私達設備屋が多用する道具でフレキチューブのツバを作る工具が有ります
これには色々な種類が有るのですが原始的に叩いて使う道具をご紹介致します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/cc/9e5aa9ccf84b3a02b36460ec375bfc7b.jpg)
水道管や給湯管と器具の接続にフレキチューブと言う材料を良く使います
既設の完成品を使う事が多いのですが、その時の状況に依り現場で作る事も
有ります そんな時に使うのがツバ出し工具です 今回は叩いて作るタイプを
ご紹介致します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/28/fd0ace72cbd12efd226e179bf3f06338.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/e0/209d8dd4a16ad650d29c4b61a682acb1.jpg)
一番最初に工具の中をご覧頂きましたが 道具を使う時には
この様に蓋を閉めます この閉じた状態でシャフトの頭を叩いて
内部のシャフトをスライドさせる仕組みです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/49/ec0550e5d338b4a0d3bffc0ba0805308.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/14/ef3b286954dd31b89f60b23b254319da.jpg)
何かネジが付いていると外してみたくなります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/eb/343948bfe5b612b8fedea677bf60e42e.jpg)
先ほどのネジは内部でスライドするハンマーシャフトの
抜け止めでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/9f/82da4e79d2816784598255372af5976a.jpg)
フレキチューブと言うのはこの様な物で ステンレスで出来た
ジャバラです 自由に動くフレキシブルチューブです
ご自宅の給湯器や洗面の下でご覧になった事も有るのでは
ないでしょうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/d8/ca44b1e79fb3b740d6f4c7984d5d1679.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/a5/fd138ea841697062e0ae64b0cde6ef70.jpg)
このチューブの先はこの様にツバが有り ここにパッキンを
装着し チューブに取り付けて有る袋ナットで締め込みます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/0c/3e54ca5116ecc97653e78d8c5a547b59.jpg)
フレキチューブは現場施工用に 10m 程度の巻物でも
用意されています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c5/1037786aa351665ca1ba1a77a0198b4c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/b5/4d5d607e00861f3d1601ed8fe3c0fc08.jpg)
ただこのフレキチューブの端末にはツバが付いていません
ここにツバを作ってやる必要が有ります その為に必要な
道具がツバ出し器です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/55/f177e3a94a5ed6a20ba6fa16d90975c0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/64/3b7704a2d4748f7aa6fc8f0c5888462b.jpg)
ツバ出し用の道具は幾つか持っていますが この道具でツバを
作ってみます 道具から出しているのはジャバラの 3山です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/64/38c1cfb945b1a4d457a81f6dd7a5b8d7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/b7/2334431046dc504842207deb815469ec.jpg)
そこにハンドル部をセットして ハンドルを回して
ジャバラを潰して行きます 一般的に 3山潰しと呼んでいます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/be/8ee3afac788302d4f9e87819461b46bf.jpg)
これでツバが出来上がりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/ce/8de1f6b7bf74f73197efd083d27845dc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/88/2a0d4c1941a1ec8a4e9387dd49cd50b1.jpg)
では叩くタイプの道具でツバを作ります チューブの先端を
カットします 実はこれも大切な行程でこの作業でツバの
善し悪しが決まります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/09/d78e8bb9decbf5a4f1a82bc02f064e76.jpg)
綺麗にチューブが切れました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/50/a8af48a799181375fea3c41bc44d2d50.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/c2/62e04aa51df08e5e4b7cb7c551c93f11.jpg)
工具の蓋を開けてハンマーシャフトを上にスライドしておきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/77/d6eb94867a7ab8508fe0da28873868eb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/e8/322940f4533103c822b58a1bdbbd5f0c.jpg)
工具内部のツバが出来る部分に 3山出してチューブを
セットします
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/bc/a1fccad34182db04e69525dbc1533629.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/8f/b8eeb8e48a90066dd9c6670341931700.jpg)
工具の蓋をしてハンマーを用意します 大きなハンマーは
必要ありません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/42/73c2048de17de23f6aaea33e2fa54088.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/24/ebe6279764e9082a1b8a1d6767fa9c71.jpg)
道具をしっかり手で保持し スライドシャフトの頭を
ハンマーで少しずつ殴ります 軽く何度も殴る方が
チューブ=金属に優しくて良いですね 急激に潰すのは
あまり良くないと思います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/8f/65977fa22440ed62a74f13ac8ae1e6b6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/31/9bb467c58fe4001a3518c8264611934a.jpg)
スライドシャフトが最後まで降りた所で仕上がりです
道具の蓋を開けます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/74/95be19110891de1a3096a8a98a6a88d6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/06/70deb82205de48139f0b48fad0f96c71.jpg)
今回この道具は初めて使いましたが 思っていたより
綺麗なツバが出来ています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/6a/b2a441a09a8e0f567926328a0fb17dbd.jpg)
今回は net でやたらと安い物が有ったので 駄目元で 13mm用と 20mm 用を買ってみました
同じタイプの道具も複数のメーカーから出ています ハンマータイプ、パンチ君、等呼称は
色々で 13mmと20mm 兼用になっている物で、概ね10000円~20000円が実勢価格です
今回購入した物は金属に柔らかさを感じ耐久性に劣るかも分りません 話のネタに出来れば
良しとしましょう
このツバも綺麗に作ってやらないと上手くパッキンが効かない事もあります そこは
職人さんの技術が介入する部分ですが 次回は綺麗なツバを作る方法をご紹介させて頂きます
これには色々な種類が有るのですが原始的に叩いて使う道具をご紹介致します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/cc/9e5aa9ccf84b3a02b36460ec375bfc7b.jpg)
水道管や給湯管と器具の接続にフレキチューブと言う材料を良く使います
既設の完成品を使う事が多いのですが、その時の状況に依り現場で作る事も
有ります そんな時に使うのがツバ出し工具です 今回は叩いて作るタイプを
ご紹介致します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/28/fd0ace72cbd12efd226e179bf3f06338.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/e0/209d8dd4a16ad650d29c4b61a682acb1.jpg)
一番最初に工具の中をご覧頂きましたが 道具を使う時には
この様に蓋を閉めます この閉じた状態でシャフトの頭を叩いて
内部のシャフトをスライドさせる仕組みです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/49/ec0550e5d338b4a0d3bffc0ba0805308.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/14/ef3b286954dd31b89f60b23b254319da.jpg)
何かネジが付いていると外してみたくなります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/eb/343948bfe5b612b8fedea677bf60e42e.jpg)
先ほどのネジは内部でスライドするハンマーシャフトの
抜け止めでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/9f/82da4e79d2816784598255372af5976a.jpg)
フレキチューブと言うのはこの様な物で ステンレスで出来た
ジャバラです 自由に動くフレキシブルチューブです
ご自宅の給湯器や洗面の下でご覧になった事も有るのでは
ないでしょうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/d8/ca44b1e79fb3b740d6f4c7984d5d1679.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/a5/fd138ea841697062e0ae64b0cde6ef70.jpg)
このチューブの先はこの様にツバが有り ここにパッキンを
装着し チューブに取り付けて有る袋ナットで締め込みます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/0c/3e54ca5116ecc97653e78d8c5a547b59.jpg)
フレキチューブは現場施工用に 10m 程度の巻物でも
用意されています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c5/1037786aa351665ca1ba1a77a0198b4c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/b5/4d5d607e00861f3d1601ed8fe3c0fc08.jpg)
ただこのフレキチューブの端末にはツバが付いていません
ここにツバを作ってやる必要が有ります その為に必要な
道具がツバ出し器です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/55/f177e3a94a5ed6a20ba6fa16d90975c0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/64/3b7704a2d4748f7aa6fc8f0c5888462b.jpg)
ツバ出し用の道具は幾つか持っていますが この道具でツバを
作ってみます 道具から出しているのはジャバラの 3山です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/64/38c1cfb945b1a4d457a81f6dd7a5b8d7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/b7/2334431046dc504842207deb815469ec.jpg)
そこにハンドル部をセットして ハンドルを回して
ジャバラを潰して行きます 一般的に 3山潰しと呼んでいます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/be/8ee3afac788302d4f9e87819461b46bf.jpg)
これでツバが出来上がりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/ce/8de1f6b7bf74f73197efd083d27845dc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/88/2a0d4c1941a1ec8a4e9387dd49cd50b1.jpg)
では叩くタイプの道具でツバを作ります チューブの先端を
カットします 実はこれも大切な行程でこの作業でツバの
善し悪しが決まります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/09/d78e8bb9decbf5a4f1a82bc02f064e76.jpg)
綺麗にチューブが切れました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/50/a8af48a799181375fea3c41bc44d2d50.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/c2/62e04aa51df08e5e4b7cb7c551c93f11.jpg)
工具の蓋を開けてハンマーシャフトを上にスライドしておきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/77/d6eb94867a7ab8508fe0da28873868eb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/e8/322940f4533103c822b58a1bdbbd5f0c.jpg)
工具内部のツバが出来る部分に 3山出してチューブを
セットします
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/bc/a1fccad34182db04e69525dbc1533629.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/8f/b8eeb8e48a90066dd9c6670341931700.jpg)
工具の蓋をしてハンマーを用意します 大きなハンマーは
必要ありません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/42/73c2048de17de23f6aaea33e2fa54088.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/24/ebe6279764e9082a1b8a1d6767fa9c71.jpg)
道具をしっかり手で保持し スライドシャフトの頭を
ハンマーで少しずつ殴ります 軽く何度も殴る方が
チューブ=金属に優しくて良いですね 急激に潰すのは
あまり良くないと思います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/8f/65977fa22440ed62a74f13ac8ae1e6b6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/31/9bb467c58fe4001a3518c8264611934a.jpg)
スライドシャフトが最後まで降りた所で仕上がりです
道具の蓋を開けます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/74/95be19110891de1a3096a8a98a6a88d6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/06/70deb82205de48139f0b48fad0f96c71.jpg)
今回この道具は初めて使いましたが 思っていたより
綺麗なツバが出来ています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/6a/b2a441a09a8e0f567926328a0fb17dbd.jpg)
今回は net でやたらと安い物が有ったので 駄目元で 13mm用と 20mm 用を買ってみました
同じタイプの道具も複数のメーカーから出ています ハンマータイプ、パンチ君、等呼称は
色々で 13mmと20mm 兼用になっている物で、概ね10000円~20000円が実勢価格です
今回購入した物は金属に柔らかさを感じ耐久性に劣るかも分りません 話のネタに出来れば
良しとしましょう
このツバも綺麗に作ってやらないと上手くパッキンが効かない事もあります そこは
職人さんの技術が介入する部分ですが 次回は綺麗なツバを作る方法をご紹介させて頂きます