Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

自転車整備台 製作 スタンド改

2022-06-21 20:15:35 | 製作・加工
自転車整備用のメンテナンススタンド 色々な物が市販されていますが使い易い物を自作します
市販されている部材を加工しながら製作を進めます 作業風景をご覧下さい





これは今回の工作に使う為の道具の一つですが 後ほど用途を見て頂きます
今回製作するのは自転車を正立させ 腰の負担が少ない高さの物を作ります
ナショナルチームのメカニックも類似した物を用意していますが それに
負けない物を作るつもりで頑張ります






これは今回の整備台のベースになる物で市販品に
手を加えて使います 折り畳み作業台と言う名称で
売られています






作業台の上で自転車を保持する為の部材は
MINOURA の 1台用スタンドを使います
品番は DS-550-CS
これもこのままでは使えないので加工が必要です




さて 今回は先程、紹介しました MINOURA のスタンドの
足元に手を加えます




足元のパイプを曲げる為に用意した SGP ガス管です
内部に切断時のバリ、返りが残っているので これの
面取りを行います






この作業で冒頭の写真の道具、ステップドリルを使います
我々はタケノコとも呼びますが これを電動ドリルに装着し
パイプ内面の面取りを行います






スタンドの足元のパイプを一本外しました パイプの曲げ
加工をする時に傷が付かない様に ビニールテープで養生
しました




スタンドのパイプをガス管の中に差し込み 曲げていきます
これが想像以上に硬いパイプで満身の力が必要でした
その様な時でも パイプにペコを作ってはいけないので
力を入れながら優しく力を加えると言う 訳の解らない
力加減が必要です




一旦曲げたパイプをスタンドに戻してみました 簡単な様ですが
曲げる方向にも気遣いが必要で 割と細かな作業を要求されます






曲げ加減を調整しながら ほぼ意図した形に出来ました
先程のペコと言うのは 飲料のコーヒー缶を押えると缶が
凹み 両サイドに尖った部分が出来ます、その状態をペコ
と表現しますが 凄く強度が落ちます パイプを曲げる時に
絶対やってはいけない ペコです






スタンド本体に足を取り付け 寸法を測っています
ここで 1~2mmの寸法違いは許容範囲です 後の作業で
現場合わせ、修正が可能です





このスタンドの脚をどうしようかと思いましたが、設計図も無い中 思い描いた物が
概ね形に出来ました 次はこれを取り付ける為の加工が必要です 次回もどうぞ
お付き合い下さい

次の作業 【 自転車整備台 製作 タップを建てる 】


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