北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

世界が広がる

2007-12-12 23:43:40 | Weblog
 今の職場の、大学同窓生による忘年会が開かれました。上は13年先輩から下は20年後輩まで多士済々です。

 今まで何となく会釈だけで通り過ぎていた人が、実は同期生で何人か名前を挙げるとみんな知っていたり、大学の先生の名を挙げると「そいつとは教養時代からの同級生だったよ」などと言われて嬉しくなります。

 中には「あの方は高校が旭川だったはずですよ」と教えられて挨拶に行くとまさに高校の先輩で、「僕はこの職場に長いけど、高校の同窓生にあったのは初めてだよ」などと向こうも嬉しそうです。
 特徴のある先生の話題で大いに盛り上がりました。

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  私は今の職場ではよそ者なので、こういうちょっとしたつながりが実はものすごく強力な絆なのだということを改めて感じます。

 宴会の最後はもちろん寮歌。明治45年寮歌「都ぞ弥生」です。

 「我らが三年を契る絢爛の宴はげに過ぎやすし…」口上からはいるから立派。今は口上を言えない人が増えました。

 全員が肩を組んで「都ぞ弥生」を歌えば、先輩も後輩もなくてみんながそれぞれの青春の風景の中に戻っているようです。

    ※    ※    ※    ※

 今日は知らなかった20人と知り合いになれて、世界がまた広がりました。

 自分の今生の世界はこうやって広がって行くのです。

   
コメント
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