「中央区健康・食育プラン2024(仮称)」へのパブリックコメント
意見を提出致します。
よろしくご検討の程、お願い致します。
第1、総論
1、パブリックコメントの実施時期について
今回の12/4(月)-12/25(月)は、年末のたいへん忙しい時期であり、皆多忙であり、パブリックコメントを考えてられないのが実情ではないかと考える。せめて、正月休みをまたいだり、11月に実施するなど実施時期を今後は変更をお願いしたい。
2、「妊産婦と子どもの健康づくり」を基本目標のひとつに掲げること
高齢者の健康づくりがあるが、「妊産婦と子どもの健康づくり」をあらためて基本目標6としていれること。
第2、各論
1、学校給食を共食にもどすこと(35ページ)
コロナ禍、学校給食から共食を奪った。
現在、黙食は減ったが、机を向かい合わせての共食はできていない。インフルエンザなど落ち着いたタイミングで、共食へもどしていくことを願う。
2、学校給食への無農薬米、有機野菜などを食材へ入れていく取組の追加(37頁)
食とつながる環境づくりの推進において、学校給食への無農薬米、有機野菜などを食材へ入れていくことも進めるべく、記載をお願いしたい。
3、がん対策の充実に、AYA世代の支援の記載の追加(69頁)
がん対策、とくに共生に向けた相談体制等において、AYA世代のがんのり患者の支援の記載がないため、記載の追加を求める。
また、その経験者が、集えるような場を区も一緒に入りつくることを求める。
4、がん対策の充実において、共生に向けた相談体制等のところで「両立支援コーディネーター」の記載の追加
がんり患のかたの就労支援する「両立支援コーディネーター」の記載もお願いしたい。
5、区の施策として、共生に向けた相談体制等の充実に向け、区独自の「がん相談支援センター」の立ち上げ(69頁)
基幹病院等に設置されているとする「がん相談支援センター」を区独自で立ち上げ、がんり患の方々を、包括的に支援する体制を作れないか。
ご高齢のかたが、お年寄り相談センターで相談ができるように、がんのかたの包括的な相談体制の拡充をお願いしたい。
6、包括的性教育に関する記載の欠如
健康においては、生と性の教育も大きな柱となっているが、本計画において記載が欠落しているように見える。
「妊産婦と子どもの健康づくり」を基本目標として据えるならその箇所の大きなテーマとなるであろうし、包括的性教育の推進や、「性と生殖に関する健康と権利(SRHR)」も健康であるための重要な知見である。
本計画に盛り込めるようにお願いしたい。
7、高齢者の健康づくりにおいて、多世代交流の視点からの記載の追加
高齢者の健康づくりが、高齢者が通う通いの広場という風に、高齢者が集まることを前提に記載が進められているが、今後は、乳幼児も、小中学生も、障がいのあるかたも、高齢者も、誰もが集い過ごせるような多世代交流の居場所が重要になってくると考える。
多世代交流の場を作っていくことの記載も盛り込んでいただきたい。
8,こころの健康づくりにおける子どもの自殺対策の追加(83頁)
同時期に中間報告が出されている「中央区自殺対策計画」と、うまく連携を取っていっていただきたいところである。また、自殺対策計画でのパブコメでも記載したが、昨今、子どもの自殺が増える中(2022年子どもの自殺は、全国で514人(高校生354人・中学生143人・小学生17人)と過去最多かつ、本区でも発生をしている。)、重点施策に子どもが入っていない。従って、本計画でも欠落している子どもの自殺について記載を追加することをお願いしたい。
9,本計画と自殺対策計画との有機的な連携
自殺対策計画には、「中央区自殺対策協議会」があり、本計画の推進体制である「中央区健康・食育プラン推進委員会」とこころの健康づくりにおいて有機的な連携、情報交換を行っていただければと考えます。
以上