7/26第9回専門家会議の当日記者会見で発表した、
)声明文「豊洲新市場予定地に関する専門家会議「報告書」は無効である」と
)都及びメディアを批判した声明文「破綻した専門家会議-東京都とメディアは真実を語れ」と
)その追記
を掲載します。
上記声明文には皆さんからコメントを寄せてもらっていますので、
)そのコメント集も付けました。
(字数の関係上、6つのブログにまたがっています。)
声明文に賛同を寄せて頂いた方、又各方面に声を掛けて頂いた方にHP上ですが、深く御礼を申し上げます。
皆さまのお陰で、豊洲の汚染問題も多くの方に関心を持っていただいています。ありがとうございました。
26日の都の豊洲汚染に関する専門家会議終了後、下記声明文を発表させていただきました。
【声明文】豊洲新市場予定地に関する専門家会議「報告書」は無効である
「第9回専門家会議の報告書」は報告書に値しない。本来、そこからは9章の対策は導き出せない。また東京都が現時点で、市場についての方向性を打ち出すのであれば「移転は不可能」という判断以外はありえない。本資料は、詳細調査結果の欠落した、暫定的で分析手法の本質的な不適格さを伴う単なる予定原稿に過ぎない。しかし、前回の会議ではそれを法令や条例に対応する汚染対策のための材料であると東京都は公言してはばからなかった。内容自体の稚拙さと手続きの不誠実さそのものもあいまって、利害関係者との合意による意見の調整がなされたとは到底見なせないにも関わらず、一般からの意見公募という表層的な意思決定へのプロセスへと事態は推し進められ、本日の第9回専門家会議は「最終回」と銘打って開催されるに至った。
欠落した調査結果は9月末まで入手不可能であると当の東京都により明らかにされ、さらに本日の以降に開示されるという市民からの請求に基づいた情報に至っては、生データの開示が拒否されているといった有様である。こうした状況のもとで、専門家会議「最終回」の無効な報告書と東京都側からのアナウンスをもって汚染調査の幕引きを図ろうと試みる非民主的な行為は絶対に許容されないことをここで宣言し、そして改めて強く抗議する。築地市場の豊洲東京ガス工場跡地への直近ないし将来のなし崩し的移転の可能性が確実に消え去らない限り、国民の健康と食の安心安全を担保するために、豊洲東京ガス工場跡地に対して都・東京ガス・事業者から発信された全ての情報を中立的な第三者および利害関係者を含めた公開された場に持込み、継続的な分析と透明性をもった検証・議論を始めることを我々は強く要望する。移転ありきの方針が見直されず、要望が聞き入れられない場合には、法的な手段に訴え最後まで正常化を求めることを申し添える。
2008年7月26日
「市場を考える会」 代表幹事 山崎治雄
他 賛同人有志
(下のブログにつづく)
)声明文「豊洲新市場予定地に関する専門家会議「報告書」は無効である」と
)都及びメディアを批判した声明文「破綻した専門家会議-東京都とメディアは真実を語れ」と
)その追記
を掲載します。
上記声明文には皆さんからコメントを寄せてもらっていますので、
)そのコメント集も付けました。
(字数の関係上、6つのブログにまたがっています。)
声明文に賛同を寄せて頂いた方、又各方面に声を掛けて頂いた方にHP上ですが、深く御礼を申し上げます。
皆さまのお陰で、豊洲の汚染問題も多くの方に関心を持っていただいています。ありがとうございました。
26日の都の豊洲汚染に関する専門家会議終了後、下記声明文を発表させていただきました。
【声明文】豊洲新市場予定地に関する専門家会議「報告書」は無効である
「第9回専門家会議の報告書」は報告書に値しない。本来、そこからは9章の対策は導き出せない。また東京都が現時点で、市場についての方向性を打ち出すのであれば「移転は不可能」という判断以外はありえない。本資料は、詳細調査結果の欠落した、暫定的で分析手法の本質的な不適格さを伴う単なる予定原稿に過ぎない。しかし、前回の会議ではそれを法令や条例に対応する汚染対策のための材料であると東京都は公言してはばからなかった。内容自体の稚拙さと手続きの不誠実さそのものもあいまって、利害関係者との合意による意見の調整がなされたとは到底見なせないにも関わらず、一般からの意見公募という表層的な意思決定へのプロセスへと事態は推し進められ、本日の第9回専門家会議は「最終回」と銘打って開催されるに至った。
欠落した調査結果は9月末まで入手不可能であると当の東京都により明らかにされ、さらに本日の以降に開示されるという市民からの請求に基づいた情報に至っては、生データの開示が拒否されているといった有様である。こうした状況のもとで、専門家会議「最終回」の無効な報告書と東京都側からのアナウンスをもって汚染調査の幕引きを図ろうと試みる非民主的な行為は絶対に許容されないことをここで宣言し、そして改めて強く抗議する。築地市場の豊洲東京ガス工場跡地への直近ないし将来のなし崩し的移転の可能性が確実に消え去らない限り、国民の健康と食の安心安全を担保するために、豊洲東京ガス工場跡地に対して都・東京ガス・事業者から発信された全ての情報を中立的な第三者および利害関係者を含めた公開された場に持込み、継続的な分析と透明性をもった検証・議論を始めることを我々は強く要望する。移転ありきの方針が見直されず、要望が聞き入れられない場合には、法的な手段に訴え最後まで正常化を求めることを申し添える。
2008年7月26日
「市場を考える会」 代表幹事 山崎治雄
他 賛同人有志
(下のブログにつづく)