この数回は Campagnolo NJS 刻印のハブの整備を続けています 今回はフロントハブの
グリスアップと美装、磨きを行ってやりましょう これで完成です
先日からの後輪に続いてフロントホイールのハブの整備を続けます 前回分解し
各パーツの洗浄は済ませています 洗浄の際には複数の洗浄剤を使いその効果の
確認もしました この様子は前回の記事をどうぞご覧下さい
ハブの回転部の構造はカップ&コーンと呼ばれる物で
玉受け、スチールボール、玉押し、ロックナットから
構成されている従来のものです では始めましょう
グリスを玉受けに塗布します Campagnplo LB-100 です
このハブは NJS の刻印が有っても基本的には
RECORD の容姿をしています ボールは呼び 7/32
直径 5.5563mm の物が片方に 9個使われています
それをボールレース(玉受け)の中に収めました
最初のグリスが少し少ない様なので、足しておきましょう
一旦コーン(玉押し)を入れて 指先で回してみます
そしてグリスの量を確認します やや少な目ですが
試合用ならこの位でオーケイです 街乗り用で耐久性を
考慮するなら グリスはギッシリと詰めた方が良いですよ
反対側も同じ様にスチールボールを収めた後
シャフトにも薄くグリスを塗布しハブ本体に差し込みます
ホイールを反転させ玉押しをシャフトにねじ込みます
ここでは奥まで入っていれば結構です 調整は最後に
行います
ワッシャーの内径に突起(舌)が有るワッシャーを
シャフトの溝に合せて入れます 玉当りの調整を
する時、この突起は大きな役割を持っています
カップ&コーンの回転部の最後はロックナットです
これも奥までねじ込みます ※ ネジは全て正ネジです
ここから大切な玉当りの調整を行います ハブスパナと
モンキーレンチを使います 指先に神経を集中しガタが出る
一歩手前の一番滑らかな所を感じ取り そこでロックナットを
締め込み固定します ただこれはハブに依り癖も違うので中々
一発で決まりません 自分が納得出来るまで繰り返して下さい
ハブナットを取り付けます ナットやシャフトのネジに
オイルを塗布しておきます 自転車の部品はどの様な
物も、滑らに動くと言うのは大切な事です
ナットを奥まで締め込めば回転部分の整備は完了です 後輪から始まり長くお付き合いを頂きました
私が整備をする場合、普段整備をあまりしない人と頻繁に行う人との整備の仕方は多少変えます
今回の様にグリスを少なくしギリギリの一点でハブ調整をすると良い状態が長く続きません
自分で整備の回数を減らしあまり気を使わず使いたい場合は グリスは多く、当りは渋めに
調整してやると良いですね 目的に応じて整備の方法を変えれば良いと思います
折角回転部分の整備も終わったので 見た目も綺麗に
してやりましょう この時代のカンパのハブは磨けば
光ります ピカールなど金属磨きを使い綺麗になれよ!
と念じながら磨いてやります
磨く時、指先がツンツンと当り少し痛いですが
この様に艶々に表情を変えてくれると そんな事は
全く気になりません この後、後輪も磨いてやります
before and after
リアハブ ハブ胴の Campagnolo の文字 小ギアの
取付けネジも改めて磨きました
Campagnolo の裏には NJS の文字が彫られています
このハブに RECORD の文字は有りません 艶々です
美しいです Campagnolo NJS 認可ハブ アルマイト処理がされ、使いっ放しでよい物に比べ
絶えず磨くと言う手入れが必要な部品です、でもその結果がこの輝きなら納得が出来ますよね
今回は新しいリムを使いまだタイヤも張った事が無い
ホイールでした NJS カンパのハブと従来の RECORD
ハブとの違いも確かめたくて その様な事も考えながら
整備を進めました これについてはまた後に記事に
させて頂きます
今回一連の整備をし国産のハブとの違いも感じながら触っていました 回転部分の滑り感
これはやはりカンパ独特のものですね 実はこの容姿にも RCORD ハブと NJS の違いを
はっきりと感じています では次の記事は RECORD と NJS の違いについて書いてみましょう
前回の作業 【 Campagnolo NJS ハブ フロントの分解と洗浄剤の比較 】
次の記事 【 カンパ ピストハブ NJS と RECORD の違い 】
グリスアップと美装、磨きを行ってやりましょう これで完成です
先日からの後輪に続いてフロントホイールのハブの整備を続けます 前回分解し
各パーツの洗浄は済ませています 洗浄の際には複数の洗浄剤を使いその効果の
確認もしました この様子は前回の記事をどうぞご覧下さい
ハブの回転部の構造はカップ&コーンと呼ばれる物で
玉受け、スチールボール、玉押し、ロックナットから
構成されている従来のものです では始めましょう
グリスを玉受けに塗布します Campagnplo LB-100 です
このハブは NJS の刻印が有っても基本的には
RECORD の容姿をしています ボールは呼び 7/32
直径 5.5563mm の物が片方に 9個使われています
それをボールレース(玉受け)の中に収めました
最初のグリスが少し少ない様なので、足しておきましょう
一旦コーン(玉押し)を入れて 指先で回してみます
そしてグリスの量を確認します やや少な目ですが
試合用ならこの位でオーケイです 街乗り用で耐久性を
考慮するなら グリスはギッシリと詰めた方が良いですよ
反対側も同じ様にスチールボールを収めた後
シャフトにも薄くグリスを塗布しハブ本体に差し込みます
ホイールを反転させ玉押しをシャフトにねじ込みます
ここでは奥まで入っていれば結構です 調整は最後に
行います
ワッシャーの内径に突起(舌)が有るワッシャーを
シャフトの溝に合せて入れます 玉当りの調整を
する時、この突起は大きな役割を持っています
カップ&コーンの回転部の最後はロックナットです
これも奥までねじ込みます ※ ネジは全て正ネジです
ここから大切な玉当りの調整を行います ハブスパナと
モンキーレンチを使います 指先に神経を集中しガタが出る
一歩手前の一番滑らかな所を感じ取り そこでロックナットを
締め込み固定します ただこれはハブに依り癖も違うので中々
一発で決まりません 自分が納得出来るまで繰り返して下さい
ハブナットを取り付けます ナットやシャフトのネジに
オイルを塗布しておきます 自転車の部品はどの様な
物も、滑らに動くと言うのは大切な事です
ナットを奥まで締め込めば回転部分の整備は完了です 後輪から始まり長くお付き合いを頂きました
私が整備をする場合、普段整備をあまりしない人と頻繁に行う人との整備の仕方は多少変えます
今回の様にグリスを少なくしギリギリの一点でハブ調整をすると良い状態が長く続きません
自分で整備の回数を減らしあまり気を使わず使いたい場合は グリスは多く、当りは渋めに
調整してやると良いですね 目的に応じて整備の方法を変えれば良いと思います
折角回転部分の整備も終わったので 見た目も綺麗に
してやりましょう この時代のカンパのハブは磨けば
光ります ピカールなど金属磨きを使い綺麗になれよ!
と念じながら磨いてやります
磨く時、指先がツンツンと当り少し痛いですが
この様に艶々に表情を変えてくれると そんな事は
全く気になりません この後、後輪も磨いてやります
before and after
リアハブ ハブ胴の Campagnolo の文字 小ギアの
取付けネジも改めて磨きました
Campagnolo の裏には NJS の文字が彫られています
このハブに RECORD の文字は有りません 艶々です
美しいです Campagnolo NJS 認可ハブ アルマイト処理がされ、使いっ放しでよい物に比べ
絶えず磨くと言う手入れが必要な部品です、でもその結果がこの輝きなら納得が出来ますよね
今回は新しいリムを使いまだタイヤも張った事が無い
ホイールでした NJS カンパのハブと従来の RECORD
ハブとの違いも確かめたくて その様な事も考えながら
整備を進めました これについてはまた後に記事に
させて頂きます
今回一連の整備をし国産のハブとの違いも感じながら触っていました 回転部分の滑り感
これはやはりカンパ独特のものですね 実はこの容姿にも RCORD ハブと NJS の違いを
はっきりと感じています では次の記事は RECORD と NJS の違いについて書いてみましょう
前回の作業 【 Campagnolo NJS ハブ フロントの分解と洗浄剤の比較 】
次の記事 【 カンパ ピストハブ NJS と RECORD の違い 】