Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

甲型止水キー 製作 型取と採寸

2023-01-14 20:02:05 | 設備 水道工事
仕事で使う水道の甲型止水栓を開閉する為の道具を自作します 先端部分の内部を型取りし
その寸法を採寸します 作業風景をどうぞご覧下さい





甲型止水栓用の開閉用道具は市販されています それよりもう少し長い物を自作する為に
作業を進めています 今回は先端部分の 内部の型取りを行います






この部分は地中に埋設された止水栓に被せて使う所で
この道具の要です




少し作図しました 知りたい寸法は 白の線で囲んだ部分で
ここを正確に測る為に 内部の型取りを行います






私に型取りの経験は有りません この様なそれを目的にした
商品が有ったのでこれを使ってみます 型取くん。








型取り剤を出してみました 素材はポリエチレン樹脂
それ程固さを感じる物では有りません






使い方は 90度のお湯に 3分浸け 柔らかくしてから
使うそうです






と言う事は温度が下がれば硬化すると理解できます
お湯が沸くまでに 道具本体をヒートガンで暖めて
おきます






紙コップに型取り剤を入れお湯を注ぎます




色が一緒なのでどうなっているのか解らないですね(笑)






型取り剤が硬化してから取り出す時に 金属に引っ付かない様に
離型剤を塗布しておきます この方法が適しているのかの知識も
ありません 間違っているならやり直します






材料はどうなっているのでしょう 割り箸を使い湯から
上げてみました もう少し時間を置いた方が良いかな・・






別の容器に新しくお湯を注ぎました






材料が使えそうな柔らかさになりました 必要量を
道具内部に入れます 底まで良く押し込みます






ここで型取り剤に ビスをねじ込んでおきます
抜き取る時に役に立つかも分りません






適度な大きさに切ったステンレスの板で 表面を
整えています




一連の作業が一応終わりました






余った材料は成形しておきます 再利用が可能らしいです





材料が硬化するまで待ちます どの程度の時間をおけば良いのかも解らないので
しっかり冷えるまで待てば良いでしょう ここまでのやり方が正しかったのかは
これを取り出すまで分りません






特に急ぐ訳では無いので 充分時間をおきました
余った材料も 元の固さまで戻っています






さて詰め込んだ型取剤を引き抜きます 上手く行くかな




お~ 上手く抜けました それ程、接着力が有る材料では
無いのと 離型剤が上手く効いている手応えでした






この様な形です 多分道具内部の形を忠実に再現
してしているのでしょう




これの必要な部分の寸法を測ります




その前に 型剤の周りに焼き餃子の羽根の様な物が付いています
これは取ってしまいましょう






カッターで注意しながら型剤の周囲を切り落としました




さて採寸は何を使いましょう これでは難しいですね




辺の場所が分る様に番号を書きました






測定にはノギスを使います 1の辺 15.0mm 2の辺 15.3mm
元々がそれ程シビアな作りでは無いので これは正解だと思います






底の部分 10.6mm と 9.9mm




深さ 25.1mm




採寸が終わりました






寸法を取りながらノートに書き留めました




少し加工しました 製作時はこの白抜きの数字で工作します
四角錐の箱を 金属で作り 内側の寸法をこれに合せます





金属加工もある程度、強度のある材料が必要です
プレスで曲げると言う方法は無理なので 溶接をする
事になりますが 材料の切り取りが難しいでしょうね





自分自身初めて行った型取りですが ここまでは上手く行った方だと思います
でもこれからの方が技術的には難しいでしょう 次回は材料への罫書きと
切断です どうぞ次回もお付き合い下さい


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