ホイールの微調整と ベッド作り

整備を続けているロード用のカーボンホイール チューブラータイヤを貼る前に
微調整をし ベッドを作ります　その風景をどうぞご覧下さい





ロード用のカーボンホイールですが ハブやフリーの分解整備も済ませ　振れ取りや
古いリムセメントの除去もしています　今回は新しいタイヤを貼る為の準備をします
ベッド＝床 とも言います






一旦振れ取りはしていますが　再度状態を確認します






僅かな振れが出ています ホイールを寝かすとスポークが
落ち着き少しの振れが出る事も有ります　ニップル 1/4回転
程度の調整で終わりました






リムにはリムセメントは残っていません　ここにベッド
床を作ります






その前に 深さゲージでリムの深さを測ってみます




リム両サイドのエッジから タイヤ接着面の底まで
5.55mm 有りました ただ中央に全集浅い溝が有ります
その底まで測りました
今迄使っているアルミリムと比べると深い気がします
MAVIC GP4 4.60mm　MAVIC HELIUM 4.15mm




では本日の予定作業 床作りを行います






アセトンでペパータオルを湿らせます




タイヤの接着面を良く拭き取ります




今回の床にはリムセメントを使います Panaracer の
速乾性です






缶の容器に付属した刷毛で リム全体に薄く確実に塗布します




付属の刷毛は 巾が広くて使い難いので 何時もは歯ブラシを
用意するのですが このリムは巾も広いので 刷毛で行けました






施工前と施工後 これを乾燥させて 何度か繰り返す人もいますが
私は 一回で終えます 数十分置けば次の作業には掛かれます




チューブラータイヤを張る為の ベッド＝床作りは
リムのタイヤ接着面にリムセメントが全く無い時に
行うもので
タイヤの貼り替えなどでセメントがリムに残っていれば
する必要のない作業です





この状態でしばらく置いておきます ベッドの表面がカピカピに乾燥し固くならなければ
大丈夫です　タイヤ貼りは明日にします　次回もお付き合い下さい