 【 ピストハブ SUZUE PROMAX グリスアップ 調整 】

コメント (4)
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