いままでの4種混合ワクチンにヒブが入った5種混合ワクチンが、来年4月から定期接種に加わるとのことです。
ヒブ単独でやる場合の4回分が、全体の接種完了からみると、接種回数を減らせることになります。
現場としては、いままで通りのパターンに5種パターンのワクチン管理が一つ増えて、作業としては、ひとつ増えます。
******厚労省*******
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36952.html
******朝日新聞2023.12.21*******
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15821692.html
厚生労働省の専門家部会は20日、乳幼児を対象にした百日せき、ジフテリア、破傷風、ポリオ、インフルエンザ菌b型(ヒブ)を予防する5種混合ワクチンについて、来年4月から定期接種とする方針を了承した。従来の4種混合ワクチンにヒブワクチンを加えたもので、現在もそれぞれ定期接種の対象となっている。当面は4種混合とヒブも使用できる。
今年3月に阪大微生物病研究会の「ゴービック」、9月にKMバイオロジクスの「クイントバック」の二つの5種混合ワクチンが薬事承認されていた。現行のワクチンと同等の有効性や安全性が確認されており、厚労省が定期接種への導入を検討していた。
4種混合とヒブの両方を接種する場合、生後2カ月から計8回の接種が必要となる。5種混合は、接種回数を4回に減らせる。接種スケジュールは現行の4種混合とおおむね同じ。生後2カ月~7カ月に接種を開始し、4週~8週あけて3回目の接種を終えるのが標準的。4回目は6カ月以上たってから接種する。対象は7歳半まで。(神宮司実玲)