北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

富士会議のこぼれ話

2009-06-14 21:48:50 | Weblog
 楽しい富士会議も今日でおしまい。たくさんの若いリーダー候補立ちに出会えた五年間は実に有意義で幸せな時間でした。

 普段の生活では絶対に出会って話などしないであろう人たちの、向こう側の世界のお話は興味深いものばかりでした。そのうちのいくつかをピックアップしてお届けいたしましょう。

【当世結婚事情】 リクルート社のKさん

「ゼクシィという結婚雑誌をご存じですか?結婚情報誌としてこの不況の中でも売れている雑誌です。これは会社のある女性の提案だったのですが、当初企画会議では『そんな結婚のための市場はない』という意見が多くてなかなか通りませんでした。それで、最初はねるとんパーティ情報という出会い系も加えたりしたんです」

「結果、今になると出会い系の情報は消えて、結婚式場市場に対する若い女性の支持は大きいものがあるんです」

「最近のコマーシャルで『購入編』というのがあるのですが、これは男性がゼクシィを手にしてお店のレジに出すというシーンです。それを女性が見ていて「おお?おお?(その気になった?)」という形になっています」

「実は昔は男性が女性に対して『結婚しよう』と言って女性が承諾するというパターンが普通だったんですが、最近は結婚の決断を強いるのが女性に変わってきたという空気を読んでいるんです。結婚事情もいろいろと変化していますよ」

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【伝統工芸とは】 陶芸家 第十四代今泉今右衛門さん

「『伝統工芸』という単語は実は新しいんです。私は今泉の名前を継いだ十四代になりますが、江戸時代を通じてはその時代が求めたニーズに応えて作品を作ってきただけなんです」

「それが明治になってそうした工芸が衰退しつつあったときに、岡倉天心などが出てきて、それが大事なんだと言い出したわけです。だから私も、なにか昔からの技法や伝統と呼ばれるものを変えずに守ってきたなどということはないんです」

「これからもそうした挑戦を続けていきたいと思います」

 http://www.imaemon.co.jp/ironabeshima/index.html
コメント
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