Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

チューブラータイヤ 貼り替え フロント

2022-10-24 20:14:58 | 自転車整備 その他 
ロードレーサーの整備を進めています ハブのグリアップは済ませました
今回はフロントホイールのチューブラータイヤを貼り替えます





ロード用のフロントホイールです 今年の夏はタイヤのバルブが頻繁に曲がり
その原因も良く解らないまま 夏が過ぎてしまいました 






このホイールのタイヤも 短期間に 2回貼り替えましたが
ご覧の様にやや曲がっています この程度なら許容範囲ですが
今回の整備の一環として貼り替えましょう






タイヤは TUFO S33 PRO 走行距離は 5~600km でしょうか
トレッドもまだ残っているので 再利用します






まず空気を抜きます






タイヤを外すのは バルブの反対側から 若い頃なら苦も無く
外せましたが 握力も無くなり今は無理です






ニップル穴など 接着の弱い部分を狙い マイナスドライバーを
差し込みます






この時、ドライバーの角やローレット加工された
部分でリムに傷を付けない様に注意します






剥がす切っ掛けが出来たら 後は手で大丈夫です
タイヤを真上に持ち上げる様にして剥がします








リムに何か残っています タイヤのフンドシに貼って有る
タイヤの情報です




整備テーブルで作業をします








少し気になる所が・・ バルブにリムセメントが付着しています
これをペイント薄め液で拭き取ります 空気を入れる際
ポンプヘッドのゴムパッキンにも良くないですから




タイヤの接着面にリムセメントを塗ります






セメントは無くなる前に購入する様にしています






セメントの刷毛で塗って行きます






塗り終わりました リムのエッジが当る部分にも塗っています
選手時代はタイヤには塗らなかったのですが 自分の走行技術も
落ちているので 今は安全の為に塗っています






ホイールの用意をします これは先日買った、廉価な
振れ取り台 3500円(税込) リムセメントを塗る為に
買いました








組み立ては簡単、一瞬で終わります






これは振れ取りにも充分使えます これからホイール組を
覚える方は買っておけば良いと思います






リムセメントを塗ります 床は悪く無いので
このまま行きます






チューブタイプのセメント 缶の刷毛は使い難いので
こちらを選んでいます






必要量リムに出し 歯ブラシで塗り拡げます




このリム ARAYA ADX-1 は リムの谷にタイヤが
やや届き難いので両サイドのエッジ部分を意識
しながら塗っています




先程のタイヤを用意しました 私は特に乾燥時間は置かず
セメント塗布後、直ぐにタイヤを入れます






タイヤのロゴ 或いはトレッドの方向に気を付け バルブは
真っ直ぐになる様に入れます 私は多少バルブが曲がる癖が
有ります 今回も意識しながら作業しましたが、曲がっています
決して良い事では有りませんが この程度は許容範囲です






タイヤ、リム共 リムのエッジまでセメントを塗ると
どうしてもリムが汚れます 付着したセメントは
拭き取っておきます




今回のタイヤの貼り替えは バルブの曲がりも我慢出来る程度でしたが
猛暑の時期も過ぎ、気持ちをスッキリさせたかったので貼り替えました 





シーズンが終わった訳では有りませんが 夏に結構乗っていたので
全体の観察も含めた整備です もう暫く続きます どうぞ最後まで
お付き合い下さい


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2 コメント

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FKD0026さん (Kino)
2022-10-25 19:07:29
初めまして コメントを有り難うございます

まず左右の腕力等の違いについては 今回の記事中にも書いていますが 私がタイヤを貼るとバルブが多少曲がる癖が有り それはタイヤを押し下げる力の差だと、自分でも認識しています

そして TUFOの同程度クラスのタイヤはもう何本買ったか思い出せない位の本数を使っています ですからこのタイヤの扱いも少なからず解っているつもりです

その辺を思い巡らせてても 今年の酷暑時期のバルブの曲がりは 曲がり具合も回数も尋常では有りませんでした

タイヤの不具合も疑い、新しい物に替えても同じ事が起こりました
これらに付いては夏以降、何回か記事にしています

折角ご丁寧に緒案を頂戴しましたが それぞれ試しての結果です 色々とアドバイスを頂き有り難うございます
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Unknown (FKD0026)
2022-10-25 11:06:34
よく読ませて貰っています、バルブが曲がっていく件なのですが、左右の握力や腕力に差はありませんか?
TUFOのタイヤはフンドシもタイヤ全体も堅めなので良く伸ばして置かないと、貼るときに力もいるので、その時の左右の引っ張り具合が後から影響が出やすいタイヤだと自分は感じています。
恐らくタイヤを貼られる時にはホイールとタイヤの向きと身体も自転車進行方向に対しての左右のどちらかをいつも同じように向きでされていると思いますが、一度身体の向きを左右逆にされてタイヤを引っ張る腕を逆にされてみてはいかがでしょうか?
自分でも最近TUFOのタイヤ、シクロクロスのタイヤを貼ったのですけど二週間程使用していないホイールにはめておいてから貼りました。
もう既にこういう事を試されているのであれば長々とした文章申し訳ありません、自分なら一度こうしてみるかな、と思ったのでコメントさせて貰いました。
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