事件性を帯びてきて、残念に思います。
外国の医師免許保持の話の真偽はどうなのでしょうか。
もし、それも虚偽であるならば、やはり、医師の資格はなく、医師を偽ったこととなり、残念です。
まずは、外国の医師免許資格を所持しているという本人の言い分を信じ、経過を見守りたいと思います。
過去のブログ:http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=4b13911b19592146322e7cd24a316a0f
*****読売新聞(2011/08/18)*****
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110817-OYT1T01136.htm?from=tw
自称「医師」の車、捜索へ…医師法違反容疑で
宮城県石巻市の災害ボランティアセンターで、医師免許を持たない男が「医師」と名乗っていたとして、県警は18日にも、医師法違反の疑いで男が活動拠点にしていたキャンピングカーなどを捜索する。
県警は容疑が固まり次第、男を逮捕する方針。
捜査関係者などによると、男は4月上旬~8月上旬、「米田きよし」を名乗り、医師免許がないのに医師であると自称していた疑い。男は、けがをしたボランティアに消毒や薬の提供などを行っていたという。
(2011年8月18日08時59分 読売新聞)
↓
その後
*****読売新聞(2011/08/19)*****
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=45672&from=tw
災地で医師を詐称容疑、42歳男を逮捕
宮城県石巻市の市災害ボランティアセンターで、医師免許を持っていないのに医師を名乗ったとして、同県警は19日、「米田きよし」こと米田吉誉(よしたか)容疑者(42)を医師法違反容疑で逮捕した。
発表によると、米田容疑者は医師でないのに6月下旬頃、石巻市内で団体職員に対し、「医師国家資格認定証」などと記されたカードの写しを交付するなどした疑い。県警は18日、米田容疑者が活動拠点にしていたキャンピングカーを捜索し、車内の薬類やパソコン、領収書などとともに、車も押収していた。
ボランティアセンターがある石巻専修大学構内に駐車したままとなっているキャンピングカーについて、石巻署の捜査員らが18日午後4時頃、運転席の窓ガラスを割り、約3時間半かけて車内にあったものを押収した。車は別人の名義といい、捜索終了後、同署にレッカー移動された。
(2011年8月19日 読売新聞)
*****毎日新聞(2011/08/19)*****
http://mainichi.jp/select/today/news/20110819k0000e040059000c.html?inb=tw
ニセ医者:容疑者、診療所開設をかたくなに拒否
2011年8月19日 12時9分
「カナダの医療支援チームのメンバーとして来た。日本人は1人だけ。チームは引き揚げたが、自分は残って活動している。もう1カ月以上になる」
宮城県警に医師法違反容疑で逮捕された米田吉誉容疑者は今年5月上旬、こう語っていた。
米田容疑者は同県石巻市の災害ボランティアセンター駐車場にキャンピングカーを止め「ボランティア診療所」という看板を掲げていた。けがをしたり体調を崩したりしたボランティアを診察していたといい、米田容疑者が参加していたボランティア団体で活動していた男性は「目が痛くなったので診てもらった。目を洗浄してもらい、点眼薬をもらった」と打ち明けた。
住民の求めに応じて「往診」し、血圧を測定するなどしていたこともあった。米田容疑者は「誤薬や、複数の医師から同じ薬をもらって飲んでしまう事故がないように簡単に薬を処方することはできない。病院に行けない人だけに対応する」と話していた。
ボランティアの男性は同容疑者が「勝手にボランティア団体の理事の名刺を作って活動するようになった」と話す。「医師不足は深刻だったので、『無料の診療所を開いてくれないか』と何度も打診したが、彼はかたくなに拒否した」と語り、周辺の関係者も徐々に不信感を抱き始めたと振り返る。
米田容疑者は日本財団から100万円の助成金を受け取っており、「海外の団体は何千万円も寄付してくれるから」と他の支援団体に接触していたという。男性は「結局、助成金が目当てだったのだろうか」と語った。【佐野格、水戸健一】
*****読売新聞(2011/08/20)*****
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110820-OYT1T00293.htm
「ウソつき通してしまった」逮捕のニセ医師
宮城県警石巻署は20日午前、医師免許を持たないのに、石巻市災害ボランティアセンターを拠点に医師を名乗って活動していたとして医師法違反容疑(名称の使用制限)で逮捕した米田吉誉容疑者(42)を同法違反容疑で仙台地検に送致した。
同署によると、米田容疑者は逮捕当初は容疑を否認していたが、その後、「早い段階で医者と名乗り、ウソをつき通してしまった」などと話すようになったという。
(2011年8月20日10時34分 読売新聞)
*****日経新聞(2011/08/20)*****
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819695E0E2E2E2978DE0E2E2EAE0E2E3E39191E2E2E2E2
自称医師、複数団体に助成金申請 被災地で活動
2011/8/20 9:55
東日本大震災の被災地、宮城県石巻市で資格がないのに医師の名称を使ったとして、医師法違反の疑いで逮捕された住所不定、職業不詳、米田吉誉容疑者(42)が、複数の団体に助成金の申請をしていたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。
米田容疑者が代表を務めるボランティア団体は日本財団から100万円の助成金を受けていたが、ほかの団体には申請は認められなかった。
石巻署は、米田容疑者が助成金を目的に被災地で医師を名乗り、活動していた可能性もあるとみて、詐欺容疑での立件も視野に調べている。
日本財団によると、米田容疑者が代表を務めるボランティア団体から6月6日に助成金の申請があった。内容はボランティアに対する医療行為のほか、炊き出しや泥出し、心のケアなどで、同月27日に100万円を交付した。
米田容疑者は医師であることを証明するため「小児科医」と書かれた名刺を提出していた。
日本財団の広報担当者は「今回の震災では迅速に対応するため、多くの書類を求めていない」などと説明。被害届を出すかどうかについては検討中としている。〔共同〕
外国の医師免許保持の話の真偽はどうなのでしょうか。
もし、それも虚偽であるならば、やはり、医師の資格はなく、医師を偽ったこととなり、残念です。
まずは、外国の医師免許資格を所持しているという本人の言い分を信じ、経過を見守りたいと思います。
過去のブログ:http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=4b13911b19592146322e7cd24a316a0f
*****読売新聞(2011/08/18)*****
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110817-OYT1T01136.htm?from=tw
自称「医師」の車、捜索へ…医師法違反容疑で
宮城県石巻市の災害ボランティアセンターで、医師免許を持たない男が「医師」と名乗っていたとして、県警は18日にも、医師法違反の疑いで男が活動拠点にしていたキャンピングカーなどを捜索する。
県警は容疑が固まり次第、男を逮捕する方針。
捜査関係者などによると、男は4月上旬~8月上旬、「米田きよし」を名乗り、医師免許がないのに医師であると自称していた疑い。男は、けがをしたボランティアに消毒や薬の提供などを行っていたという。
(2011年8月18日08時59分 読売新聞)
↓
その後
*****読売新聞(2011/08/19)*****
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=45672&from=tw
災地で医師を詐称容疑、42歳男を逮捕
宮城県石巻市の市災害ボランティアセンターで、医師免許を持っていないのに医師を名乗ったとして、同県警は19日、「米田きよし」こと米田吉誉(よしたか)容疑者(42)を医師法違反容疑で逮捕した。
発表によると、米田容疑者は医師でないのに6月下旬頃、石巻市内で団体職員に対し、「医師国家資格認定証」などと記されたカードの写しを交付するなどした疑い。県警は18日、米田容疑者が活動拠点にしていたキャンピングカーを捜索し、車内の薬類やパソコン、領収書などとともに、車も押収していた。
ボランティアセンターがある石巻専修大学構内に駐車したままとなっているキャンピングカーについて、石巻署の捜査員らが18日午後4時頃、運転席の窓ガラスを割り、約3時間半かけて車内にあったものを押収した。車は別人の名義といい、捜索終了後、同署にレッカー移動された。
(2011年8月19日 読売新聞)
*****毎日新聞(2011/08/19)*****
http://mainichi.jp/select/today/news/20110819k0000e040059000c.html?inb=tw
ニセ医者:容疑者、診療所開設をかたくなに拒否
2011年8月19日 12時9分
「カナダの医療支援チームのメンバーとして来た。日本人は1人だけ。チームは引き揚げたが、自分は残って活動している。もう1カ月以上になる」
宮城県警に医師法違反容疑で逮捕された米田吉誉容疑者は今年5月上旬、こう語っていた。
米田容疑者は同県石巻市の災害ボランティアセンター駐車場にキャンピングカーを止め「ボランティア診療所」という看板を掲げていた。けがをしたり体調を崩したりしたボランティアを診察していたといい、米田容疑者が参加していたボランティア団体で活動していた男性は「目が痛くなったので診てもらった。目を洗浄してもらい、点眼薬をもらった」と打ち明けた。
住民の求めに応じて「往診」し、血圧を測定するなどしていたこともあった。米田容疑者は「誤薬や、複数の医師から同じ薬をもらって飲んでしまう事故がないように簡単に薬を処方することはできない。病院に行けない人だけに対応する」と話していた。
ボランティアの男性は同容疑者が「勝手にボランティア団体の理事の名刺を作って活動するようになった」と話す。「医師不足は深刻だったので、『無料の診療所を開いてくれないか』と何度も打診したが、彼はかたくなに拒否した」と語り、周辺の関係者も徐々に不信感を抱き始めたと振り返る。
米田容疑者は日本財団から100万円の助成金を受け取っており、「海外の団体は何千万円も寄付してくれるから」と他の支援団体に接触していたという。男性は「結局、助成金が目当てだったのだろうか」と語った。【佐野格、水戸健一】
*****読売新聞(2011/08/20)*****
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110820-OYT1T00293.htm
「ウソつき通してしまった」逮捕のニセ医師
宮城県警石巻署は20日午前、医師免許を持たないのに、石巻市災害ボランティアセンターを拠点に医師を名乗って活動していたとして医師法違反容疑(名称の使用制限)で逮捕した米田吉誉容疑者(42)を同法違反容疑で仙台地検に送致した。
同署によると、米田容疑者は逮捕当初は容疑を否認していたが、その後、「早い段階で医者と名乗り、ウソをつき通してしまった」などと話すようになったという。
(2011年8月20日10時34分 読売新聞)
*****日経新聞(2011/08/20)*****
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819695E0E2E2E2978DE0E2E2EAE0E2E3E39191E2E2E2E2
自称医師、複数団体に助成金申請 被災地で活動
2011/8/20 9:55
東日本大震災の被災地、宮城県石巻市で資格がないのに医師の名称を使ったとして、医師法違反の疑いで逮捕された住所不定、職業不詳、米田吉誉容疑者(42)が、複数の団体に助成金の申請をしていたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。
米田容疑者が代表を務めるボランティア団体は日本財団から100万円の助成金を受けていたが、ほかの団体には申請は認められなかった。
石巻署は、米田容疑者が助成金を目的に被災地で医師を名乗り、活動していた可能性もあるとみて、詐欺容疑での立件も視野に調べている。
日本財団によると、米田容疑者が代表を務めるボランティア団体から6月6日に助成金の申請があった。内容はボランティアに対する医療行為のほか、炊き出しや泥出し、心のケアなどで、同月27日に100万円を交付した。
米田容疑者は医師であることを証明するため「小児科医」と書かれた名刺を提出していた。
日本財団の広報担当者は「今回の震災では迅速に対応するため、多くの書類を求めていない」などと説明。被害届を出すかどうかについては検討中としている。〔共同〕
患者様も相手が医師だと信用して診療行為を任せてくださっているわけです。
したがって私は理由はどうあれ、この偽医師が許せません。
人の弱みに付け込むきわめて悪質なる行為だと確信しています。警察を始めとする捜査機関には早急に犯人を見つけて厳しい処罰を希望します。
今回の例は医師と患者様の互いの信頼関係を根底から覆す結果をもたらしかねません。特に被災地域にボランティアで診療に向かわれる医師には大変、気の毒でなりません。