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教育に関し、防災の強化すべき点について、2024年3月予算特別委質疑抜粋

2024-09-10 22:32:53 | 財務分析(予算・決算)

 教育に関し、防災の強化すべき点について、2024年3月予算特別委質疑抜粋

*******抜粋*******
https://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/kaigiroku.cgi/r06/yosan20240315.html

3点目は、防災はやっぱり触れておく必要があると思います。

 災対教育部ということが震災時には立ち上がります。3・11のときは体育館の天井が落ちて使えない避難所があったところがありましたが、それは昨日、営繕課とも協議したところでありますが、それは置いておいて、震災防災教育をしていくということで、その取組もしてくださっております。中学生が防災拠点の訓練に参加するということでしていただいておりますが、これもこの前の一般質問で取り上げさせていただきましたが、震災時の心のケアに関しても子供たちに事前に伝えておく必要があるのではないかと思うんです。

 私も能登に行きました。能登に何で行ったかといったら、子供たちの心のケアがちょっと心配だったんですよね。それで、向こうの自治体の教育委員会と連携しながら、小・中の児童・生徒、それと保護者と先生方、小・中全校に配らせていただいて、心のケアを何とかしましょうというようなことをしました。心のケアはすごく大事で、PTSDとかになったらいけないので、それを防ぐための心のケアの教育なりができているのかなというところをお願いします。

 それと、防災拠点において給食室を使わせてくださるということでありますが、これは、念のために、防災のときの防災拠点における給食室、すごくあの現場は給食室を使えたから、食事が充実したんですよ。なので、震災時において給食室はぜひ開放してほしいんです。そのあたりで、使い方の注意点なりをちょっと言っていただければと思います。

 これはおまけで言っておきます。これを持っていって、現場の人に届けてくださいと言われた、そのつくだ煮は、結構食事の質を上げるのに役立ったということで、大変喜ばれたというのを1つ。白米ばかりなので、そこでつくだ煮が結構質を上げるということで、これはおまけでちょっと伝えさせていただきます。

 そういうところの防災の視点、よろしくお願いします。


○防災危機管理室長
 災害時の給食室の利用に関してでございます。

 既に施設利用計画においては、給食室、家庭科教室等については利用することを前提としております。この施設利用計画につきましては、各拠点において、いわゆる利用しやすい点、災害のときにどういう経路でどういう配膳をしたりだとか、各拠点運営委員会の中で運用しやすいところを前提に置きながら進めているところでございます。その中で、給食室の利用が必要であれば、それは給食室等を利用していくということで、地域の方々と協議をしながら決めているところでございます。

 以上でございます。

 

○教育センター所長
 私のほうからはストレスの付き合い方についてでございます。

 先日の能登半島地震でも、大人も子供も大きな心の傷を負ったということで報道されておりました。その中で、能登半島地震で金沢市などを中心に、多くの心理職の方が能登に入って、様々な方が面談をしたりカウンセリングを行ったということが報道されておりました。もし中央区内の学校でも、もちろん大きなことが起きた場合には、心理職の派遣等をこちらで徹底的にやっていきたいと思っております。

 ただ一方で、先ほど指摘がありました子供たちのほうの力も高めなければということで、学校では保健の時間を活用して、ストレスの付き合い方ということを学んでおります。例えばストレスを感じないなと思っている子も、僕ってストレスはないのかななんて思っていること自体が、悩んでいてストレスだよねなんていうことを学んだりしております。そういったお子さんに対して、ストレスを感じたときにどうするのがいいのかな、どうすれば発散できるかなということを、しっかり食べたほうがいいとか、寝たほうがいいとか、大きな声を出したほうがいいとか、そういったことをグループ協議などで学んでいるところでございます。

 以上でございます。

○小坂委員
 それぞれに取組ありがとうございます。ストレスの部分は、震災時にこういう心の変化があるということを震災時に知っても、それはそれで少なくとも知らなければならないけれども、もし大きなことがあったらこういうふうに心が変化するということを事前に知っておくことで、心の準備もできるし、子供がどのように心が変化していくのかということを親が知っておけば、その対応の仕方もできる、それによってPTSDも生むことがないということであります。

 震災の前から、今されているということでありますが、ぜひとも心のケアの視点は今後も持っていっていただければと。もちろん学校保健会においてもそのような機会も、心のストレスを扱ったものをしているということは見させていただいておりますが、さらに心のケア、仕組みを入れていっていただければと思います。

 中学生が震災時に活動することの取組というのは大事で、そのような社会に役立つということを震災時にすることによって、心のケアにも役立つということでありますので、今回、準備されている中学生が、災害時、震災時にボランティアをする、地域のために働くという、その準備は非常に有意義なものと思います。今回は全校に拡大していくということでありますので、ぜひぜひそれは広げていっていただければと思います。


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