「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

教育の国、日本

2007-09-11 00:15:39 | 教育
美しい国と言う暇があるのであれば、
私は、教育の国、日本にする。

義務教育、
国は、「子ども達が教育を受ける権利を守る」義務があるから、
義務教育という。

それ、守られていないと思う。

子どもが病気で入院したら、
とたんに、教育を受けることができなくなってしまう今のシステム。

小児がん、難病で、長期間病院に入院したら、
とたんに教育をうけることができないのである。

こういう子にこそ、
教育を保障すべきである。
治療で精一杯で、教育なんて無理?
そんなことない。
子ども達は、学びたいのである。
その気持ちにこたえてあげてほしい。

病弱児のための院内学級をしるために、
本日9/10、国立がんセンターにある
都立墨東養護学校いるか分室の現場に足をはこんだ。

東京都は、この07年4月に副籍制度を開始した。

万が一、
国立がんセンター小児病棟に入院した場合、
小中学生なら、
都立墨東養護学校に在籍し、
地元小中学校には、副次的な籍をおき、
教育を受けることが可能である。
地元小学校を辞める必要はなく、
副次的な籍を置いておけるのである。

本当は、
本籍を、地元小中学校と
病院内にある小中学校の両方におけることが、
一番よいのであろう。

そこまで変えるには、
時間がかかる。
教育の国、日本として、
そういう方向で、進めて行きたいと私は思う。





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