いよいよ道東流氷観光の旅も今日でお終い。どうやら帰りは悪天候。昨日までが良かったからまあ良いとしましょうか。
朝ホテルを出るときにこのホテルのO社長さんとお会い出来て、しばし北海道観光のお話に花が咲きました。
「先日国土交通省で観光をご担当のお役人様とお話をする機会があったんです。そこで『観光振興のためにどうしたらよいでしょうか、何でも言ってください』ということを申されましたんですよ」
「そうですか、社長さんはどういうご意見だったのですか?」
「私は『縦割りをなくしていただけませんか』とお願い致しました(笑)。…と申しますのは、今観光業界で問題になっているのはやはり予約管理などでのITによる支援・バックアップの貧困さと遅れなのです。しかしそれを言い出すと、それは経済産業省さんのお話になってしまうんですね」
「なるほど、本当に観光を所掌する省庁はないということですね」
「今朝の地元の新聞には国土交通省で外国語によるカーナビガイド事業を始められるという事が書かれていましたね。大きな期待を寄せております」
「それぞれの省庁でできることから早く始めたいと思います。ご期待に添えるようにがんばります」
かつてのような旅館や旅行業者を対象とした業行政が規制緩和によって相対的に少なくなった今日、行政として観光をどのように支援出来るのかを省庁横断的に観光というくくりで対応出来る窓口が欲しいものです。
とりあえずその日までは自分たちの出来る事で頑張っているのですが。
* * * *
環境省の阿寒湖エコミュージアムで阿寒国立公園の成り立ちと自然を勉強してからいよいよお別れ。
帰りはみぞれ混じりの悪天候の中をひた走って帰ってきました。
途中で足寄町に二つ目の道の駅を見学してきましたが、その正体はなんとふるさと銀河線の足寄駅と一体になった物産館&ホールでした。
道の駅が誕生したてのときには単独での建物や物産館が多かったのですが、今日では次第に機能を複合化した建物を道の駅として利用するというやり方が多くなってきたようです。しかしそこにも地域の必死な努力の姿が見えるのです。
やはり旅はいろいろなことを実地に見てものを思う事が多くなりますね。
私たちは自分たちの故郷である地元の観光地を本当に真剣に見ているでしょうか。真剣という意味では、他の人たちに説明出来るくらいに思いを巡らしているでしょうか。
まちづくりも観光も、その目で見て体験する現地主義、現場主義でまいりましょう。
朝ホテルを出るときにこのホテルのO社長さんとお会い出来て、しばし北海道観光のお話に花が咲きました。
「先日国土交通省で観光をご担当のお役人様とお話をする機会があったんです。そこで『観光振興のためにどうしたらよいでしょうか、何でも言ってください』ということを申されましたんですよ」
「そうですか、社長さんはどういうご意見だったのですか?」
「私は『縦割りをなくしていただけませんか』とお願い致しました(笑)。…と申しますのは、今観光業界で問題になっているのはやはり予約管理などでのITによる支援・バックアップの貧困さと遅れなのです。しかしそれを言い出すと、それは経済産業省さんのお話になってしまうんですね」
「なるほど、本当に観光を所掌する省庁はないということですね」
「今朝の地元の新聞には国土交通省で外国語によるカーナビガイド事業を始められるという事が書かれていましたね。大きな期待を寄せております」
「それぞれの省庁でできることから早く始めたいと思います。ご期待に添えるようにがんばります」
かつてのような旅館や旅行業者を対象とした業行政が規制緩和によって相対的に少なくなった今日、行政として観光をどのように支援出来るのかを省庁横断的に観光というくくりで対応出来る窓口が欲しいものです。
とりあえずその日までは自分たちの出来る事で頑張っているのですが。
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環境省の阿寒湖エコミュージアムで阿寒国立公園の成り立ちと自然を勉強してからいよいよお別れ。
帰りはみぞれ混じりの悪天候の中をひた走って帰ってきました。
途中で足寄町に二つ目の道の駅を見学してきましたが、その正体はなんとふるさと銀河線の足寄駅と一体になった物産館&ホールでした。
道の駅が誕生したてのときには単独での建物や物産館が多かったのですが、今日では次第に機能を複合化した建物を道の駅として利用するというやり方が多くなってきたようです。しかしそこにも地域の必死な努力の姿が見えるのです。
やはり旅はいろいろなことを実地に見てものを思う事が多くなりますね。
私たちは自分たちの故郷である地元の観光地を本当に真剣に見ているでしょうか。真剣という意味では、他の人たちに説明出来るくらいに思いを巡らしているでしょうか。
まちづくりも観光も、その目で見て体験する現地主義、現場主義でまいりましょう。