人気の CINELLI チネリ 幾ら名品で有っても使い続けると傷んで来るパーツは有ります
その様なパーツの一つ ステムの引き上げ棒を見てみましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/c5/de71982b590fea0b4297cdfa71055278.jpg)
CINELLI 1A ステム 主にロードレーサーに使われたステムで 73°程度の
平行ステムです アルマイトは剥したのでは無く地肌で商品化されていた
時代のものです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/f6/c9e384d8e7a20b14832865dce233cdc3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/09/0585a8d9ce61a1272abf89469e40b62e.jpg)
突出し 110mm 完成車はこの長さのステムが一番
自転車が綺麗に見えますね ステム本体の刻印は
当然小判の MILANO マーク
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/04/fafa5944dc5f8337842f67033d777c68.jpg)
ステムの引き上げ棒 ここには汗が落ち錆びるのは
避けれないですね 加えてこの時代は試合に行く時
輪行袋に入れる為ハンドルは頻繁に抜いていました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/b6/c80bbc9fdb84739ab97afc8a6874ca87.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/ad/8ae43c2ce0565d671858ac5d09c5710c.jpg)
頻繁に引き上げ棒を触っているとトップの六角穴が
錆と共にアーレンキーの掛りが悪くなって来ます
これはスペアパーツとして保管している未使用の
物です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/e8/411a5b246166b969e948767b90418e25.jpg)
実際に使っている物と比べてみます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/7b/89c48c1d54cf07dfaaabd11e13229865.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/3a/b48c88398fd59a581363bebfba0910df.jpg)
上が使っている物 下がスペアですが 頭の面取りの
角度が少し違いますね スペアの方の面取りが大きいです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/b5/3d39fdf51cabb24b2bba69e6958f0bb2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/91/e4a8efb9c7f47591113abfc9e4a80196.jpg)
実際ステムに付けてみるとほとんど見分けが付きません
ちなみスペアは下側です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/a0/dddee8a472c700e22da80438b66121eb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/4b/b1070fede43f6615f426abd8bf0414dd.jpg)
これはステムを拡げる臼です 下がスペアパーツ
少し形状が違いますね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/71/3f456f9956ede7de709734a1c21cafad.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/05/317efccc52eeb1938fcaeaa6864d09b2.jpg)
上の使っている物には臼に突起が有りませんが
下のスペアの物には回り止めの突起が付いています
ただこの 1A のステムは臼が共マイして困った事は
一度も有りません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/8d/8689b36e5b031c18cfc09969a0fb97e5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/bf/91e59db743879adf34e153d2005cce14.jpg)
そしてこれは 1A より古い鉄のステムの物です
裏の掘りも深いですね そして突起も有ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/b5/dd190af79303965907696dc9f33ec7f9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/a0/99229c8d83965e84606a768b42d97223.jpg)
CINELL の鉄ステムはこの様な物です 一時期
短い期間だけこれにバッヂを取り付けた時代が
有りました 片方はそのバッヂを外した後が有ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/db/558c138aa97512943c2dfaf1763b2ac0.jpg)
そして鉄ステムに使われている臼の上側には
ネジの部分が盛り上がっています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/35/a0f33addb527b43ca3d52add1bd48ec2.jpg)
とても古い 1インチスレッドタイプのステムのお話しですが、時代に依り細かな部分で
マイナーチェンジが有り面白いですね
最近の様に多くのお店がスポーツバイクを取扱い又ネットでも買える時代では無く
この様なパーツを扱っているお店も限られ、宅急便と言う輸送方法も無かった時代の
部品達です一つの部品を自分の物にするだけでも大変でした それが部品を大切に
しようとする気持ちに繋がっているのかも分りませんね
その様なパーツの一つ ステムの引き上げ棒を見てみましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/c5/de71982b590fea0b4297cdfa71055278.jpg)
CINELLI 1A ステム 主にロードレーサーに使われたステムで 73°程度の
平行ステムです アルマイトは剥したのでは無く地肌で商品化されていた
時代のものです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/f6/c9e384d8e7a20b14832865dce233cdc3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/09/0585a8d9ce61a1272abf89469e40b62e.jpg)
突出し 110mm 完成車はこの長さのステムが一番
自転車が綺麗に見えますね ステム本体の刻印は
当然小判の MILANO マーク
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/04/fafa5944dc5f8337842f67033d777c68.jpg)
ステムの引き上げ棒 ここには汗が落ち錆びるのは
避けれないですね 加えてこの時代は試合に行く時
輪行袋に入れる為ハンドルは頻繁に抜いていました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/b6/c80bbc9fdb84739ab97afc8a6874ca87.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/ad/8ae43c2ce0565d671858ac5d09c5710c.jpg)
頻繁に引き上げ棒を触っているとトップの六角穴が
錆と共にアーレンキーの掛りが悪くなって来ます
これはスペアパーツとして保管している未使用の
物です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/e8/411a5b246166b969e948767b90418e25.jpg)
実際に使っている物と比べてみます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/7b/89c48c1d54cf07dfaaabd11e13229865.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/3a/b48c88398fd59a581363bebfba0910df.jpg)
上が使っている物 下がスペアですが 頭の面取りの
角度が少し違いますね スペアの方の面取りが大きいです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/b5/3d39fdf51cabb24b2bba69e6958f0bb2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/91/e4a8efb9c7f47591113abfc9e4a80196.jpg)
実際ステムに付けてみるとほとんど見分けが付きません
ちなみスペアは下側です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/a0/dddee8a472c700e22da80438b66121eb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/4b/b1070fede43f6615f426abd8bf0414dd.jpg)
これはステムを拡げる臼です 下がスペアパーツ
少し形状が違いますね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/71/3f456f9956ede7de709734a1c21cafad.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/05/317efccc52eeb1938fcaeaa6864d09b2.jpg)
上の使っている物には臼に突起が有りませんが
下のスペアの物には回り止めの突起が付いています
ただこの 1A のステムは臼が共マイして困った事は
一度も有りません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/8d/8689b36e5b031c18cfc09969a0fb97e5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/bf/91e59db743879adf34e153d2005cce14.jpg)
そしてこれは 1A より古い鉄のステムの物です
裏の掘りも深いですね そして突起も有ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/b5/dd190af79303965907696dc9f33ec7f9.jpg)
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CINELL の鉄ステムはこの様な物です 一時期
短い期間だけこれにバッヂを取り付けた時代が
有りました 片方はそのバッヂを外した後が有ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/db/558c138aa97512943c2dfaf1763b2ac0.jpg)
そして鉄ステムに使われている臼の上側には
ネジの部分が盛り上がっています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/35/a0f33addb527b43ca3d52add1bd48ec2.jpg)
とても古い 1インチスレッドタイプのステムのお話しですが、時代に依り細かな部分で
マイナーチェンジが有り面白いですね
最近の様に多くのお店がスポーツバイクを取扱い又ネットでも買える時代では無く
この様なパーツを扱っているお店も限られ、宅急便と言う輸送方法も無かった時代の
部品達です一つの部品を自分の物にするだけでも大変でした それが部品を大切に
しようとする気持ちに繋がっているのかも分りませんね
非常にためになるお話でした
今は補修用のスモールパーツ一つからでもネットで取り寄せられますが(店舗でも)
考えてみればネットも無かった昔は、店に置いてない自転車の部品てどうやって取り寄せていたんでしょうね?
そもそもどんな商品があるかも、中々知り得なかったと思うんですが
自転車雑誌など見て、馴染みの店で取り寄せてもらう とかでしょうか・・・
昔と言っても私が体験しているのはこの様な自転車に関する事は 45年程度前の事ですが
Net はもちろん ファックスも無かったですし 自転車の雑誌も 2~3冊が発行されているだけでした
欲しい部品は 実際に自転車屋さんへ足を運ぶか精々電話で確認する位だったと思います
自転車屋さんがどの様に仕入れていたかまで分りませんが
問屋さんの御用聞きが良くお店を回っていましたね
輸送手段が無かった訳ではなく 今の様に簡単に早く送る事が出来なかっただけで 郵便局の小包などを使っていた記憶は有ります 後は日通さんでしょうか・・
小さなパーツを買うのにも結構真剣でした
今の部品に比べたら重いのかもしれませんが、
きれいなステムですね。 アルミの地肌というのは
しっとりした光沢があるんですね。 普段見るものは
アルマイト加工されていて、どちらかといえば白っぽい
つや消しになるので、新鮮です。
予備の引き上げ棒をちゃんと確保されていることにも
脱帽ですね。 これは学生時代からの習慣ですか。
kinoさんのブログを読むようになってから、
買ったものが余ってしまったり、買いなおす羽目になっても
在庫しておけばいいや、と気持ちが大きくなりました。(笑)
今後も楽しい日記をお願いします。
この頃って リムやシートピラー、ハブまでアルミの地肌の部品が多かったですね
ただ汗が付いたまま放置すると直ぐに塩が吹きますので日々の手入れは怠れませんね
だから練習が終われば自転車を拭いてその日は終了、そんな事が自然と身に付きました
スペアパーツは 絶対に無ければ困る物は学生時代でも 無いお金に苦労してでも置いていました
でもそれは本当に限られた物だけで 多くは社会人になってから買った物が圧倒的に多いですよ
在庫部品は置いておける環境なら持っていれば良いですね きっと又役にたつ事が有ると思います