新しい委員構成になって、初めての環境建設委員会に、委員として参加。
以下、発言の要旨(詳細は、後日出る議事録を参照下さい。)
簡潔にまとめている点、どうか、ご容赦願います。
1、コミュニティサイクル事業
小坂:運営状況は?
区回答:
総事業費は、不明、「ドコモバイクシェア」が行っている。
サイクルポートの土地占用料は、区の施設ではとっていない。
自転車一台の価格は、5280万円÷300台(電池付き)=17万~18万円
2、河川水質調査、大気汚染調査、自動車公害調査
小坂:調査機関名を教えていただきたい。
区回答:調査機関名を明らかにする。
3、都市計画区域マスタープラン、都市再開発の方針の改定
小坂:改定のための検討はいつなされたか。
区回答:都で、2019年中が主に検討されていた。
小坂:コロナの状況は、反映しなくて大丈夫か
副区長:コロナは深刻である。
都市マスタープランは、都の全体の規範。
戦略、戦術を示している。
4、大手町地区の都市計画の変更
小坂:
①1000㎡が中央区にかかり、A棟の一部が建つ。
開発協力金は、いただくか
②容積率100%増は、大きな変更であり、
環境影響評価は、再度、なされるか。
区回答:
①要綱で、開発協力金の対象外となる。
②環境確保条例に定められており、
大きな変更でありかつ、過去の環境影響評価から時間が経っており、
環境影響評価の「変更届」が出されている。
5、アフターコロナのまちづくり
小坂:副区長が戦略・戦術と述べられたが、アフターコロナの時代の
都市整備部、環境土木部のそれぞれの戦略・戦術の考え方は?
都市整備部長:人がにぎわいを作る。そのまちづくり。
区民の意見を聞きながらまちづくりを進める。
環境土木部長:基本構想、基本計画の推進。
基本は、住み働き続けられるようにする。道路は、血液の機能。
6、戦術のひとつ、「コロナ道路占用許可」(歩道の占用許可基準の緊急措置、国交省2020.6.5発出)
小坂:コロナの難局を乗り切る具体例として、「コロナ道路占用許可」の利用促進、制度周知は?
副区長:逆に密をつくる可能性もあり、制度に乗れるか考えている。
地元の盛り上がりの中で、制度が利用されるとよい。
小坂:地域の盛り上がりが確かに大切。
7、戦術のひとつ、ホテルの地域貢献による容積率緩和の条件追加の考え方
小坂:コロナ禍の避難所運営が課題となるが、
避難者受け入れすることを容積率緩和の条件のひとつにする考え方は、いかがか?
副区長:ホテルの多角的利用は、考えていくべき。
災害時は、ホテルも客が入らないから、緩和しなくともできる。
良質なホテルを誘導し、避難所利用も検討していく。
小坂:容積率緩和を認める代わりに避難者を受け入れるというインセンティブを与えることも必要であり、検討を。
8、日本橋首都高地下化と都市基盤整備基金
小坂:①意見書募集締め切りが6/18であるが、そもそも、事業計画説明会が開催されていない。
②都市整備基金は、日本橋首都高地下化にいくら準備するか。70-80億円か。
副区長:①コロナ禍であったため、事業計画説明会を開催しないことを地元に説明した。
②都市基盤整備基金は弾力的に、10-20年で運用していく。
小坂:①都の示す事業計画案では、
ⅰ)日本橋の橋脚部分をルートが通過していたり(図面抜粋)、
ⅱ)KK線など一体的に開発がなされなければならない計画が未定であったり、
理解に苦しむ部分があるので、事業計画説明会を開催し、説明を受ける場を強く要望。
9、築地市場跡地再開発の都による休止。
小坂:都は、2020.5.5の依命通達で、築地市場跡地再開発を休止する考えをしました。
いまのうちに、地元の意見を集約し、都に活用法を示しては。
副区長:本区としても、都の0段階は、やめるべきであると考えていたところ。
今の時期に、地元の意見を集約し、都に伝えていく。
小坂:区民の意見の集約は、開かれた場でなされることを要望。
以上
参考:日本橋橋脚部分を、日本橋首都高地下ルートが通過するという理解に苦しむ図面