自転車の BB 付近からの異音を解消する為の整備で自転車からクランクを外しました
Campagnolo カンパニョーロのクランク ウルトラトルクですがそのシールドベアリングの
清掃を行ってみます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/21/44ff45acfd6d186ce1176683632d6f1d.jpg)
ロードバイクから取り外した Campagnolo CHORUS のカーボンクランク
これに圧入されたベアリングの整備を行います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/5a/a919d8ec16b07eba0eb6dfb758871930.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/97/86644cc6b716050621db4720c09b5c84.jpg)
ウルトラトルクと言う構造を持ったクランクです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/37/8ce92584c4aa8c62c97bc2b2cba46b50.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/62/350bef1e729fb8a954cd31145d875202.jpg)
この左側のクランクは BB カップから中々外れなかった方です
指先でベアリングを回してみるとまだグリスの手応えは感じます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/93/1ab1c5ff7e91631a24847e1b2be1ab0a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/a0/51d02a5c1a847162e8f8bba4b339a30e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/f2/13794a5cfffb02a6d50e23e4d8192833.jpg)
ウエスで汚れを拭き取ります この時ベアリングにゴミが
入る様な拭き方はしない方が賢明です シャフトもそれ程
傷んでいる訳ではなさそうです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/83/d316360de9ee22491e2535953d0d3bae.jpg)
ベアリングのケースに錆が出ていますここは組付けの時
本来ならグリスを塗っているはずですが 水が回り易い
所なので仕方がないのかな・・ しかしこうなるまでに
クランクの脱着をし、新しいグリスを塗布した方が良いですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/3a/8eeaffd616947210d5857434c705b087.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/aa/2c1980617478786988fa099cb89940d3.jpg)
こちらは右側です 基本的な構造は同じです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/ea/a94700f0520685bd2c2aa8b690543a50.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/34/c99a163d12f7c3b417f8cdf665c17c29.jpg)
見た感じ、触った感じも左側とは違います ベアリングはシャラシャラと
回りグリスの手応えを感じません そこにゴミが噛んでいる感触まで
有ります 良い状態では有りません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/e0/00498a952df8639b3012e9aa136e90eb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/a6/1b8778312589f48df6c01779e5e78a63.jpg)
こちらもウエスで汚れを拭き取りました さてこれから
どうしましょう 本来ならベアリングの打替えなんだと思います
Microlon
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/ac/5dd789e7c43726fd18f85baa548f38cb.jpg)
しかし出来るだけの事はやってみます Microlon マイクロロンの
メタルトリートメントスプレーです これの本来の用途はテフロンの
塗布ですが、強い浸透力と驚く程の洗浄力が有ります これで
シールドの隙間からベアリング内の清掃を行ってみます
220ml 3800円と言う高価な物です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/7f/a7bf7bb2cbbb311dbb5b6a8ef8d80fa7.jpg)
マイクロロンで清掃するとシャーと良く回る様にはなりました
スプレーは乾燥しテフロンだけが残ります さてここから・・
SPIN
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/89/15aa5d21cfbdb934b0ba69efec2886ab.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/b3/1ba9dee5a3d376445f8e48d3adb00559.jpg)
このシールドベアリングですが構造が良く解りません
通常の鋼板やゴムシールドとは少し違う様です
このシールドの隙間からスチールボールが少し見えます
この隙間から SPIN スピンのグリスを押し込んでみます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/a8/8049c47b9d6c80666db48d719fbec636.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/37/1b7fc4e9ad511472cbc2b716edc0e882.jpg)
この方法では多くのグリスが入らないのは今迄の経験で解ります
ボールの表面だけに薄く塗っていれば OK と言う SPIN を選んだのは
そんな理由です 爪楊枝の先を薄く削りこれでグリスを押し込みました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/00/5ddaf15dc878ebd784af749bd911fc5b.jpg)
手で確かめるとグリスがボールにまとわり付いている
回り方に変りました でもこれで良いのかな・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/c8/9483c5fb0ad0de95a707c024fa8b600e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/79/54a6d931705f4c28784d66dec37c5fd6.jpg)
今日は自転車本体には触れなかったですね
この BB 付近からの異音 その原因が解った訳では有りません
出来るだけ丁寧で確実な組み付けをこれから行って行きます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/f3/7c4365e8e9f0a8d2cbe9e6dbba320120.jpg)
今日はこれで終り自転車はこの様に保管しておきます 今日のベアリングのメンテナンスは
これで良かったのか少し気持ちに引っ掛かります 他の方法も含め一晩良く考えてみます
前回の記事 【 Capagnolo カンパ BBカップの取り外し ウルトラトルク 】
次の記事 【 Campagnolo ウルトラトルク ベアリング グリスアップ 】
Campagnolo カンパニョーロのクランク ウルトラトルクですがそのシールドベアリングの
清掃を行ってみます
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ロードバイクから取り外した Campagnolo CHORUS のカーボンクランク
これに圧入されたベアリングの整備を行います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/5a/a919d8ec16b07eba0eb6dfb758871930.jpg)
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ウルトラトルクと言う構造を持ったクランクです
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この左側のクランクは BB カップから中々外れなかった方です
指先でベアリングを回してみるとまだグリスの手応えは感じます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/93/1ab1c5ff7e91631a24847e1b2be1ab0a.jpg)
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ウエスで汚れを拭き取ります この時ベアリングにゴミが
入る様な拭き方はしない方が賢明です シャフトもそれ程
傷んでいる訳ではなさそうです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/83/d316360de9ee22491e2535953d0d3bae.jpg)
ベアリングのケースに錆が出ていますここは組付けの時
本来ならグリスを塗っているはずですが 水が回り易い
所なので仕方がないのかな・・ しかしこうなるまでに
クランクの脱着をし、新しいグリスを塗布した方が良いですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/3a/8eeaffd616947210d5857434c705b087.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/aa/2c1980617478786988fa099cb89940d3.jpg)
こちらは右側です 基本的な構造は同じです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/ea/a94700f0520685bd2c2aa8b690543a50.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/34/c99a163d12f7c3b417f8cdf665c17c29.jpg)
見た感じ、触った感じも左側とは違います ベアリングはシャラシャラと
回りグリスの手応えを感じません そこにゴミが噛んでいる感触まで
有ります 良い状態では有りません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/e0/00498a952df8639b3012e9aa136e90eb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/a6/1b8778312589f48df6c01779e5e78a63.jpg)
こちらもウエスで汚れを拭き取りました さてこれから
どうしましょう 本来ならベアリングの打替えなんだと思います
Microlon
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/ac/5dd789e7c43726fd18f85baa548f38cb.jpg)
しかし出来るだけの事はやってみます Microlon マイクロロンの
メタルトリートメントスプレーです これの本来の用途はテフロンの
塗布ですが、強い浸透力と驚く程の洗浄力が有ります これで
シールドの隙間からベアリング内の清掃を行ってみます
220ml 3800円と言う高価な物です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/7f/a7bf7bb2cbbb311dbb5b6a8ef8d80fa7.jpg)
マイクロロンで清掃するとシャーと良く回る様にはなりました
スプレーは乾燥しテフロンだけが残ります さてここから・・
SPIN
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/89/15aa5d21cfbdb934b0ba69efec2886ab.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/b3/1ba9dee5a3d376445f8e48d3adb00559.jpg)
このシールドベアリングですが構造が良く解りません
通常の鋼板やゴムシールドとは少し違う様です
このシールドの隙間からスチールボールが少し見えます
この隙間から SPIN スピンのグリスを押し込んでみます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/a8/8049c47b9d6c80666db48d719fbec636.jpg)
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この方法では多くのグリスが入らないのは今迄の経験で解ります
ボールの表面だけに薄く塗っていれば OK と言う SPIN を選んだのは
そんな理由です 爪楊枝の先を薄く削りこれでグリスを押し込みました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/00/5ddaf15dc878ebd784af749bd911fc5b.jpg)
手で確かめるとグリスがボールにまとわり付いている
回り方に変りました でもこれで良いのかな・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/c8/9483c5fb0ad0de95a707c024fa8b600e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/79/54a6d931705f4c28784d66dec37c5fd6.jpg)
今日は自転車本体には触れなかったですね
この BB 付近からの異音 その原因が解った訳では有りません
出来るだけ丁寧で確実な組み付けをこれから行って行きます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/f3/7c4365e8e9f0a8d2cbe9e6dbba320120.jpg)
今日はこれで終り自転車はこの様に保管しておきます 今日のベアリングのメンテナンスは
これで良かったのか少し気持ちに引っ掛かります 他の方法も含め一晩良く考えてみます
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