明日12/28は、仕事納めのところが多いと存じます。
一年間、本当にお疲れ様でございました。
子どもの病気は、お休みがありません。
それに、今年は、コロナはおさまりつつありますが、報道でもありますようにいろいろな病気が流行っています。
2001年開業来の恒例ではございますが、大みそかまで診療し、年明けは、新年1月4日から診療を開始いたします。
コロナで、正月返上3年間行ってきましたが、2024年は4年ぶりのお正月休みをいただきます。
12月28日は、蟹江先生が、午前9時-11時半、午後1時-7時でがっつり診療下さいます。
12月29-31日は午前9時-13時で小坂担当。
ご来院前お電話(03-5547-1191)で受診時間ご予約下さい。
皆様、どうか、よいお年をお迎えください。
●インフルやアデノ、ノロウイルス等が流行っていますが、この冬の感染症対策を教えて
ご回答;
感染症対策では、①病原体、②感染経路、③個体の免疫力の3要素を考慮します。
①冬場は、インフルやアデノ、ノロなどのウイルスや溶連菌などの細菌が流行ります。第八波以降大きな波はありませんが新型コロナも出ています。診断を付けて、抗ウイルス剤や細菌には抗生剤が投与されます。抗原キットでのインフル診断には発熱後12時間位は最低必要です。
②それら病原体には、特徴的な感染経路があり、インフルは飛沫感染、アデノやノロは経口感染と接触感染、そして新型コロナではエアロゾル感染など言われますが、手洗い・アルコール消毒(ノロには、次亜塩素酸)で経口・接触感染を防ぎ、マスク・うがいや咳エチケットで飛沫やエアロゾル感染を防ぎます。換気もエアロゾル感染に対し行います。
③個体の免疫力として、十分な栄養と休養が大事です。ストレスは、免疫力を低下させます。インフルや新型コロナなどは、予防接種で防ぐことも大事で、たとえ、罹患しても重症化を予防できます。
早寝・早起き・朝ごはんで、規則正しい生活をして、この冬も乗り切りましょう。罹患したら、無理せず水分を十分取りながら療養して下さい。
以上
●皆様の声を、中央区へお届けください。パブリックコメント〆切1/5(月)まで
- 「中央区障害者計画・第7期中央区障害福祉計画・第3期中央区障害児福祉計画」中間のまとめへのご意見ご要望を募集します
- 「中央区自転車活用推進計画(中間のまとめ)」へのご意見ご要望を募集します
- 「中央区国民健康保険第2期データヘルス計画・第4期特定健康診査等実施計画」に対するご意見を募集します。
- 「中央区高齢者保健福祉計画・第9期介護保険事業計画」中間のまとめへのご意見ご要望を募集します。
●パブリックコメントを中央区へ届けました。
・12/25〆切。日頃いただいているご意見、医師として日々感じる現場のことを盛り込みながら「中央区健康・食育プラン2024(仮称)」へのパブリックコメントを提出しました。
・12/25〆切。医師として日々感じる現場のことを盛り込みながら「中央区自殺対策計画」へのパブリックコメントを提出しました。
●中央区議会本会議一般質問において、子ども施策の前進等質疑しました。
一般質問の動画配信
11月22日開催中央区議会第四回定例会本会議一般質問の録画映像が、本日12月13日、ネット上で公開。
以上
文責 小坂こども元気クリニック・病児保育室
院長 小坂和輝