Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

リムが割れる 再び ARAYA ADX1

2023-08-27 20:02:32 | ホイール
ロードレーサに使っているホイールのリムが割れました 名器と言われた ARAYA ADX1
一体何が起きたのでしょうか





私のロードレーサー マグネシウムとカーボンのコンポジットフレーム
これに使っているホイールに不具合が出ています 昨年 7月に組み替えた
ホイールです





使っているリムは かつて多くの選手が使った名器 ARAYA ADX1 通称
AERO 1 エアロ 1 と呼んでいます





自転車は何時も天井に吊って保管しています この日は自転車に乗るために
自転車を降ろしました、その瞬間に何か異常を感じています 床に降ろした時には
ホイールの異変だと気付いています
人の自転車でも触った瞬間に 異常を感じる事は良く有ります これは感覚ですから
上手く説明出来ません





前回組み替えたのも やはり皹が入った為でした そのリムは組んで 10年経過していたので
不思議ではありましたが そんな事もあるのか・・ ある程度自分を納得させる事が出来ました
ただ今回は デッドストックの未使用のリムを降ろし 組み替えて 1年です スポークもそれ程
強く張っていません 無理な使い方もしていません 不思議です また組み替えなきゃ・・


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5 コメント

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おはようございます^^ (attsu1)
2023-08-28 07:31:36
スポークもそれ程、強く張っていません
無理な使い方もしていません。

読んでいた感じたのは、
保存して使っていなくても、
材質そのものに、経年劣化があるのでは?って感じたことです。
もしくは、どんな製品でも、名器とは言えど、
ハズレ品もありますよね?
素人感覚ですm(__)m
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attsu1さん (Kino)
2023-08-28 08:30:11
経年劣化 これが今回の金属に起るものか全く知識が無いので 肯定も否定も出来ません

ただ使っていない金属でもその様な事が起こるなら 50年以上使っている私の 自転車が壊れずに存在しているのが奇跡ですね

世間で言うはずれクジ 2本続きましたから私は凄い確立でそれを引いた事になります

ただこのリムは 私の為に用意して下さった人がいらっしゃるので そうは思いたくないです・・
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こんにちは (Apu)
2023-08-28 13:34:58
材料科学が専門ですが、経年劣化による応力腐食割れかなと思います。破断面はきらきらか、がさがさしていませんか?使用している材質がはっきりしないので一般的に言いますが、アルミニウムは元々とても柔らかいので、強度が極端に高い物は添加元素や加工時の強い変形により、結晶に相当無理をかけて、その結果強くなっているんです。時間や表面処理、内部の不純物や形状、加工度、使用環境、温度、湿度などあらゆる要素により破壊が起こる可能性はあり、それを検証するのは現実的ではありません。物をつくって使用条件でテストをするくらいが現実的です。田舎でのんびり育ったひとが突然都会に出て、教育や肩書(添加元素や強加工)を着けて相当無理な仕事をして、そのままでいると突然ひどく健康を損ねてしまうしまうような。アルミは常に元々に(田舎に)戻りたいんです。それが出来ないと破壊してしまいます。強いアルミは使わなくてもある時間しか持ちません。と言うか高い強度を持っていること自体が常に過酷に使用されていると考えた方がいいかもしれません。外れでは無くて、同じ商品は多分すべて同様でしょう。フランスのジュラルミン部品も50年経ったくらいから勝手に割れたりします。アルミ高合金は賞味期限のある生ものなんですよ。
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Apuさん (Kino)
2023-08-28 18:39:45
大変解り易いコメントを有難うございます

実は金属疲労、経年劣化、経年変化などで検索していたのですが 金属の事は中々難しくて理解に及びませんでした

破断面は仰る様に 双方が輝き、ギザギザと荒れた様に見えます
私は今迄 加工された金属はその状態を保ち、使い始めた瞬間から 破壊が始まると認識していました

今回解説して頂いた内容では 原材料の状態から加工を始めた時から 金属にストレスを与えていると言う事ですよね

そのストレスが限界に達した時に壊れてしまう・・

解説して頂いた事が全て理解出来ていないかも分りませんが、加工する形状に依ってもストレスの度合いに影響しますよね 
その様に考えると この ADX1 と言うリムは ニップル穴を頂点とし かなり小さな半径で曲げ加工がしてあります それも多分に影響しているのでしょうか・・

凄く勉強になり 金属の性質の一面を教えて頂きました 大変有難うございます
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アルミの経年劣化 (ひろべぇ)
2023-08-30 09:33:08
kinoさん、こんにちは。私も以前このリムを使っていたので、興味を持ちました。正確にはエアロ1ではなく次世代のADX1でしたが。
ADX1は組む際にワッシャーがいらなかったので、初代のエアロ1よりスポーク穴付近の強度は高く作られてあったのかと思いました。kinoさんのエアロ1はその点、経年劣化も早かったのかもしれませんね。
また、Apuさんの説明がとても理解しやすくて、素人の僕にも理解しやすくて納得いたしました。
10年位前にアルミフレームのロードを買おうとして、古い自転車屋さんの店主さんに相談したところ、永く乗りたいのならアルミより、クロモリを勧めますと言われたことがありました。その意味もこういうことだったように思いました。
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