「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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2023.9.13子ども子育て・高齢者対策特別委員会での質疑メモ:こども基本法施行、区立保育園での医ケア児保育、学校学童、幼稚園全園の預かり保育、子どもの自殺、児童虐待

2023-09-14 16:16:55 | 財務分析(予算・決算)

 2023.9.13子ども子育て・高齢者対策特別委員会での質疑メモ。
 質疑と回答の要旨を記載します。
 後日、正式な議事録が出されます。


質問1,こども基本法施行

小坂:こども基本法が施行され、子どもの意見をどのように聴いていくか。子どもの参加をどう保障していくか。

福祉保健部長:利用者の意見を聴くこと、施策を作ってきた。保護者の声を聴くことで、子どもの意見を聞いてきた。

教育次長:子ども達と対峙しながら、教育施策を作っている。

小坂:こども基本法の基本理念では、その年齢に応じて意見を聴いていくとあり、子ども自身に聴いていくことについて、もう一歩、踏み込めないか。

子育て支援課長:次期子ども子育て計画改定において、アンケートの文言を子ども達にわかるようにして、子ども達にも実施していくことも検討していく。

小坂:ダイレクトに子どもの意見を聴くことをぜひ、お願いします。


質問2,医療的ケア児の保育

1,全数把握の継続について、全数把握をどのようにしているのか

小坂:医療的ケア児は、18歳未満は、何名?

子育て支援課長:3月の障害者実態調査で、およそ30名。保育園の年代は20名。

小坂:全数把握は、国の求めているところ、数をどのように把握?

子育て支援課長:実態調査の細かなところは、今、持ち合わせておらず答えられない。

2,医療的ケア児コーディネーター

小坂:何名?

子育て支援課長:8名

3,急変への備え

小坂:かかりつけ医、主治医とバックアップ体制を構築していることを要件としては。

子育て支援課長:かかりつけ医、主治医の意見書、指示書をもらい実施していく

4,今回の施策の実施に至った経緯、自立支援協議会や医療的ケア児の親の会からの意見は

子育て支援課長:居宅介護、通常保育で医ケア児の保育もしていたが、ニーズに応えて来た。今回、保健所等複合施設の再編で明石町保育園に場ができ専用室を作ることとした。

5,今後の医療的ケア児の保育サービスの展開

小坂:展開は?

子育て支援課長:数を増やしたり、サービスを充実を図る。

小坂:まずは、大きな一歩を踏み出していただいたことに感謝します。

 今後は、提供サービスの充実を、特に、

・対象年齢拡大:2-5歳児クラス➨1-5歳児クラス(1歳児への対象年齢の拡大を)

・保育時間拡大:9:00-17:00➨9:00-18:00/19:00(預かり時間の拡大を、ヘレン 最長9.5時間預かる)

・送迎サービスの提供を

 などお願いします。


6,今後の医ケア児の全体の計画、区立保育園を卒園した後について

小坂:区立学校登校は?

教育センター所長:就学相談で相談を受け、一人一人の状況を把握し、適切な就学先につなげる。医療的ケア児には、必要な支援ができるよう看護師の配置など検討する。

小坂:重症心身障害児を放課後デイサービス拡充を。

管理課長:施設基準のしばりがあり参入の難しさはある。基本計画2023の中でも書いているが、施設の充実はこれからも図っていく。

小坂:医療的ケア者も含めた月島三丁目北地区のグループホーム開設を。

(担当する障害者福祉課長が、本日の委員会の出席者でないため回答なし。)

******課題の整理*****




質問3,学校学童について

1,命名について

小坂:「プレディ・プラス」ではなく、条例の文言にそって、「学校学童」と命名してはどうか。

放課後対策担当課長:一体的に運用するために総称として、

2,障がいのある子の優先受入れについて

小坂:障がいのある子の優先受入れについて

放課後対策担当課長:保護者と相談し、加配などして受け入れていく。

小坂:障がいのある子は、優先して受け入れていくことを引き続き検討を。

3,特認校の学校学童の開設について

小坂:京橋築地では、特認校でありながら、学校学童を開設できている。他の特認校にも、学校学童の設置を。

放課後対策担当課長:ニーズ、場所の課題、送り迎えの課題を踏まえ、設定を検討していく。

小坂:引き続きの検討を。


******時間の関係で質問できていないが、問題意識としてある点**********
・学校学童のサポーターとしての参加について
・子どもの声の聴取と反映について
・夏休み期間のコンビニ弁当の詰め替えについて(今は、解消)
・夏休み期間の朝の受け入れについて


質問4,幼稚園全園の預かり保育について

小坂:そもそも、幼稚園を認定こども園とすることでも、お預かりのニーズに応えることができたと考えるが、検討はしなかったか。

学務課長:保育園ニーズが解消されており、保育園設置としての認定こども園は、検討しなかった。


質問5,中央区健康・食育プラン2024、自殺対策計画

小坂:コロナ禍、子どもの自殺が増加している。「助けて」が言えない子ども達へどのようにアプローチを考えているか。

子ども子育て・高齢者対策特別委員会委員長:所管が、はずれている。

小坂:子どもの心の問題として、自殺は所管である。

******所管がはずれているということで質問できていないが、問題意識としてある点**********

中央区健康・食育プラン2024、策定に向けた進捗

・同計画の「胎児期から老齢期に至るまで人の生涯を経時的に据えた健康づくり「ライフコースアプローチ」
 ➨妊娠出産期におけるプレコンセプションケアの視点を入れること

・「助けてが言えない」へのアプローチ



質問6,児童虐待数速報値を受けて

小坂:中央区の状況は?

子ども家庭支援センター所長:9/7子ども家庭庁から速報値が発表。最高455件、面前DVなど増加。相談員を増やし、相談体制の質をあげ強化して取り組んでいる。

小坂:虐待を受けた子どもの処遇を考えるあたり、子どもの意見表明等支援員を配置していく都の方針であるが、その養成など行っていくことを要望




******時間の関係で質問できていないが、問題意識としてある点*********

●災害時避難行動要支援者

・障害分野何名?

・「個別避難計画」策定にあたり高齢者分野、障害者分野の課題

・福祉避難所の周知を


前回までの委員会メモ:

2023.6.14子ども子育て・高齢者対策特別委員会での質疑メモ

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