Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

アルミニップル DT SWISS

2021-06-16 20:00:02 | ホイール
ロード用のホイールを組替えます その為に新しいアルミニップルを用意しました
DT SWISS Standard 1.8mm シルバーです





私が使っているロードレーサーのホイールが壊れたので組み直します
現在もニップルは DT SWISS の 1.8mm を使っているので同じ物を用意しました




紙箱をさらにビニール袋のパッケージに入れ
この様な状態で届きました






紙の台紙にはそれ程多くの情報は書かれていません






むしろ箱に詳細が書かれています DT のアルミニップル
スタンダードタイプで 1.8mm のスポーク用 長さ 12mm
シルバー色が 100個入っています






箱から出してみます 私のホイールには全てアルミニップルを
使っています 国産の星 とはやや色合いが異なります






今回ホイールを組替えるのはリムのニップル穴付近が割れた為で
リムも同じ物を用意しました ハブとスポークは再利用します
目視ではニップルも悪い状態では有りません






良い雰囲気を出しているニップルで形状も綺麗です
ホイールを組む時に気を付けているのでネジの食い付きや
カジリは無いですが、経年劣化で頭が飛ぶ奴が出て来ます
アルミニップルの再利用は避けた方が無難な気がします





星でアルミニップルを用意すると 72個が単位になっていますが
DT は 100個が1箱で扱われています 72個と言うのも解らなくは無いのですが
他の物では経験しない単位ですね これで組替えのパーツも揃ったので、時間が
有る時に組替え作業に掛かります

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組替え用リム ARAYA AERO1

2021-06-14 20:31:58 | ホイール
ロード用ホイールのリムに不具合が有り交換する為のリムが届きました
ARAYA AERO1 アラヤエアロ1 名器と言われるリムですがどの様な物か
ご紹介させて頂きます





ARAYA AERO1 アラヤの資料では Model ADX-1 で案内されています
製造から 40年近く経ったリムですが今迄に多くの選手が使った名器です
私が探している事を知った友人がデッドストックを送ってくれました






工場出荷時そのままの包装は汚れていますが未使用に
間違い有りません 探していた 28穴のテープが巻かれています




今回これを探していたのは今メインで使っているマグネシウム
フレームのスプートニク このホイールに不具合が有りました






使っているのは同じ ADX-1 ですが 振れ取りをしていると
ニップル穴を中心に割れているのが見付かりました これを
組み替える為に欲しいリムでした




整備テーブルに移りました 送ってくれたのは
元オリンピック選手の 三浦恭資さんです






巻かれていたビニールを解くと綺麗な状態のリムが表れました
タイヤ接着面にロット番号の印字が有ります






ARAYA AERO1 の赤いシールと WORLD CHAMPION と印字された
アルカンシェル バルブ穴付近に SUPER HARD ANODIZED のシール
これは表面処理の事ですが かなり硬質な処理がされています






このリムは前期型でホイールを組む時にはリム内部に
アールワッシャーと言う専用部品を使います これは
もう探してもまず手に入らないので貴重なパーツです






この様な形状をしたアルミ製のワッシャーですが 最終期の
AERO1 には必要が無くなっています、当然リムの内部形状も
前期型とは異なります




アールワッシャーの重量は 28個で 8グラム






リムの重量は 329g と 328g 今迄使って来たリムも概ね
この位の重量でした 1995年のアラヤの資料では 330g
と公表されています






今回 最悪違うリムを使い組み直すと 同じ 28穴でも
スポークの交換まで必要でした リムの交換だけで
済むのは助かります




 
アラヤはトラックとロード用として案内していましたが リムにブレーキゴム当り面の加工が無く
ブレーキゴムとの相性は良く無いリムですが その辺りを承知して使うなら重量と比べしっかりした
ホイールに仕上がるので良いリムだと思います 時間を見て組替えます

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ローラー練習は National自転車で

2021-06-12 20:09:47 | よもやま話
三本ローラーを購入し練習環境が増えましたが ロードレーサーのホイールが壊れ普段乗る事の少ない
National ナショナル自転車でローラーに乗っています





新たに買った三本ローラーは 毎日短い時間ですが続けています
スプートニクのホイールが壊れたのでホイールを組み替えるまで
ナショナルのロードに乗っています 1974年製造のフレームです






私の自転車小屋前の通路でローラーに乗るのは構わないのですが
室内で乗れる様に 天井にもう1台自転車を吊れる様にしました






ナショナルのロードのペダルはトウクリップ トウストラップを
使った Campagnolo SUPER LEGGERI スーパーレゲロ です






チェーンホイールは Campagnolo RECORD Ⅲ型 PCD151
歯数は 52×47T を使っています




フロントディレーラーは Campagnolo RECORD ナメクジの
デベソ エクボ無しです




リアディレーラーは Campagnolo NUOVO RECORD
ヌーボレコード PATENT 数字刻印無し 1969年製です




ヘッド小物は ITA 規格 Campagnolo SUPER RECORD
フレーム製作時は CINELLI の小物を使っていましたが
途中で交換しています




変速レバーは Campagnolo バーコン バーコントロールレバーの
略ですが 凄く使い易く便利なパーツです




ホイールのリムは FIAMME フィアメの中空リム 赤ラベルです
流石にホイールは当時のままと言う訳にはいかず リムは何度か
組み替えています





Campagnolo RECORD スモールフランジハブ 36穴を使い 28穴のホイールを
組んでいます クイックレバーは直レバーです
気を抜くとローラーは乗らなくなってしまいますから 少しの時間でも乗る様にしています
ホイールを組み直したらもう1台のロードで乗る様になると思いますが ナショナルの方は
乗っていて楽しい自転車です

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リムが割れた ARAYA ADX-1

2021-06-10 20:40:38 | ホイール
ロードレーサーに使っているチューブラーホイールの振れ取りをしている時に
リムが割れているのを発見 リムは名器と言われた ARAYA ADX-1 エアロ 1 です
少し驚きましたがどんな状態なのかご紹介させて頂きます





ロードレーサーのリアホイールです 使っている部品構成は、リム ARAYA ADX-1 28h
ハブ WR Compositi 28h スポーク DT 1.8mm プレーン ニップル アルミ これらを使い
フリー側 タンジェント 6本組 反フリー側 ラジアル この様な組み方をしています






昨日空気を入れる時に ブレーキにリムが当っていたので
ホイールの振れに気が付きました 振れ取りをする為に
ホイールを外します






垂れ下がったチェーンは 先日紹介した自作の
チェーンレストを使いチェーンを張っておきます






振れ取りをする場合 横振れだけでは無く縦振れも取りたいので
タイヤを外しました






丁度チューブラータイヤの貼り替えの時期でも有ったので
リムセメントの状態も確認しておきます






ホイールを振れ取り台にセットし 振れ取り作業に必要な
工具も用意しました




振れ取りを始めます 実は触れているのに気が付いた時に
何か経験をした事が無い様な振れ方をしていたのが 気に
なっていました それを踏まえ作業を進めています




名器と言われ多くの選手が使って来たリムです
素材は結構硬く弾きの良いリムです これは
SUPER HARD ANODIZED と言う表面処理も
影響していると思います




あら・・

振れを取っているとどうも思う様にリムが寄りません 触っているスポークとは違う所が寄ったりします
不思議な感覚のまま作業を進めていると 信じられない物が目に入りました リムが割れている・・
アルミリムのニップル穴の周辺はスポークを強く張るとクラックが入る事は有ります しかしこのホイールは
それが嫌でそんなにスポークは張っていません 何故なんだろう






普段あまり使う事は有りませんが スポークのテンションメーターを
使ってみます Park Tool TM-1 これは購入後、校正までして有ります






スポークにセットし数値を読み取ります ポインターは
19を示しています これだけでは何の意味も持たない数字です




先程の数字を 張力換算表に照らし合わせてみます
左端の 19の数字欄を右側に追い掛け Steel Round 1.8mm を
見ます そこの数字 85kgf がこのスポークのテンションです




この程度のテンションでニップルホールが割れる事は有りません
組んで 10年経ちますが 走行距離も短く無理な使い方もしていません
不思議です
そんな事より組み替えないといけません、リムを探さなきゃ・・




今予備に置いてあるのは スーパーチャンピオンの ARC-EN-CIELだけです
これだとスポークも交換する必要が有ります それより前輪とのバランスが
悪すぎますね






リムが見つかるまで一旦タイヤを入れて戻しておきます
そうそう 私が使っている振れ取り台は HOZAN ですか?
と言われますが 違います名古屋の工具メーカーの物で
かなり古い道具です






ご存知の方なら HOZAN との違いが解るのでは無いでしょうか





今回の写真を見て 本職の自転車選手や世界戦で活躍していた選手が、こんなの初めて見た
と言っていますから確かに珍しい不具合です 原因は解りませんが良い勉強をさせて頂きました
リムを早く探してホイールを組まなきゃ・・

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三本ローラーの ローラー位置調整

2021-06-08 20:04:50 | 自転車部品・用品
自転車のトレーニングに使う器具 三本ローラーを購入しましたが使う自転車の
ホイールベースに合せローラー台のローラー位置を調整します





最後にローラー台に乗ったのは 40年以上前です また乗ってみたくなり新しく購入しました
自分の感覚ではごく普通に乗れるイメージが残っています そう上手く行くのでしょうか・・




現在は前ローラー位置が後輪の中心から 1060mm の位置に有ります
これを自分のロードに合せると後 60mm 短くするのが良い様です






一度このまま乗ってみます パンツの裾は開かない様に止め
運動靴で乗ってみます この時はまだ何の不安も感じていません






イメージ通り何処にも捕まらず 自転車に跨ってみました
やけに恐く感じます イメージが崩れて行きます・・
右足でペダルを回し左足をペダルに乗せます 前輪が
落ち着きません こんなはずじゃ無かったはずです
そして重い 自分が思い描いていたのとギャップが凄いです

でも落ちずに乗る事は出来ました 自分を慰める言葉は
これくらいしか思い浮かばないです






いずれにしろローラー位置は変えます 現在止めている穴より
2つ後ろに移動します



 


ローラー台を裏返し 黒い連結フレームを外します




止めて有るのは片方 2本ずつのネジです プラスドライバーを
使いました




ローラー台を表に向けてローラー取り付け用の袋ナットを
緩めます 少しシャフトと共マイをしています






フレームとローラーの間に有る ベアリングを押えているナットに
小振りなモンキーレンチを使い共に回るのを防ぎます






袋ナットが外れました 先ほどの黒い連結フレームを外したのは
シャフトを外す時にフレーム本体を拡げる為です






ローラーを外しました 回転には問題は有りません
鋼板シールタイプのベアリングです 品番の末尾に
Z 又は ZZ が使われる奴だと思いますが そこまで
確認出来ません






ローラー台の前輪付近は汗がかなり落ちるのでグリスを
充分塗り防錆対策をしておきます






ローラーの位置を変え 黒い連結フレームを元に戻し完了です






私のロードのホイールベースが 995mm ですからこの位置で
ベストです もっと大きなホイールベースに乗っている人には
このローラー台は乗り難いかも分りません





もう一度ローラーに乗ってみます 先程の調整前よりかなり前輪がシビアに動きます
38×15T で 3分しか乗れません 心拍も筋肉も限界です ローラーは軽く脚を回すだけの
ものだったはずです ここまで筋力と体力が落ちているのは情けないです 悔しいから
もう少し頑張り続けて乗ります

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