Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

自転車の前カゴ修理 溶接

2018-12-27 20:09:28 | 製作・加工
自転車に良く使われている前カゴが壊れています 特に支障が無い程度ですが
先日購入したノンガスの自動溶接機 MIG 130 を試用してみます 上手く出来るのでしょうか





前回パンク修理の為に預かった自転車です それに関する修理は終わっています
この自転車の前カゴが少し壊れていました




毎日通学に使っている割にはカゴに大きな歪も無く
使われています






この取り付け部分に大きな力が掛かったのか
取り付けベースとカゴの溶接が外れています

これは先日買った半自動溶接機を試しに使うのに
丁度良いですね やってみましょう




先日買った機械はこれです ノンガス 半自動溶接機
MIG130 (100V) と言う 100V で使えるタイプです






事前に溶接箇所をヤスリを使いケレンしておきます






薄くされていた塗装を剥がし ワイヤーブラシで磨いておきます






小さなクランプで挟み 溶接する部分を接触させておきます






今回電源は延長コードから直接取り あえて昇圧トランスを
使わずに行ってみます




ワイヤーの送り速度は一番遅い 1のダイアル 出力は MINI 1
こちらも 4段階の中で一番容量の少ない組み合わせです






アースは自転車のカゴ用のステーに挟みました
トーチ部分を握り溶接の準備は整いました




まあ なんと言うのか仕事が全く出来ない駆け出しの
坊主見習いさんにも及びません・・・





恥を忍んで大きな写真を見て頂きます まずトーチの先から出ているワイヤーの位置が
良く分かっていません 勘を働かせる程の経験も無いので正に目暗滅法と言う奴です

言い訳らしい事を言わせて頂くとやはり昇圧トランスが無いと線香花火の様にチチチ・・
と言う音しか出ません それを我慢しているとアークも発生しますが機械の音も変化して
先日ブレーカーが落ちた事が頭をよぎります




プレートの表を見ると塗装も剥げて金属の一部が溶けているので
それなりの熱は発生しているのでしょうね





先程の溶接直後からブラシで磨いた状態です 溶接が何の役にも立っていません(笑)






このままでは錆が発生するので透明のさび止めを
スプレーしておきます






今回の修理は決して上等とは言えなかったですね





TIG 130(100V) 使えればとても面白く便利な道具だと思います

◇電源: 単相100V 50/60hz ◇定格入力: 2.5KVA この様な仕様に対して
電源側のブレーカーが 20A ですが これで心置きなく使うのはやはり無理なんでしょうね
取り合えず今回は 昇圧トランスは必要だと言う事が分かったので好しとします


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (にわまこと)
2018-12-28 21:38:52
にわです。
薄板の溶接は、プロでも難しいと思いますね。溶接棒と違ってトーチが大きいから、なおの事見辛い。前職でよく職人さんの横でマスクを被って見てたけど、自分の出したアークの光で見てるんですね。点付け溶接はその暇もない。でも、面白そうですね、その溶接機・・・!
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にわまことさん (Kino)
2018-12-28 23:42:51
今まで使っていた溶接棒を使う機械より使えればはるかに面白いと思います

ただトーチのレバーを握るとどの程度のワイヤーが出て来るのか解かっていないのに 今回の修理箇所はハードルが高かったです

幹線30A ブレーカー20A そこから約30m 離れて溶接機をセットしていますが そのままでは電圧も減衰していますよね

実勢価格で10000~15000円程度なので にわさんも一台用意されたらいかがですか? 

次はもう少し簡単な物で練習してみます
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