北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

走れメロス

2007-12-01 23:32:03 | Weblog
 今日から師走。師走と言えば忘年会。そこで、高校の同期生のなかで在京のメンバーによる忘年会が開かれました。

 「こままさ君は東京を巡っているから、どこか面白い場所の紹介をかねて、幹事をやってくれない?」と上手に頼まれて、幹事を引き受けました。

 (面白いところで宴会もできるところねえ…)と考えて、会場は汐留にある旧新橋駅舎に決めました。

 ここなら建物もそれなりに面白いし、新橋は西新橋に行くことはあっても、東側の汐留方面はあまり行く機会もないし、新橋なら横浜や千葉など各方面から集まるにも便利だと考えたのです。

  

 時間は土曜日の17時からと決めて、一週間前にメーリングリストで会の場所と時間をお知らせすると、一部「○○君も来るって言ってたよ」という伝言情報も含めて13人から参加の意思が表明されました。
 
 しかしその後、誰からも「楽しみにしているよ」といった連絡がありません。幹事としてはだんだん心配になってきます。
(もしかしたら忘れているんじゃないだろうな…)とか(一人くらい『やっぱり行けない』と言い出すんじゃないかな)と、すごく心配。

 そして当日、少し早めに会場入りしてみんなを待っていましたが、17時ジャストには3人だけ。「忘れちゃいないんだろうなあ」やっぱりまだ心配です。

  

 しかしその後、10分もしないうちに半数以上がちゃんと登場。30分後までにはちゃんと全員が揃いました。よかった。

 「メーリングリストに全然反応がないから、一人くらい忘れているんじゃないかと心配でたまらなかったよ」と言うと、「こままさはまだ幹事のシロウトだな。何も反応がないときはちゃんと来ると言うことで、来れなくなったら連絡が来るものだよ。そういう友情は信じて良いって」

「そうか、俺は『走れメロス』を思い出したよ。そうか、みんなの友情を少しでも疑った俺を殴ってくれ!」
「おぉ、懐かしいなあ、ははは」

    ※    ※    ※    ※

 幹事ってこういう心配をいつもしているんですね。今度からはちゃんと連絡をするようにしようと思ったのでした。

 二次会も遅くまで盛り上がり、帰りは終電の一本前。

 クリスマスイルミネーションもたくさんあって、街は師走モードです。

  
コメント
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