今日は抱えている現場のうち、千葉県方面の現場を見せてもらいました。
千葉県は人生でもディズニーランド以外はなかなか行く機会が少なかったのですが、じっくりと見せてもらいました。
最初は千葉市東部の蘇我臨海地区。ここはJFEスチール(NKKと合併する前の旧川崎製鉄)の工場群があった土地です。
一時経営が苦しくなったときに、保有資産のなかで統合できる工場を統合して、土地をまとめて様々な開発事業の種地として提供し、その代金でキャッシュフローを改善させたのです。
千葉市としては、まとまった土地が手にはいることで、区画整理や防災公園、サッカースタジアムなど、市の面目を一新するような地区になりつつあります。
防災公園もまだまだ建設途中ですが、災害時には広大な災害復興拠点となり、また普段は市民のスポーツ公園にもなることから、都市機能の大幅な向上に繋がることでしょう。
この公園の中に作られているのサッカースタジアムは、ジェフユナイテッド千葉がホームとする「フクダ電子アリーナ」で、ついでにここも視察させてもらいました。
フクダ電子アリーナというのは、ネーミング・ライツと呼ばれるもので、施設の名前に自社の企業名を入れることで宣伝になり、その代わりに広告費を支払うというものです。
ちなみにフクダ電子は、いま公共施設に配備が進みつつある、自動体外式除細動器(AED)の大手メーカーです。
ここはジェフ千葉のホームで、アリーナの収容人員は1万8千人ですが、新しい施設だけあって、いろいろと配慮の行き届いた施設でした。
屋根の水は漏斗のように集められ、配管をつたって地下のタンクに貯留される設計になっているのだそうで、それは防災公園として水が必要になるときのためでもあるそう。なるほどー!
※ ※ ※ ※
また周辺の区画整理地の中には、大規模な商業地区も整備されていて、イトーヨーカドー系のArioが出店して、なかなか好調なのだとか。
内容は、二階建てのモール形式で、割とありふれているのですが、これまで千葉方面にはこうした商業集積が少なかったようで、無料駐車場も完備していることから非常に周辺の住民の皆さんには人気があるのだそうですよ。
イメージとしては、屋内で雨の降らない、車の通らない商店街が人工的にできた、というものです。
しかしここには店の配置をコントロールしたり店舗を入れ替えたりという商業を活性化させるマネジメントができるところが、既存の土地の地主による商店街と決定的に違うところです。
結局、それがまちなかの商店街と、こうした人工的な商店街の違いなのですが、その微妙な差をどうすることもできない商店街が多いということなのでしょうね。
※ ※ ※ ※
午後は市川市へ移動して、そこでも完成した防災公園を見せてもらいました。
一連の視察を終えて市川駅へ戻ってきたのですが、市川駅はなんと駅ビルの中がショッピングセンターになっていて、改札口を出るとすぐにお買い物ができるのでした。
なかなかJRも商魂たくましいのですが、これでは駅を降りてからの駅周辺の商店街がやっていけない恨みもあるよう。
駅ビルの中にショッピングセンターって、禁じ手のようなグッドアイディアのような…、うーん。
※ ※ ※ ※
家路につく途中の有楽町で、ちょうど掛川の茶どころ東山の皆さんがお茶の宣伝をしているという情報を得ていたので、立ち寄りました。
実演で揉んだ手揉みの浅蒸し茶葉を、若いイケメンお茶インストラクターの
お兄さんが丁寧に入れてくれました。
一口飲んだその味は…、甘旨(あまうま)い!
お茶のシロップという感じです。こういうお茶を飲んだ経験があれば絶対にお茶のファンになるのですがね。なかなか新茶の手揉み茶を飲む機会がないのが残念です。
トップの写真は、手揉みの茶葉を一本お湯に浸したところ。本当に一枚のお茶の葉を丁寧に撚っていることが分かりますね。
宣伝文句は「こんなお茶、飲んだことがありますか?」で、看板に偽りはありませんでした。
掛川の皆さん、ご苦労様でした。
千葉県は人生でもディズニーランド以外はなかなか行く機会が少なかったのですが、じっくりと見せてもらいました。
最初は千葉市東部の蘇我臨海地区。ここはJFEスチール(NKKと合併する前の旧川崎製鉄)の工場群があった土地です。
一時経営が苦しくなったときに、保有資産のなかで統合できる工場を統合して、土地をまとめて様々な開発事業の種地として提供し、その代金でキャッシュフローを改善させたのです。
千葉市としては、まとまった土地が手にはいることで、区画整理や防災公園、サッカースタジアムなど、市の面目を一新するような地区になりつつあります。
防災公園もまだまだ建設途中ですが、災害時には広大な災害復興拠点となり、また普段は市民のスポーツ公園にもなることから、都市機能の大幅な向上に繋がることでしょう。
この公園の中に作られているのサッカースタジアムは、ジェフユナイテッド千葉がホームとする「フクダ電子アリーナ」で、ついでにここも視察させてもらいました。
フクダ電子アリーナというのは、ネーミング・ライツと呼ばれるもので、施設の名前に自社の企業名を入れることで宣伝になり、その代わりに広告費を支払うというものです。
ちなみにフクダ電子は、いま公共施設に配備が進みつつある、自動体外式除細動器(AED)の大手メーカーです。
ここはジェフ千葉のホームで、アリーナの収容人員は1万8千人ですが、新しい施設だけあって、いろいろと配慮の行き届いた施設でした。
屋根の水は漏斗のように集められ、配管をつたって地下のタンクに貯留される設計になっているのだそうで、それは防災公園として水が必要になるときのためでもあるそう。なるほどー!
※ ※ ※ ※
また周辺の区画整理地の中には、大規模な商業地区も整備されていて、イトーヨーカドー系のArioが出店して、なかなか好調なのだとか。
内容は、二階建てのモール形式で、割とありふれているのですが、これまで千葉方面にはこうした商業集積が少なかったようで、無料駐車場も完備していることから非常に周辺の住民の皆さんには人気があるのだそうですよ。
イメージとしては、屋内で雨の降らない、車の通らない商店街が人工的にできた、というものです。
しかしここには店の配置をコントロールしたり店舗を入れ替えたりという商業を活性化させるマネジメントができるところが、既存の土地の地主による商店街と決定的に違うところです。
結局、それがまちなかの商店街と、こうした人工的な商店街の違いなのですが、その微妙な差をどうすることもできない商店街が多いということなのでしょうね。
※ ※ ※ ※
午後は市川市へ移動して、そこでも完成した防災公園を見せてもらいました。
一連の視察を終えて市川駅へ戻ってきたのですが、市川駅はなんと駅ビルの中がショッピングセンターになっていて、改札口を出るとすぐにお買い物ができるのでした。
なかなかJRも商魂たくましいのですが、これでは駅を降りてからの駅周辺の商店街がやっていけない恨みもあるよう。
駅ビルの中にショッピングセンターって、禁じ手のようなグッドアイディアのような…、うーん。
※ ※ ※ ※
家路につく途中の有楽町で、ちょうど掛川の茶どころ東山の皆さんがお茶の宣伝をしているという情報を得ていたので、立ち寄りました。
実演で揉んだ手揉みの浅蒸し茶葉を、若いイケメンお茶インストラクターの
お兄さんが丁寧に入れてくれました。
一口飲んだその味は…、甘旨(あまうま)い!
お茶のシロップという感じです。こういうお茶を飲んだ経験があれば絶対にお茶のファンになるのですがね。なかなか新茶の手揉み茶を飲む機会がないのが残念です。
トップの写真は、手揉みの茶葉を一本お湯に浸したところ。本当に一枚のお茶の葉を丁寧に撚っていることが分かりますね。
宣伝文句は「こんなお茶、飲んだことがありますか?」で、看板に偽りはありませんでした。
掛川の皆さん、ご苦労様でした。