自転車のレーサーシューズにはクリートを取り付けますが その為のネジが仕込んで有ります
その雌ネジが潰れたので修理をしました
私が使っている SIDI GENIUS5 PRO MEGA シディのレーサーシューズですが
先日クリートを交換した時に靴底に仕込んで有る雌ネジの山を潰してしまいました
今回はそのネジを交換します
今回のメスネジは 靴の内部に仕込んで有りどの様な物が
使われているか分かりません
調べてそれらしい物を取り寄せましたが それが合う物なのかも
確認出来ていません それでも作業は進めて行きます 駄目なら
その時にまた考えます
壊れているネジは左側、内側の 1個です その部分は
靴の底に直接ネジをねじ込みクリートを止めています
そのネジの下側を覗くと靴に仕込まれたメスネジが見えます
今回交換するのはそのネジです
台金に靴をセットしました
クリート位置を確認する為に クリートから離れた所に逃げ墨を
罫書いています これを基準にクリート位置を正確に調整します
今回用意しているネジは SIDI の純正補修パーツで
SOLE SCREWPLATE R ソールスクリュープレートと言います
この様な形状のネジです ベースプレートが有りそれに
メスネジが溶接されています これから靴に仕込まれた
ネジを取り外しますが、これと同じ物が出てくれば意外と
簡単に終わる予感は有ります
靴の中敷きを外しました
先の尖ったじぐりを用意しました 道具はこれでなくても
目打ちや千枚通しなどでも構いません
クリートの隙間から見えている 靴に仕込まれたメスネジに
じぐりを突き刺しました
靴の内底にじぐりの先が出ています メスネジの位置を確認したくて
行っている作業です ここからの作業は靴の中から行います
靴の底に仕込まれたプレートはどの方向なんでしょうか・・
今回用意したプレートのサイズです 10mm×13mm 位です
プレートが埋め込んで有る部分の中底をカッターで切り取りました
先の細いソルダーエイドを用意しました これで切り目を入れた
中底を捲ってみます
カッターの刃先に金属を感じていた部分も有りました
中のプレートはどうもこの方向に入っている様です
これは私が想像していたのとは逆です 勘が外れました
少しカットの巾を広くしました これでプレート全部が見えます
プレートを取り外しました 中底の穴からソールの樹脂が見えています
用意したプレートと同じ物だったので 次の作業に掛かります
クリートをソールに直接縫い付けていたネジを外します
角型の座金を外しました もう一本小さなネジを建て込んでいます
これも外しましょう
小さなネジを外し 通常のクリートの状態です
外したプレートと用意した物を改めて比べると同じ物で間違い有りません
古い方は結構強い力で締め込まれていたのでしょう ネジのベースが湾曲
しています
新しく用意したプレートを靴の中からソールの決まった場所に入れます
切った中底は元に戻しておきます
新しく入れたプレートを利用してクリートを固定します
角型の座金をクリートに置きます
クリート固定ネジ 雄ネジでクリートを押さえます
クリートが元の位置に収まっているか良く確認します
とても大切な作業です
クリート位置に問題は無かったのでネジの本締めを行います
新しく交換したプレートとの間に問題も無く 壊す前と同様に
締め込む事が出来ました
切り目を入れた中底ですが 特に接着剤等を使う必要も無さそうです
この状態のまま中敷きを入れてしまいます
エアブロワでシューズ内の掃除をして中敷きを入れます
これで今回の修理は完了です どのタイプのシューズに今回のネジが合うのか
私にも分かりませんがもし合わなければ、幾らか加工して使う方法も有るかと
思います
SIDI パーツ(シューズ) SOLE SCREWPLATE R 定価 180円 何かの
参考になれば幸いです
今回のネジを潰した時に幾つかの修理方法を考えましたが強度不足などで
不安を残すのは避けないといけません たまたま純正の補修パーツが使えましたが
もし使えなければ鉄板を切り取りネジを溶接する等のパーツ作りから始める処でした
長い記事にお付き合いを有難うございました
その雌ネジが潰れたので修理をしました
私が使っている SIDI GENIUS5 PRO MEGA シディのレーサーシューズですが
先日クリートを交換した時に靴底に仕込んで有る雌ネジの山を潰してしまいました
今回はそのネジを交換します
今回のメスネジは 靴の内部に仕込んで有りどの様な物が
使われているか分かりません
調べてそれらしい物を取り寄せましたが それが合う物なのかも
確認出来ていません それでも作業は進めて行きます 駄目なら
その時にまた考えます
壊れているネジは左側、内側の 1個です その部分は
靴の底に直接ネジをねじ込みクリートを止めています
そのネジの下側を覗くと靴に仕込まれたメスネジが見えます
今回交換するのはそのネジです
台金に靴をセットしました
クリート位置を確認する為に クリートから離れた所に逃げ墨を
罫書いています これを基準にクリート位置を正確に調整します
今回用意しているネジは SIDI の純正補修パーツで
SOLE SCREWPLATE R ソールスクリュープレートと言います
この様な形状のネジです ベースプレートが有りそれに
メスネジが溶接されています これから靴に仕込まれた
ネジを取り外しますが、これと同じ物が出てくれば意外と
簡単に終わる予感は有ります
靴の中敷きを外しました
先の尖ったじぐりを用意しました 道具はこれでなくても
目打ちや千枚通しなどでも構いません
クリートの隙間から見えている 靴に仕込まれたメスネジに
じぐりを突き刺しました
靴の内底にじぐりの先が出ています メスネジの位置を確認したくて
行っている作業です ここからの作業は靴の中から行います
靴の底に仕込まれたプレートはどの方向なんでしょうか・・
今回用意したプレートのサイズです 10mm×13mm 位です
プレートが埋め込んで有る部分の中底をカッターで切り取りました
先の細いソルダーエイドを用意しました これで切り目を入れた
中底を捲ってみます
カッターの刃先に金属を感じていた部分も有りました
中のプレートはどうもこの方向に入っている様です
これは私が想像していたのとは逆です 勘が外れました
少しカットの巾を広くしました これでプレート全部が見えます
プレートを取り外しました 中底の穴からソールの樹脂が見えています
用意したプレートと同じ物だったので 次の作業に掛かります
クリートをソールに直接縫い付けていたネジを外します
角型の座金を外しました もう一本小さなネジを建て込んでいます
これも外しましょう
小さなネジを外し 通常のクリートの状態です
外したプレートと用意した物を改めて比べると同じ物で間違い有りません
古い方は結構強い力で締め込まれていたのでしょう ネジのベースが湾曲
しています
新しく用意したプレートを靴の中からソールの決まった場所に入れます
切った中底は元に戻しておきます
新しく入れたプレートを利用してクリートを固定します
角型の座金をクリートに置きます
クリート固定ネジ 雄ネジでクリートを押さえます
クリートが元の位置に収まっているか良く確認します
とても大切な作業です
クリート位置に問題は無かったのでネジの本締めを行います
新しく交換したプレートとの間に問題も無く 壊す前と同様に
締め込む事が出来ました
切り目を入れた中底ですが 特に接着剤等を使う必要も無さそうです
この状態のまま中敷きを入れてしまいます
エアブロワでシューズ内の掃除をして中敷きを入れます
これで今回の修理は完了です どのタイプのシューズに今回のネジが合うのか
私にも分かりませんがもし合わなければ、幾らか加工して使う方法も有るかと
思います
SIDI パーツ(シューズ) SOLE SCREWPLATE R 定価 180円 何かの
参考になれば幸いです
今回のネジを潰した時に幾つかの修理方法を考えましたが強度不足などで
不安を残すのは避けないといけません たまたま純正の補修パーツが使えましたが
もし使えなければ鉄板を切り取りネジを溶接する等のパーツ作りから始める処でした
長い記事にお付き合いを有難うございました