「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

大津市教育委員会「PTA運営の手引き」:役員免除の理由として、病気や家庭の事情などの個人情報を公開し、審査するなど人権問題になりかねない事態に対して

2019-06-10 23:00:00 | 教育
 PTA運営は、たいへん労力がかかるものです。

 役員の皆様の負担を減らせる仕組み作りも必要です。

 また、役員免除の理由として、病気や家庭の事情などの個人情報を公開し、審査するなど人権問題になりかねない事態に対して、大津市教育委員会では、校長向けに、運営の手引きを作っているとのことです。


********朝日新聞2019.4.16***********************

https://digital.asahi.com/articles/ASM3T3TDZM3TPTIL01F.html

大津市教育委員会「PTA運営の手引き」

・役員のなり手がなく、強制的に役員を割り当てたり、出席していない会員に役員を割り当てたり、また、役員免除の理由として、病気や家庭の事情などの個人情報を公開し、審査するなど人権問題になりかねない事態も見受けられます。

・他の会員のいる前で、家庭の事情や健康上の理由などを述べさせたり、読み上げたりする人権侵害とも言われかねないようなやり取りがなされているにもかかわらず、教育公務員は知らん顔(抑止も中止もしない)していると見られています。

・基本的には、団体運営の話ですので、より民主的な選考方法を会員皆で検討してもらう必要があります。そのうえで、目に余る個人攻撃や個人情報を公衆の面前にさらすことについては、その場でいったん制止し、より良い選考ができるよう皆で考えることをアドバイスしてください。

 ※大津市教委が市立小中の校長らに示した「手引き」から抜粋
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする