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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

声なき声に誘われて

2007-12-10 23:54:30 | Weblog
 昨日、お岩稲荷田宮神社をお参りした話を書きました。そのすぐ後のお話。

 お岩稲荷があるのは左門町という町名の場所で、地図を見ながらこの神社までたどりついたのでした。

 地図を見ているとすぐ近くに須賀神社というこれまた大きい神社が書かれています。近くまで来たのだから行くべきなのですが、なんだかもう疲れて、(また次に来ることにして今日は須賀神社へのお参りはよしておこう。すみませんがお許しください)と、この須賀神社へはお参りをせずに帰ろうと思いました。

 こちらはもう完全に貸し自転車を借りたところまで帰る気まんまんで、お岩稲荷を離れ、本通りへ向かおうとしたのですが、少しだけ気が変わりました。

(もう少しこのあたりを見て行こうかな) 右へ出ると本通りに出るところを左に曲がりました。

(なるほど、このあたりの家並みはこんな感じなんだ)10メートルほど先に、左に折れ曲がるものすごく細い道があったので、そこの街並みを見てみようと、また左に曲がりました。

 するとその道の100メートル先に赤い幟(のぼり)が見えました。

「あっ、あれは!」

 それは紛れもなく稲荷神社の赤。その先には天白稲荷神社という地図にはない神社が現れました。



 近づいてさらに驚いたのは、その天白神社は須賀神社の境内の中に摂社として祀られている稲荷神社なのでした。

 もう今日はこちらへお参りする気が全くなかったのですが、道を何の気なしに左へ二回曲がったら、しっかり須賀神社へたどり着いていたというわけ。

「ああ、やっぱり呼ばれたんだな」と直感。ここまで来て挨拶もせずに帰ろうとした非礼をお詫びしながらお参りをいたしました。

 自転車巡りをしている最近は特にこういう事が多いのです。

 皆さんには声なき声が聞こえるということがありませんか。

コメント
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