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議長続投でもめる松山市議会再開、飛び交う懲罰動議

2013-09-13 12:33:16 | 議会改革
 市民のための市議会とは、どうあるべきか。

 考えさせられる記事です。



******読売新聞(2013/09/13)**************
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130913-OYT1T00403.htm
議長続投でもめる市議会再開、飛び交う懲罰動議


 松山市議会が寺井克之議長(松山維新の会)の続投を巡って空転している問題で、本会議が12日夜、議会初日以来6日ぶりに再開し、12議案が提出された。

 この日も議事日程について話し合う議会運営委員会が断続的に開かれ、夕方まで結論が出なかったが、寺井議長、清水宣郎副議長(自民党)の両者に懲罰の動議を提出することで、各会派が再開に合意した。

 本会議はこの日午後6時50分から約30分間、再開された。冒頭で寺井議長が「市民に迷惑をかけて申し訳ない。議会の円滑な運営に努めていきたい」と陳謝。懲罰動議が提出され、特別委員会で審査することが決まった。

 その後、市が12議案を提案し、野志克仁市長が議案について説明して、休憩に入った。

 懲罰動議は、自民など5会派が寺井議長に、松山維新が清水副議長に対し、出したもの。それぞれ続投に反対、賛成の勢力同士が〈応酬〉しあう格好となった。動議を審議する特別委員会で、寺井議長への懲罰は継続審議に、清水副議長への懲罰は否決となった。

 議事日程を巡っては午前9時半~午後6時の間、議会運営委員会が3度の長い休憩を挟みながら開かれたが、結論が出なかった。午後6時半に再開した委員会で「議会を混乱させた責任」などとして正副議長に対する懲罰動議を出すことで、本会議の再開が決まった。

 本会議閉会後、野志市長は「提案説明ができてほっとしている。粛々と議会を進めてほしい。動議については推移を見守るだけだ」と述べた。

 本会議の休憩は午後10時現在も続いているが、同日中に議会運営委員会を開くことで各会派は合意しており、今後の議事日程が話し合われるという。

 問題は、6月定例会で寺井議長が3年目となる議長職の続投を表明したことが発端。地方自治法には議長の任期について規定はないが、松山市議会では毎年6月に交代するのが慣例だった。公明(8人)、自民(6人)、新風・民主(4人)、共産(3人)、ネットワーク市民の窓(3人)の5会派が「慣例破りは議会の秩序を乱す」と辞職を求め、寺井議長の所属する最大会派の松山維新の会(12人)が「1年で交代すると思い切った議会改革ができない。あしき慣習だ」と続投を支持。9月定例会では開会初日の6日に寺井議長の議長辞職勧告決議が可決され、その後も空転が続いていた。(梅本寛之)

(2013年9月13日11時55分 読売新聞)
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